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やまとコスメ×近畿大学 産学連携のデザイン共同制作  奈良県の特産品である柿の葉や米発酵液を配合した ご当地シートマスクの“つつまし顔ver”が9月27日発売

スキンケア・ボディケア・ヘアケア等の化粧品製造を行う株式会社マックス(本社:大阪府八尾市、事業所:奈良県橿原市、代表:大野 範子)と近畿大学(大阪府東大阪市)は、産学連携でデザインを共同制作した奈良のご当地コスメ「やまとcosmetic米発酵液配合美容マスク つつまし顔ver」を、2024年9月27日(金)より奈良県内のお土産店やホテル売店、東京都内の奈良県アンテナショップ、インターネットで発売することを発表します。


本件は、マックスが奈良の観光市場の活性化を目的として奈良県、近畿大学農学部と共同で研究を行い、奈良の特産品である柿の葉や日本酒などを美容成分として配合したご当地コスメとして生み出された「やまとcosmeticシリーズ(2019年2月発売)」の中で、一番人気である米発酵液配合美容マスクの第3弾です。近畿大学経営学部商学科 金 相俊教授のゼミで観光マーケティングや旅行産業論を専攻する学生と、マスクやパッケージのデザイン、商品PRに取り組みました。



■新商品「やまとcosmetic米発酵液配合美容マスク つつまし顔ver」

<やまとコスメ×近畿大学で、マスクやパッケージのデザインを共同で制作>


やまとcosmetic米発酵液配合美容マスク つつまし顔ver


<奈良県産の配合成分>


パッケージ(共同制作)


配合成分の日本酒「大峰山(藤村酒造)」


<学生が商品撮影のモデルにも挑戦>


モデル撮影


■商品概要

やまとcosmetic米発酵液配合美容マスク つつまし顔verは、マスクを装着すると奈良の仏様のようなつつましい顔(遠慮深い態度、しとやかな顔)になれるユニークなデザインであると共に、美容成分として奈良県天理市の柿の葉(石井物産)から抽出したエキスや奈良県吉野郡の酒蔵(藤村酒造)の日本酒「大峰山」を米発酵液として配合し、お肌をしっとり潤します。

今回のマスクやパッケージデザインでは、近畿大学経営学部商学科の金 相俊教授のゼミ学生と共に観光市場やお客様の購入心理の分析を行い、モチーフとなる奈良の仏様の選考や色見、デザイン構成の決定を共同で行いました。



■産学連携の背景

マックスは創業119年(明治38年創業)の長寿企業として、これからも社会に必要とされる存在であり続けるために、“社会課題の解決の一助”が付加価値となるような化粧品の開発を目指しています。その一つが、産学官民連携で取り組み、生み出された奈良のご当地コスメ「やまとcosmeticシリーズ(2019年2月上市)」で、奈良を代表する農産物等の美容成分を複数配合することで、コスメで美しくなっていただくだけでなく、奈良の観光産業の活性化や、県産品にも興味をもっていただくことを目的としています。


この活動が2020年に総務省から「産学官による地域活性化の先行的な好事例」として選出されたことから、同年より当社のSDGsの一環(若い世代への教育と、やまとコスメの活動のPRによる地域活性)で、「ご当地コスメによる地域活性マーケティング事例」をテーマとした講義を関西圏の大学から請け負っていたところ、2022年に大阪府からの紹介で近畿大学経営学部商学科の金教授より講義開催の依頼を受け、同年7月に実施しました。その際、“観光産業から地方創生”という金教授とマックスの目指す思いが合致したことから、2023年の春より金教授のゼミ活動の一つとして、やまとcosmeticのマーケティングを協業することになり、2024年1月には「やまとcosmetic柿の葉配合ハンドジェルクリーム」を発売。更にその後も金 相俊ゼミとの連携を続けていく中で、今回の新商品開発への取り組みを行うこととなりました。



■近畿大学経営学部・金 相俊ゼミの概要

日本の各地域・地方がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続可能な社会をかたちづくること、そして魅力あふれる地方のあり方を築くこと、いわゆる「地方創生」の視点から観光ビジネスのメカニズムを解明していきます。主な活動として、地方自治体や企業の協力を得て行う、観光や地方と関連する新商品の開発、観光資源・コンテンツの開発、旅行商品の企画のほか、地域を売り込むためのマーケティング活動を行っています。フィールドワークの多くは課題解決型が中心となり、個人の知を組織の知へ発展させるための研究に取り組んでいます。


2024年度は、本件の「観光プロモーショングループ」の他に、「地域活性化グループ」「旅行商品開発グループ」「地産商品開発グループ」の4つのグループに分かれてゼミ活動を行っています。



■発売概要

発売日:2024年9月27日(金)

価格 :550円(税込)

販路 :(1)奈良県内のお土産店やホテル売店

      GOTO-CHI奈良店(近鉄奈良駅)、奈良のうまいものプラザ(JR奈良駅)、

      奈良ホテル(奈良市)、奈良銘品館 奈良公園バスターミナル店(奈良市)、

      ホテルアジール奈良(奈良市)、和空 法隆寺(斑鳩町)、等

    (2)奈良県アンテナショップ

      奈良まほろば館(東京)

    (3)インターネット

      マックス直営ショップ



■今後の活動予定

新商品PR活動として、学生と共にインフルエンサーへのサンプリングを行い、SNSでの話題化に取り組むと共に、お土産店でゼミの学生と共に販売イベントを行い、商品の周知を目指します。


【販売イベント】

日時:2024年10月5日(土)午前10時~午後15時 予定

場所:平城宮跡歴史公園・天平うまし館



■参考資料

【株式会社マックス】

1905年(明治38年)に創業の化粧品メーカーで、古くは小学校の手洗い石けんとして知られる“レモン石鹸”を多く製造し、その後、液体洗浄料や粉体の入浴剤など、新しい剤型にも取り組み、現在ではスキンケア、ボディケア、ヘアケア製品の製造販売へと幅を広げています。ほぼ全ての商品を自社製造し、その9割以上を奈良事業所で生産しています。


本社   : 〒581-0084 大阪府八尾市植松町2丁目9番29号

奈良事業所: 〒634-0831 奈良県橿原市曽我町12番4号

東京支店 : 〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-1-1 浅田ビル2階

代表   : 代表取締役社長 大野 範子

創業   : 1905年(明治38年)3月

電話   : 072-994-5050(代)

FAX    : 072-994-4531(代)

URL    : https://www.soapmax.co.jp/

事業内容 : 石けん、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、

       入浴剤、化粧水、ボディクリーム等の化粧品、

       及び医薬部外品の企画・製造販売。


【近畿大学経営学部商学科 教授 金 相俊】

学位   :博士(経済学)

専門分野 :観光マーケティング、地域創生論、旅行産業論

研究テーマ:(1)地方創生の視点から見る観光ビジネスのメカニズム

      (2)インバウンドビジネス

論文等  :旅行商品の流通構造から見るインバウンドビジネスの実態(金、2019)

      ほか多数

受賞歴  :2023グローカル観光国際学術学会最優秀論文賞(2023年)、

      優秀指導教員賞(2022年、東北亜観光学会)ほか

著書   :新版『変化する旅行ビジネス』(共著、2009、文理閣)ほか


<報道関連出演・掲載一覧>

●2023年7月11日  毎日新聞 名張市の地域活力創生会議について

●2022年10月14日 NHK「おはよう日本」 ゼミの取り組みについて

●2022年9月8日  NHK「ほっと関西」 ゼミの取り組みについて

●2020年10月21日 NHK大阪「ニュースほっと関西」

         ワーケーションが流行っている現状と背景について

●2020年7月21日  毎日放送「ミント!」

         京都でホテルの開業ラッシュが起こっている理由について

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