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リバネス研究費「&タウリン賞」の公募開始

タウリン研究の発展と若手研究者支援を促進

2024.09.24 11:00

大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂](以下、当社)は、タウリン研究の発展と若手研究者の支援を目的として、第66回リバネス研究費※「&タウリン賞」の公募を開始いたしました。

■ 研究助成の背景

タウリンはアミノ酸の一種で、生体中のほとんどすべての組織に存在し、生体機能に重要な役割を持っていると言われております。近年、タウリンの様々な効果・作用が再発見されており、特に2023年のScience誌に掲載されたタウリンの新たな機能である抗老化作用に関する研究成果は注目を集めました。
当社は80年以上にわたりタウリン研究を継続しており、アカデミアとも連携しながら、ミトコンドリアでのエネルギー産生への影響や抗疲労効果などを中心にタウリンの生理活性や作用機序の研究を進めています。さらなるタウリンのポテンシャルを引き出すべく、当社は若手研究者を支援し、それらの研究を発展させるため、第66回リバネス研究費※「&タウリン賞」の公募を開始しました。

■「&タウリン賞」概要

第66回リバネス研究費※「&タウリン賞」は、タウリンを介した生命現象・生体機能の解明に関わる
あらゆる研究を公募しています。これまでの研究テーマにタウリンを取り入れた研究も歓迎します。
「&」には、新たな視点を加えることで研究の可能性を広げてほしいという願いを込めています。

■ タウリン研究の活性化に向けた取り組み

本公募開始に先立ち、2024年8月31日に開催された「超異分野学会2024 大阪・関西大会」(株式会社リバネス主催)にて、パネルディスカッション「私たちは若返れるのか?-老化の概念を変える生物学的年齢とタウリン―」を、遺伝子の仕組みを分析するエピゲノム解析のリーディングカンパニーである株式会社Rhelixa(レリクサ)と共催しました。株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO 丸 幸弘 氏がモデレーターを務め、福井県立大学 生物資源学部 伊藤 崇志 氏、株式会社Rhelixa 代表取締役 CEO / CTO仲木 竜 氏、当社セルフメディケーション開発薬理研究室の森戸 暁久が登壇し、タウリンの抗老化に関する研究の広がりや若返るための生活習慣について議論を展開しました。

■ 今後の展望

当社は、今回開始した助成制度に加え、情報発信や研究者同士の交流促進など、様々な活動を通じて、タウリン研究をさらに発展させ、健康寿命の延伸に貢献していきます。

※リバネス研究費は、科学技術の発展と地球貢献を理念に掲げ、教育、人材、研究、創業の4分野で事業を展開する株式会社リバネスが運営する、若手研究者のための研究助成制度です。科学技術の発展と地球貢献を実現することを目指し、自らの研究に情熱を持ち独創的な研究を遂行する若手研究者を支援しています。
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