うつ病の店主が営む高知県土佐町のお菓子工房ドルチェ＆メレンダ　経営難を立て直すためクラウドファンディングを11/30まで実施！

うつ病だからこそ選んだ起業。そこで働く従業員もまたうつ病などの疾患があります。

2024.10.01 09:30

お菓子工房ドルチェ＆メレンダ

高知県土佐町で本格イタリア菓子を販売するお菓子工房ドルチェ＆メレンダ(代表：高橋由香里)は、猛暑や物価の上昇による経営難を立て直すため、CAMPFIREにてクラウドファンディングを2024年11月30日まで実施しています。

店舗写真

クラウドファンディングサイトCAMPFIRE　プロジェクトページ

https://camp-fire.jp/projects/792724/view/backers?utm_campaign=stepmailLink&utm_medium=stepmail&utm_source=success

●プロジェクト背景

代表の高橋由香里は2013年より1年間イタリアのお菓子屋さんで修行。その後、夫とイタリアンレストランを開業。2021年11月にイタリア菓子店ドルチェ＆メレンダをオープン。

地域の食材を使いながら、イタリア本場の味を提供すべく奮闘しています。しかし、この夏の猛暑や物価の上昇などからお客様が減っており、経営難に陥っています。自然が豊かで人も温かいこの町土佐町でお菓子屋を続けたい、その思いからクラウドファンディングに挑戦しています。

●特徴

従業員は全員精神疾患を患っています。

私自身もうつ病を患っています。パートで仕事をしたこともありましたが、毎日同じ時間に出勤するのが難しかったりしたため長続きしませんでした。そこで「自分の時間で仕事が出来る起業をしよう」と思い、お菓子工房ドルチェ＆メレンダをオープンしました。従業員は同じうつ病などを患っている人です。パート勤務のときに働きにくさを感じていたので、ゆるくしんどいときは休む、遅れてきてもOK、早く帰ってもOKという働き方で続けてもらっています。

●素材にこだわっています

高知県産の小麦を使ったイタリア菓子や、隣町である本山町産の生姜を使ったジンジャーシロップが人気です。高知県というとお米を連想する人が多く、小麦を連想する人は少ないかもしれません。しかし、お菓子作りにあう小麦にたどり着きました。ほろっとさくっとした口の中でほどけるような食感のお菓子になりました。日本では聞きなれないズブリゾローナやバチディダマなどイタリアの地方菓子も積極的に取り入れています。ジンジャーシロップは生姜をたっぷり使い、生姜の辛みをレモンの酸味が相まって濃厚でピリッと辛い大人味なシロップになりました。