ユニ・チャームと王子ネピアが連携し 使用済み紙パンツの資源循環を推進 ~対象商品に「RefF(リーフ)」マークを搭載~
2024.10.01 11:00
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、王子ネピア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森平 高行/以下:王子ネピア)が2024年10月1日より九州エリアで発売する「ネピア ネピネピ トイレットロール 2倍巻 12ロール RefF シングル/ダブル」の生産において、当社の使用済紙パンツの水平リサイクルプロジェクト「RefF」に参画したことをお知らせします。本商品は、当社が回収した使用済み紙パンツ(紙おむつ)から生成した固形燃料(RPF)から発電した電力を使用して生産されており、パッケージには「RefF」マークが表示されます。
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■RefF(リーフ)プロジェクトでの連携に向けた両社社長コメント
<ユニ・チャーム株式会社 代表取締役 社長執行役員 高原 豪久>
当社は、使用済み紙パンツ(紙おむつ)を再利用するリサイクル活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。このたび、王子ネピア株式会社と共に、使用済み紙パンツ(紙おむつ)から生成したRPFを活用した取り組みを開始できることを大変喜ばしく思います。この連携は、私たちが共に環境課題に取り組む重要な一歩であり、今後も多くの自治体様や企業様と協力して、循環型社会の推進に貢献してまいります。
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<王子ネピア株式会社 代表取締役社長 森平 高行氏>
紙おむつのリサイクルは、現代社会が直面する重要な課題であり、多くの自治体や企業の連携が不可欠です。このたび、ユニ・チャーム株式会社の協力のもと、RefF(リーフ)プロジェクトに参画することとなりました。日常生活で誰もが使用するトイレットロールを通じたリサイクルの取り組みによって、環境問題への意識向上の一助となることを期待しております。当社は、今後も、森林保全をはじめとする環境課題に対して、企業としての責務を深く認識し、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。
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■取り組みの背景
近年、環境保護への意識が世界的に高まる中、使用済み紙パンツ(紙おむつ)の廃棄がもたらす環境負荷が大きな社会課題となっています。当社は、この課題に対し、使用済みの紙パンツ(紙おむつ)から取り出した「再生パルプ」を使用したリサイクル活動を既に実施しており、紙おむつを単なる廃棄物ではなく、貴重な資源として再利用する取り組みを進めています。一方、王子ネピアも、「人と地球に、ここちいい。」のスローガンのもと、紙おむつをはじめとするふだんの暮らしに寄り添う商品を展開し、地球環境を守る活動をしています。
そこでこのたび、両社の環境に対する共通の志を基にした連携により、当社が取り組む「RefFプロジェクト」において、王子ネピアのトイレットロールの生産に使用済み紙パンツ(紙おむつ)から生成した固形燃料(RPF)を活用することとなりました。
■RefF(リーフ)について
「Recycle for the Future」の頭文字をとったもので、ユニ・チャームが展開する水平リサイクルのブランド名です。当社は持続可能な社会の実現に貢献するべく「使用済みの紙パンツを捨てないみらい」に向けてリサイクルに取り組んでいます。
■取り組みの概要
<ステップ1:ユニ・チャーム>
・当社は、鹿児島県志布志市・大崎町と連携し、使用済み紙パンツ(紙おむつ)を回収します。
<ステップ2:ユニ・チャーム>
・当社のオゾン処理技術を用いて、使用済み紙パンツを「パルプ」「固形燃料(RPF)」「高分子吸収材」の3つの原料に再生・生成します。
<ステップ3:王子ネピア>
・王子ネピアは、再生された固形燃料(RPF)を利用して発電した電力を使って「ネピネピ トイレットロール」の生産を行います。
<ステップ4:王子ネピア>
・固形燃料(RPF)の使用量と、それによって生産されるトイレットロールの量は、クレジット方式で厳密に管理されます。
<ステップ5:王子ネピア>
・固形燃料(RPF)を利用して生産された商品のパッケージには、「RefF」マークが表記され、出荷されます。
「ネピネピ トイレットロール」におけるリサイクルの流れ
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■関連サイト
ユニ・チャームとネピアのRefF(リーフ)プロジェクト 特設サイト
https://e-nepia.com/learn/reff2406.html
『RefF(リーフ)』ブランドサイト
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/reff.html
今できるサステナブルを!『えらぶ つかう めぐらせる』サイト
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/ghg.html
■使用済み紙パンツの資源循環を推進する活動を通じて貢献する「SDGs 17の目標」
本取り組みは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えています。
3. すべての人に健康と福祉を 12. つくる責任 つかう責任
15. 陸の豊かさも守ろう
これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。
■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー
社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売
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