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高校化学グランドコンテスト 10月26日(土)、27日(日)最終選考会開催  全国・海外から102チームが参加  上位入賞チームを海外に派遣

2024.10.01 13:00

芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田純)は、10月26日(土)、27日(日)に高校化学グランドコンテストの最終選考会を豊洲キャンパスで開催します。本コンテストは、芝浦工業大学が2023年度に大阪公立大学から引き継ぎ主催しています。第19回を迎える今年度は、全国から66校99チームの応募があり、海外からの招聘3チームと併せて102チーム、約450名が最終選考会に臨みます。

10月26日(土)には全体でのポスター発表が、10月27日(日)には第一次審査で上位10位以内に入ったチームによる口頭発表と尾嶋正治東京大学名誉教授による特別講演が行われます。また、海外招聘校として、台湾から2校、シンガポールから1校が来日し、口頭発表を行います。最終選考会の審査は巽和行名古屋大学名誉教授をはじめとする全国10大学の化学を専門とする教授陣によって行われます。そして、口頭発表チームの中から特に優れた発表に対して、グランド・アワード(文部科学大臣賞、化学未来賞、化学技術賞)が贈られます。グランド・アワード受賞チームは、芝浦工業大学により海外の国際フォーラム※に推薦・派遣されます。


※シンガポールで行われるサイエンスフェア「16th International Science Youth Forum @Singapore 2024 (ISYF)」

または台湾のサイエンスフェア「Taiwan International Science Fair(TISF)2024」



【昨年の様子】


ポスター発表

口頭発表

全体写真

表彰式


【高校化学グランドコンテスト 最終選考会】

2024年10月26日(土) ポスター発表

2024年10月27日(日) 口頭発表(※1)、特別講演(※2)、表彰式

会場:芝浦工業大学豊洲キャンパス(東京都江東区豊洲3-7-5)


※1 口頭発表 タイトル並びに学校名

OP-01:暑い!そうだ、CO2をあつめよう

学校法人静岡理工科大学 静岡北高等学校 (静岡県) 科学部水質班


OP-02:凝集誘起発光特性を有するジベンゾイルメタンフッ化ホウ素錯体の新規合成と蛍光特性評価

長野県諏訪清陵高等学校 (長野県) 化学部


OP-03:架橋ポリグルタミン酸の金属イオンの吸着能力について

滋賀県立虎姫高等学校 (滋賀県) 究理IIS化学ゼミ


OP-04:ホウ素ケージド技術による細胞機能の光制御

広尾学園高等学校 (東京都)


OP-05:アラニナト銅水溶液中に生じた赤色薄膜の物質同定と生成過程の解明

福島県立会津学鳳高等学校 (福島県) SSH探求部


OP-06:Na2CO3を用いた輝安鉱(Sb2S3)の水熱合成 ~市之川産輝安鉱の謎を探る~

愛媛県立西条高等学校 (愛媛県) 科学部


OP-07:水酸化鉄(III)コロイド生成におけるガラス着色の研究

宮城県仙台第三高等学校 (宮城県) 自然科学部化学班


OP-08:疑似濃淡電池の反応機構の解明

静岡県立清水東高等学校 (静岡県) 自然科学部化学班


OP-09:ウグイスの粉を使ったフラーレン水分散液の調製

奈良県立西和清陵高等学校 (奈良県) サイエンスチーム


OP-10:二酸化炭素吸収ボールMBRの開発

長野県飯山高等学校 (長野県) 自然科学部MBR班


※2 特別講演

タイトル:科学技術の歴史と技術ルネサンスへの道~化学は錬金術?~

講師  :尾嶋正治先生(東京大学名誉教授)



高校化学グランドコンテストとは…全国の高校生および高等専門学校生(3年生以下)が行っている「学習研究活動」を支援し、高校生の自主的な探究活動を通して彼らの科学的な創造力を培い、将来、科学分野で活躍できる人材へと成長するきっかけを与えることを念頭に置いて行っている教育支援プログラムです。2004年から大阪市立大学を中心に実施してきましたが、コロナ禍を経て、2023年度からは芝浦工業大学の主催となり、さらなる発展を目指しています。


高校化学グランドコンテスト 特設サイト

特設サイトでは新着情報、応募概要、各賞や審査員などについて紹介しています。

https://www.s-gracon.jp/



特別協賛企業:第一三共株式会社、長瀬産業株式会社、DIC株式会社、

       日本ゼオン株式会社、株式会社IHI、株式会社資生堂

協賛企業  :株式会社日本触媒、文珠システム株式会社、

       日本製紙クレシア株式会社、三井化学株式会社、

       一般財団法人化学物質評価研究機構、メルク株式会社、

       株式会社巴川コーポレーション、HPCシステムズ株式会社、

       サカタインクス株式会社、一般社団法人化学情報協会、

       オルガノ株式会社、月島環境エンジニアリング株式会社、

       日本フイルコン株式会社、住友ベークライト株式会社、

       JSR株式会社、Royal Society of Chemistry

特別協力  :株式会社朝日新聞

協力企業  :株式会社遊タイム出版、シュプリンガーネイチャー、

       株式会社化学同人、株式会社東京化学同人、Chem-Station

後援    :文部科学省・大阪公立大学・日本化学会・化学工学会・

       高等学校文化連盟全国自然科学専門部



■芝浦工業大学とは

工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科

https://www.shibaura-it.ac.jp/

理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。東京都(豊洲)と埼玉県(大宮)に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行。2025年にデザイン工学部、2026年にはシステム理工学部で教育体制を再編し、新しい理工学教育のあり方を追求していきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。

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