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リスクモンスターの「決算書AI-OCR」技術が特許取得! 企業取引を支える財務分析の革新技術

法人向けクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一)は、当社が提供する「決算書分析システム」に関連するAI-OCR技術の特許を取得したことをお知らせします。


AI-OCR技術の特許取得


■開発の背景

決算書のフォーマットは勘定科目の位置や金額等の列数が企業によって異なり、そのパターンが多岐にわたります。そのため、従来のOCR(光学文字認識)技術では、画像データを読み取った後、適切な勘定科目や対応する金額の紐づけが難しいという課題がありました。また、画像の質が悪い場合や文字が小さい場合、読み取り精度が低下し、手入力による時間や手間が増える問題を抱えています。

リスクモンスターでは、こうした作業ロスから企業担当者を解放し、財務分析や取引判断をスピーディーにすべく、「決算書AI-OCR」技術とそれを搭載した「決算書分析システム」を開発してまいりました。



■特許の概要

本特許技術は、上記課題に対応するために開発された「決算書の画像読み取りと、適切な勘定科目及びそれに紐づく金額を自動で出力する」プログラムです。


(1) 文字の読み取り精度向上

独自技術により決算書画像データの歪みを補正し、背景ノイズを取り除くことで、文字を明瞭化し、OCRの読み取り精度を大幅に向上させました。

(2) 高精度な勘定科目の自動選定

決算書のフォーマットを分析し、事前に登録された勘定科目と照合しながら、最も近いものを高精度で自動選定します。勘定科目の記載エリアに応じて、突合科目を動的に変更できるようになっています。

(3) ユーザーによる修正機能

多様な決算書フォーマットに対応し、勘定科目を正確に出力するだけでなく、必要に応じてユーザーが簡単に修正できるインターフェースも提供しています。


決算書データの角度補正イメージ及び勘定科目の突合イメージ


■今後の展望

リスクモンスターの「決算書分析システム」はリリースから4年が経過し、対応可能なフォーマットの種類も増加しています。現在、読み取り精度は95%に達しており、さらなる精度向上に向けて開発を続けています。この特許取得は、企業取引に欠かせない財務分析業務を効率化し、日本の企業成長を支える大きな一歩となります。今後も、より多くのお客様にご利用いただけるよう、技術革新に努めてまいります。



■特許登録情報

特許番号 :特許第7558730号

発明の名称:情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

特許権者 :リスクモンスター株式会社

登録日  :2024年9月20日



■リスクモンスターの「決算書分析システム」製品情報

サービスページ

https://www.riskmonster.co.jp/service/financial-statements/

決算書分析システムの出力帳票サンプルを含む関連資料

https://www.riskmonster.co.jp/form/inquire/financial-statements/index



■リスクモンスターの概要(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:3768)

2000年より与信管理業務のアウトソーシング・クラウドサービス事業を開始以来、法人会員向けビジネスを要として、教育関連事業やビジネスポータル事業、BPOサービス事業、海外事業にサービス分野を拡大し、包括的な戦略で事業を展開。グループの会員数は、2024年6月末時点で14,097(内、与信管理サービス等7,621、ビジネスポータルサイト等3,054、教育事業等2,943、その他479)。


会社名   : リスクモンスター株式会社

        (英名:Riskmonster.com)

代表者   : 代表取締役社長 藤本 太一

所在地   : 〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目16番5号 RMGビル

設立    : 2000年9月

資本金   : 1,188,168,391円(2024年3月末時点)

ホームページ: https://www.riskmonster.co.jp/

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