京セラギャラリー2024年秋期特別展 「嵯峨美の森」の開催
在学生・卒業生・教員の計15名による作品約30点を展示
2024.10.21 10:15
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫)と嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学(学長:佐々木 正子)は、社会貢献活動の一環として開設している京セラギャラリー(京都市伏見区、京セラ本社ビル1階)において、2024年11月8日(金)から12月14日(土)まで、2024年秋期特別展「嵯峨美の森」を開催しますので、お知らせします。
本展は、若手作家たちの才能を支援し、新たな創造の場を提供するために京セラ株式会社と嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学が協力して実現しました。
同大学の在学生、卒業生、そして日野田 崇氏をはじめとする現在、作家としても活躍している教員ら15名による絵画や立体造形など、約30点の多彩な作品を展示します。
展示タイトル「嵯峨美の森」は、同大学の企画担当者らが京セラ本社ビル2階にある京セラファインセラミック館を訪れた際、さまざまな製品に触れることで感じた「発明の森」に迷い込んだかのような衝撃を、芸術で表現したいとの思いから生まれました。
ギャラリー内の照度を暗めに調整し、作品の配置に意図的に高低差を付けたり、物陰に隠れるような場所にするなど工夫を凝らすことで、鑑賞者が能動的に作品と向き合い、まるで森の中を探索するかのような、作品の世界に没入できる空間を作り上げました。
ぜひ、この特別な「森」に足を踏み入れ、驚きと発見に満ちた時間をお過ごしください。
展示イメージ
■ 主な展示作品
岩絵具などの伝統的な技法を用いた日本画、荒々しい筆致で自由に描かれた油画、イラストのような版画やアニメの世界から飛び出したような立体造形など、さまざまな ジャンルの作品を一度にご覧いただけます。
<日本画>
作 者:大西 佑奈(2023年度 嵯峨美術大学大学院修了)
題 名:「秘密」
制作年:2021
<油画>
作 者:北澤 観世(嵯峨美術大学 芸術学部 造形学科4年次生)
題 名:「spot/空振り」
制作年:2024
<版画>
作 者:平良 菫(2021年度 嵯峨美術大学卒業)
題 名:「Line with the purpose(部分)」
制作年:2022
<立体造形>
作 者:日野田 崇(嵯峨美術大学 芸術学部 造形学科 複合領域 教授)
題 名:「地軸のずれる音」
制作年:2019
撮 影:福永 一夫
■ 展示概要
展 名 |
京セラギャラリー2024年秋期特別展「嵯峨美の森」 |
会 場 |
京セラ株式会社 本社ビル1階 京セラギャラリー (住所:京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地) |
会 期 |
2024年11月8日(金)から12月14日(土) ※ 休館日:日曜日 ※ 会期中は、休館日を除き2階ファインセラミック館を開館しています。 |
開館時間 |
午前10時~午後5時 ※ 最終入館は午後4時30分 |
入 館 料 |
無料 ※個人見学は予約不要。10名以上の団体の場合は事前予約制 https://contact.kyocera.co.jp/inquiry/ja/museum/input.html |
主 催 |
京セラ株式会社、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学 |
共 催 |
京都市 |
後 援 |
京都新聞、KBS京都 |
企 画 |
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学 嵯峨芸術センター |
■ 嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学について
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学は1971年に大覚寺を母体に、歴史ある神社や仏閣、街道にめぐまれた嵯峨・嵐山の地において前身の嵯峨美術短期大学として開学しました。以来、半世紀にわたり美術教育を専門に、幾度かの教育変遷や校名変更を経て、現在は四年制大学、大学院、短期大学を合わせ、約1,100人の学生が学んでいます。
ファインアートである日本画・油画・版画・立体造形から、グラフィックデザイン・イラストレーション・キャラクターデザインなどのデザイン系、そしてポップカルチャーであるマンガ、コミックアートまでさまざまな学びを領域として用意した、視覚芸術に特化した美術大学です。