英Coltテクノロジーサービス、将来を見据え米国での新しいインフラを構築、 顧客企業のグローバルな成長計画を支援
―光ファイバー・ネットワークが、Coltの海底ケーブル陸揚げ局と米東海岸のデータセンターを接続、世界で最も人気の高いデータ・トラフィック経路の1つを強化――
2024.10.18 13:00
注:本リリースは英国において2024年10 月17日(木)に発表されたリリースの日本語抄訳版です。
英国ロンドン10月17日発– デジタル・インフラストラクチャ企業であるColtテクノロジーサービス(本社:英国ロンドン、代表:ケリー・ギルダー(Ms. Keri Gilder), CEO、以下Colt)は本日、米国において、海底ケーブルの陸揚げ局と東海岸のデータセンターを接続する強力な低遅延光ファイバー・ネットワークを構築中であることを発表しました。この構築は、世界で最も人気の高い貿易ルートであり、データ・トラフィック量も世界で最も多いルートである北米とヨーロッパ間の接続性を高めることで成長を促進しようとする企業からの需要に対応するものです。
この新たなバックホール*インフラは、Coltの北米における存在感を深め、安全で大容量な大西洋横断の海底ケーブル・ネットワークへの戦略的投資の一環となるものです。
*バックホール;通信事業者が保有する回線網において、ユーザーに近い末端のアクセス回線と、基幹通信網(バックボーン回線)とを繋ぐネットワーク
Coltは、ヨーロッパと米国を結ぶ5つの海底ケーブルを所有しており、これらのケーブルが海岸に到達する米国の2つのケーブル陸揚げ局を所有しています。ケーブル陸揚げ局から東海岸のサード・パーティ所有のデータセンター間に構築されたデジタル・インフラストラクチャにより、Coltの顧客企業は膨大な容量、より高い価値、より優れた顧客体験、そして安心感を得ることができます。何故ならColtの顧客企業は、大西洋横断のエンド・ツー・エンド・ネットワークプロバイダとしてColtを選択出来るからです。
この建設プロジェクトの第1段階は完了し、3本の海底ケーブルが陸揚げされているニューヨーク州ロング・アイランドと、ニューヨーク市ハドソン・ストリート、及び8番街のデータセンター・ハブを結ぶサービスが完全に稼働しています。これから来年半ばまでの間に、当ルートはサービス提供の準備が整います。
英Coltテクノロジーサービス社の最高事業責任者(Chief Commercial Officer)であるアネット・マーフィー氏(Ms. Annette Murphy)は次のように述べています。
「当社のお客様は成長の可能性を高める為に海外市場に目を向けており、大西洋ルートはそのようなお客様に取りエキサイティングで新たな機会をもたらします。米国に独自のデジタル・インフラストラクチャを構築し、当社の素晴らしい海底ネットワークを東海岸のデータセンターに接続する事で、これらの顧客企業が成長目標を達成し、将来に備えることを支援します。顧客企業は、弊社が真に配慮しているパートナーであることを知っています。」
海底ケーブルに関する5つの事実:
· 海底ケーブルは、Coltの資産であるイエロー(Yellow, 別名:アトランティック・クロッシング2(Atlantic Crossing 2)またはAC-2)やグレース・ホッパー(Grace Hopper)といった名称で区別されています。イエローは、ビートルズの「イエロー・サブマリン」にちなんで、元の所有者が名付けました。一方、グレース・ホッパー・ケーブルは、米国のコンピュータ科学のパイオニアであるグレース・ブリュースター・マレー・ホッパー(Grace Brewster Murray Hopper)にちなんで名付けられました。Coltのその他の大西洋横断ファイバー資産には、アポロ・サウス(Apollo South)、アトランティック・クロッシング1(Atlantic Crossing-1(AC-1))、及びデュナン(Dunant)という名称のケーブルがあります。
• 光ファイバー・ケーブルは髪の毛ほどの細さで、庭用ホース程の太さの海底ケーブルに収められています。
• レーザーは、中継器(リピーター**)と呼ばれる技術に到達するまで、海底ケーブルに沿ってデータを送信します。中継器は、データを効果的に再活性化し、次の中継器に到達するまで信号を強化します。これは、ネットワークの長さに沿って行われ、ケーブル陸揚げ局で「着陸」します。
** リピータ[repeater]とはネットワークにおいて、伝送信号を中継する装置のこと。 電気信号をそのまま送るのではなく、信号増幅や波形整形を行って中継するため、伝送距離を伸ばすことができる。
• ケーブルの各ファイバーペアは、ケーブル技術と耐用年数に応じて、最大20Tbit/s(毎秒テラビット)まで処理可能です。
• ·ケーブルには地震活動を測定する装置を取り付けることが出来ます。
• 大西洋横断ケーブルは通常6000kmの長さですが、一部のケーブルには、山岳地帯や起伏を埋める為に、更に175kmの長さが追加されています。
米LumenテクノロジーズのEMEA事業(欧州、中東、アフリカ事業)買収後、ColtのEMEA地域と米国間の海底ケーブルシステムは、5つの大西洋横断海底ケーブルと4つの欧州域内海底ケーブル、12のケーブル陸揚げ局で構成されています。
同社は世界最大のピアリング・ネットワーク***であるAS3356を共同所有しており、ヨーロッパ最大のオンラインB2Bデジタル・インフラストラクチャ企業です。
***:ピアリング・ネットワークとは、異なるインターネットサービスプロバイダー(ISP)やネットワークオペレーターが、お互いのネットワーク間でトラフィックを直接交換する接続形態。ピアリングすることで、双方のネットワークは相互に結ばれ、トラフィックの効率が向上する。
***
Coltについて;
Coltは、顧客企業のビジネスを成功に導く、「想像を超えたつながり(Extraordinary Connections)」を提供する、グローバルなデジタル・インフラ提供企業です。
優秀な人材と同じ志を持つパートナーに支えられ、デジタル・ユニバースの力をどこでも、いつでも、そしてあらゆる方法でお客様に届けるという目的を持って行動しています。
1992年にロンドンで創業、’City of London (Telecommunications)‘の伝統と共に成長し、今では世界40カ国、80オフィスに従業員6,000人を抱える企業となっています。
Coltの顧客は、ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカ、北米最大のビジネス拠点にまたがる230都市32,000の商用ビル、50以上のメトロポリタン・エリア・ネットワーク、250以上のPoP(アクセスポイント)を接続する広範なデジタル・インフラストラクチャから恩恵を得ています。
株式非公開企業であるColtは、最も財務健全性の高い企業の一社でもあります。
Coltは業界を牽引する優れた顧客体験の提供に注力し、顧客企業の革新を、自身の価値観や顧客企業、パートナー、人類、及び地球への責任を以て支援します。
詳細については、www.colt.net/ja/をご覧ください。
英国ロンドン10月17日発– デジタル・インフラストラクチャ企業であるColtテクノロジーサービス(本社:英国ロンドン、代表:ケリー・ギルダー(Ms. Keri Gilder), CEO、以下Colt)は本日、米国において、海底ケーブルの陸揚げ局と東海岸のデータセンターを接続する強力な低遅延光ファイバー・ネットワークを構築中であることを発表しました。この構築は、世界で最も人気の高い貿易ルートであり、データ・トラフィック量も世界で最も多いルートである北米とヨーロッパ間の接続性を高めることで成長を促進しようとする企業からの需要に対応するものです。
この新たなバックホール*インフラは、Coltの北米における存在感を深め、安全で大容量な大西洋横断の海底ケーブル・ネットワークへの戦略的投資の一環となるものです。
*バックホール;通信事業者が保有する回線網において、ユーザーに近い末端のアクセス回線と、基幹通信網(バックボーン回線)とを繋ぐネットワーク
Coltは、ヨーロッパと米国を結ぶ5つの海底ケーブルを所有しており、これらのケーブルが海岸に到達する米国の2つのケーブル陸揚げ局を所有しています。ケーブル陸揚げ局から東海岸のサード・パーティ所有のデータセンター間に構築されたデジタル・インフラストラクチャにより、Coltの顧客企業は膨大な容量、より高い価値、より優れた顧客体験、そして安心感を得ることができます。何故ならColtの顧客企業は、大西洋横断のエンド・ツー・エンド・ネットワークプロバイダとしてColtを選択出来るからです。
この建設プロジェクトの第1段階は完了し、3本の海底ケーブルが陸揚げされているニューヨーク州ロング・アイランドと、ニューヨーク市ハドソン・ストリート、及び8番街のデータセンター・ハブを結ぶサービスが完全に稼働しています。これから来年半ばまでの間に、当ルートはサービス提供の準備が整います。
英Coltテクノロジーサービス社の最高事業責任者(Chief Commercial Officer)であるアネット・マーフィー氏(Ms. Annette Murphy)は次のように述べています。
「当社のお客様は成長の可能性を高める為に海外市場に目を向けており、大西洋ルートはそのようなお客様に取りエキサイティングで新たな機会をもたらします。米国に独自のデジタル・インフラストラクチャを構築し、当社の素晴らしい海底ネットワークを東海岸のデータセンターに接続する事で、これらの顧客企業が成長目標を達成し、将来に備えることを支援します。顧客企業は、弊社が真に配慮しているパートナーであることを知っています。」
海底ケーブルに関する5つの事実:
· 海底ケーブルは、Coltの資産であるイエロー(Yellow, 別名:アトランティック・クロッシング2(Atlantic Crossing 2)またはAC-2)やグレース・ホッパー(Grace Hopper)といった名称で区別されています。イエローは、ビートルズの「イエロー・サブマリン」にちなんで、元の所有者が名付けました。一方、グレース・ホッパー・ケーブルは、米国のコンピュータ科学のパイオニアであるグレース・ブリュースター・マレー・ホッパー(Grace Brewster Murray Hopper)にちなんで名付けられました。Coltのその他の大西洋横断ファイバー資産には、アポロ・サウス(Apollo South)、アトランティック・クロッシング1(Atlantic Crossing-1(AC-1))、及びデュナン(Dunant)という名称のケーブルがあります。
• 光ファイバー・ケーブルは髪の毛ほどの細さで、庭用ホース程の太さの海底ケーブルに収められています。
• レーザーは、中継器(リピーター**)と呼ばれる技術に到達するまで、海底ケーブルに沿ってデータを送信します。中継器は、データを効果的に再活性化し、次の中継器に到達するまで信号を強化します。これは、ネットワークの長さに沿って行われ、ケーブル陸揚げ局で「着陸」します。
** リピータ[repeater]とはネットワークにおいて、伝送信号を中継する装置のこと。 電気信号をそのまま送るのではなく、信号増幅や波形整形を行って中継するため、伝送距離を伸ばすことができる。
• ケーブルの各ファイバーペアは、ケーブル技術と耐用年数に応じて、最大20Tbit/s(毎秒テラビット)まで処理可能です。
• ·ケーブルには地震活動を測定する装置を取り付けることが出来ます。
• 大西洋横断ケーブルは通常6000kmの長さですが、一部のケーブルには、山岳地帯や起伏を埋める為に、更に175kmの長さが追加されています。
米LumenテクノロジーズのEMEA事業(欧州、中東、アフリカ事業)買収後、ColtのEMEA地域と米国間の海底ケーブルシステムは、5つの大西洋横断海底ケーブルと4つの欧州域内海底ケーブル、12のケーブル陸揚げ局で構成されています。
同社は世界最大のピアリング・ネットワーク***であるAS3356を共同所有しており、ヨーロッパ最大のオンラインB2Bデジタル・インフラストラクチャ企業です。
***:ピアリング・ネットワークとは、異なるインターネットサービスプロバイダー(ISP)やネットワークオペレーターが、お互いのネットワーク間でトラフィックを直接交換する接続形態。ピアリングすることで、双方のネットワークは相互に結ばれ、トラフィックの効率が向上する。
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Coltについて;
Coltは、顧客企業のビジネスを成功に導く、「想像を超えたつながり(Extraordinary Connections)」を提供する、グローバルなデジタル・インフラ提供企業です。
優秀な人材と同じ志を持つパートナーに支えられ、デジタル・ユニバースの力をどこでも、いつでも、そしてあらゆる方法でお客様に届けるという目的を持って行動しています。
1992年にロンドンで創業、’City of London (Telecommunications)‘の伝統と共に成長し、今では世界40カ国、80オフィスに従業員6,000人を抱える企業となっています。
Coltの顧客は、ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカ、北米最大のビジネス拠点にまたがる230都市32,000の商用ビル、50以上のメトロポリタン・エリア・ネットワーク、250以上のPoP(アクセスポイント)を接続する広範なデジタル・インフラストラクチャから恩恵を得ています。
株式非公開企業であるColtは、最も財務健全性の高い企業の一社でもあります。
Coltは業界を牽引する優れた顧客体験の提供に注力し、顧客企業の革新を、自身の価値観や顧客企業、パートナー、人類、及び地球への責任を以て支援します。
詳細については、www.colt.net/ja/をご覧ください。
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