室龍太 、清水一輝らがたくさんの思いを乗せて届ける 舞台『オサエロ -2024-』
清水一輝がプロデュースする「一騎討ちProject」の舞台プロジェクト第7弾として、戦争をテーマにした『オサエロ -2024-』が2024年10月30日に開幕した。本作は「一騎討ちProject」第1弾公演であり、清水にとっても思い入れがある作品だという。作・演出を藤森一朗が務め、室龍太 、清水一輝をはじめとする個性豊かなキャスト陣が顔を揃えた。
<前向きになれるような力を届けたい>
ゲネプロ前の囲み取材には室龍太・清水一輝が登壇。
室は「稽古の中で皆さんと試行錯誤しながら素敵な作品を作れたと思います。お客様に楽しんでもらえるように精一杯務めたいと思っています」と挨拶し、清水は「7年ぶりに『オサエロ』をプロデュースしました。僕も戦争を経験していないので安易なことは言えませんが、この作品から前向きなパワーをもらいました。観てくれたお客様が劇場を出た瞬間から強く生きていける力になるような作品なので、精一杯届けたいと思います」と初日を前にした思いを語る。
また、室は戦争をテーマとした作品に出演するのは初めてだということで「挑戦してみたいという思いで出演を決めました。身近ではないと思っていたことが今では身近な話になっている。この作品をきっかけに、戦争の話を少しでも知っていただけたらと思っています」と呼びかけた。
兵庫県での公演は清水の母校である私立神港学園高等学校の100周年記念芸術鑑賞会での上演依頼を受けて再演を決定した。清水は「10年前に参加したこの作品を自分が生まれ育った関西に届けたいという思いでプロデュースを始めました。再びお届けできることが嬉しいですし、室くんも話したように戦争が身近な世の中になっているので身が引き締まる思いです。僕自身、高校の頃は将来に不安を抱いていました。同じような思いを抱える若者に、前向きな思いを届けられたらと思います」と意気込む。
ともに関西出身の2人。稽古場の様子を聞かれると、清水が「戦争という題材もあり、最初は緊張感がありました。でも、室くんが稽古場を和ませてくれました。特に特攻隊員のキャストの仲が深まったと思っています」と話し、室が「そうなんです」と頷く。「特攻隊員役のキャストさんが気さくな方ばかり。もちろんそこだけではなく全員で頑張るぞという思いがありました。全員愉快ですし、関西出身の方が多いこともあって居心地の良い現場でした」と笑顔で振り返る。
最後に、公演を楽しみにしている方に向けて清水が「一騎討ちProjectは、ただ楽しいだけじゃなく、お客様が前向きに生きるきっかけになるようなものを企画しています。『オサエロ -2024-』、7年前よりパワーアップしたものを届けられると思います」と自信を語り、室は「忘れてはいけない歴史を伝えられるように僕らも精一杯お届けしたいです。この時代があって今があると思います。全部受け止めろというわけじゃなく、少しでも関心を持ってもらえるように精一杯務めます」と締め括った。
<悲しいだけでなく前向きなパワーももらえる作品>
物語は、小佐野という女性が祖母の探している人を見つけだしたシーンからスタート。家族すら知らない過去を聞かれた尋ね人・中原の回想という形で、特攻隊員たちの生き様と本音が描き出されていく。
「戦争」というテーマに、重い話を連想する方も多いだろう。実際に、シビアな状況や軍上層部への不満、いつ特攻を命じられるかわからない不安など、シリアスな面も描かれる。だが、現代の友人同士となんら変わらない友情や悪ふざけ、不器用な恋模様など、思わず笑ってしまう和やかな場面も。
室と清水は幼馴染に対する信頼と複雑な感情を絶妙な距離感で描く。そこに同じく幼馴染の夏子を演じる瀧野が加わり、微笑ましくもどかしい三角関係を丁寧に見せてくれた。
特攻隊員たちと隊長、彼らの世話をする姉妹にも、家族への思い、恋、戦争や特攻に対する考えといったそれぞれのドラマがあり、一人ひとりに感情移入してしまう。また、特攻隊員たちを見張る憲兵たちも、憎たらしい態度の中に人間らしい情を滲ませる場面が。重く苦しいシーンと明るく楽しいシーンの緩急によって、平和の尊さ、普通の人たちが死を覚悟して戦いに赴かなければならない残酷さが際立っている。
一方で、年上の隊員が若者に投げかけるあたたかい言葉、隊員たちが日本の未来に対する夢を膨らませる様子からは優しさや希望も感じられる。「特攻隊」という悲しい歴史を扱っている物語だが、それだけではないメッセージを受け取ることができるはずだ。室と清水が囲み取材で語ったように、戦争が身近になっている現在だからこそ多くのことを感じ、明日に向かう勇気やエネルギーをもらえるだろう本作を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
本作は11月4日(月休)までこくみん共済coopホール/スペース・ゼロで上演された後、11⽉14⽇(木)に神戸新聞松方ホールでも公演が行われる。
<前向きになれるような力を届けたい>
ゲネプロ前の囲み取材には室龍太・清水一輝が登壇。
室は「稽古の中で皆さんと試行錯誤しながら素敵な作品を作れたと思います。お客様に楽しんでもらえるように精一杯務めたいと思っています」と挨拶し、清水は「7年ぶりに『オサエロ』をプロデュースしました。僕も戦争を経験していないので安易なことは言えませんが、この作品から前向きなパワーをもらいました。観てくれたお客様が劇場を出た瞬間から強く生きていける力になるような作品なので、精一杯届けたいと思います」と初日を前にした思いを語る。
また、室は戦争をテーマとした作品に出演するのは初めてだということで「挑戦してみたいという思いで出演を決めました。身近ではないと思っていたことが今では身近な話になっている。この作品をきっかけに、戦争の話を少しでも知っていただけたらと思っています」と呼びかけた。
兵庫県での公演は清水の母校である私立神港学園高等学校の100周年記念芸術鑑賞会での上演依頼を受けて再演を決定した。清水は「10年前に参加したこの作品を自分が生まれ育った関西に届けたいという思いでプロデュースを始めました。再びお届けできることが嬉しいですし、室くんも話したように戦争が身近な世の中になっているので身が引き締まる思いです。僕自身、高校の頃は将来に不安を抱いていました。同じような思いを抱える若者に、前向きな思いを届けられたらと思います」と意気込む。
ともに関西出身の2人。稽古場の様子を聞かれると、清水が「戦争という題材もあり、最初は緊張感がありました。でも、室くんが稽古場を和ませてくれました。特に特攻隊員のキャストの仲が深まったと思っています」と話し、室が「そうなんです」と頷く。「特攻隊員役のキャストさんが気さくな方ばかり。もちろんそこだけではなく全員で頑張るぞという思いがありました。全員愉快ですし、関西出身の方が多いこともあって居心地の良い現場でした」と笑顔で振り返る。
最後に、公演を楽しみにしている方に向けて清水が「一騎討ちProjectは、ただ楽しいだけじゃなく、お客様が前向きに生きるきっかけになるようなものを企画しています。『オサエロ -2024-』、7年前よりパワーアップしたものを届けられると思います」と自信を語り、室は「忘れてはいけない歴史を伝えられるように僕らも精一杯お届けしたいです。この時代があって今があると思います。全部受け止めろというわけじゃなく、少しでも関心を持ってもらえるように精一杯務めます」と締め括った。
<悲しいだけでなく前向きなパワーももらえる作品>
物語は、小佐野という女性が祖母の探している人を見つけだしたシーンからスタート。家族すら知らない過去を聞かれた尋ね人・中原の回想という形で、特攻隊員たちの生き様と本音が描き出されていく。
「戦争」というテーマに、重い話を連想する方も多いだろう。実際に、シビアな状況や軍上層部への不満、いつ特攻を命じられるかわからない不安など、シリアスな面も描かれる。だが、現代の友人同士となんら変わらない友情や悪ふざけ、不器用な恋模様など、思わず笑ってしまう和やかな場面も。
室と清水は幼馴染に対する信頼と複雑な感情を絶妙な距離感で描く。そこに同じく幼馴染の夏子を演じる瀧野が加わり、微笑ましくもどかしい三角関係を丁寧に見せてくれた。
特攻隊員たちと隊長、彼らの世話をする姉妹にも、家族への思い、恋、戦争や特攻に対する考えといったそれぞれのドラマがあり、一人ひとりに感情移入してしまう。また、特攻隊員たちを見張る憲兵たちも、憎たらしい態度の中に人間らしい情を滲ませる場面が。重く苦しいシーンと明るく楽しいシーンの緩急によって、平和の尊さ、普通の人たちが死を覚悟して戦いに赴かなければならない残酷さが際立っている。
一方で、年上の隊員が若者に投げかけるあたたかい言葉、隊員たちが日本の未来に対する夢を膨らませる様子からは優しさや希望も感じられる。「特攻隊」という悲しい歴史を扱っている物語だが、それだけではないメッセージを受け取ることができるはずだ。室と清水が囲み取材で語ったように、戦争が身近になっている現在だからこそ多くのことを感じ、明日に向かう勇気やエネルギーをもらえるだろう本作を、ぜひ劇場で見届けてほしい。
本作は11月4日(月休)までこくみん共済coopホール/スペース・ゼロで上演された後、11⽉14⽇(木)に神戸新聞松方ホールでも公演が行われる。
【あらすじ】
小佐野は「中原」という人物を探していた。
「中原・・・。」
小佐野の祖母が「自分は癌だ」と分かってから、しきりに会いたがっていた人物・・・。
しかし、祖母の死に際にそれは間に合わず、祖母は小佐野に1通の手紙を渡した。
幼馴染だったという「中原」に会い、手紙を渡す小佐野。
祖母との間に何があったのか聞くと「中原」が語り出したのは
太平洋戦争末期の「特攻隊」の話だった。
【公演概要】
タイトル:一騎討ちProject 第7弾公演 舞台『オサエロ -2024-』
作・演出:藤森一朗
出演:
室龍太
清水一輝
瀧野由美子
宮下貴浩
杉咲真広
森本竜馬
太田夢莉
梅山恋和
平松杏蓮
松本航弥
浪川隼
大島なつき
佐野寛大
三浦剛
篠原功
大迫一平
<東京公演>
日程・場所:
10月30日〜11月4日
こくみん共済 coopホール/スペース・ゼロ
<神戸公演>
11月14日
神戸新聞 松方ホール
※学生団体を招待する公演となります。チケットは1階席後方と2階席のみ販売いたします。
チケット:S 席 10,000円 / A 席 9,000円 (当日券 プラス500円) ※全席指定・税込
公式HP https://ikki-shimizu.com/ikki-uchi/
公式X https://twitter.com/ikkiuchiproject
お問い合わせ osaero2024@gmail.com
協力:株式会社De-LIGHT
主催:オサエロ-2024-製作委員会
小佐野は「中原」という人物を探していた。
「中原・・・。」
小佐野の祖母が「自分は癌だ」と分かってから、しきりに会いたがっていた人物・・・。
しかし、祖母の死に際にそれは間に合わず、祖母は小佐野に1通の手紙を渡した。
幼馴染だったという「中原」に会い、手紙を渡す小佐野。
祖母との間に何があったのか聞くと「中原」が語り出したのは
太平洋戦争末期の「特攻隊」の話だった。
【公演概要】
タイトル:一騎討ちProject 第7弾公演 舞台『オサエロ -2024-』
作・演出:藤森一朗
出演:
室龍太
清水一輝
瀧野由美子
宮下貴浩
杉咲真広
森本竜馬
太田夢莉
梅山恋和
平松杏蓮
松本航弥
浪川隼
大島なつき
佐野寛大
三浦剛
篠原功
大迫一平
<東京公演>
日程・場所:
10月30日〜11月4日
こくみん共済 coopホール/スペース・ゼロ
<神戸公演>
11月14日
神戸新聞 松方ホール
※学生団体を招待する公演となります。チケットは1階席後方と2階席のみ販売いたします。
チケット:S 席 10,000円 / A 席 9,000円 (当日券 プラス500円) ※全席指定・税込
公式HP https://ikki-shimizu.com/ikki-uchi/
公式X https://twitter.com/ikkiuchiproject
お問い合わせ osaero2024@gmail.com
協力:株式会社De-LIGHT
主催:オサエロ-2024-製作委員会
- カテゴリ:
- サービス
- ジャンル:
- その他エンタメ レジャー・旅行 その他ライフスタイル
取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては
プレスリリース内にございます企業・団体に直接ご連絡ください。
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)