四日市中央通りにおける魅力的なまちなかの実現を目指して 本年度で5回目となる自動運転EVバスを活用したモビリティ実証実験と四日市版MaaS実証実験を同時実施
2024.11.06 10:00
株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下 マクニカ)、三重交通株式会社(本社:三重県津市、代表取締役社長:田端 英明、以下 三重交通)、三岐鉄道株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:渡邉 一陽、以下 三岐鉄道)、株式会社シー・ティー・ワイ(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:渡部 一貴、以下 CTY)は、三重県四日市市にて中央通りにおける魅力的なまちなかの実現を目指して自動運転EVバスを活用した実証実験(以下 本実証実験)を実施します。これは、四日市市、交通事業者、経済団体等の関係者で構成される「自動運転導入検討会議*1」並びに令和3年度に発足した「四日市スマートリージョン・コア 推進協議会*2」にてスマートシティ創出に向けた実証実験に協力するもので、今回で5回目となる自動運転EVバスの実証実験では、新たなルートとして近鉄四日市駅西側の中央通り及び都ホテル・市立博物館を周回し、パーソナルモビリティの活用や四日市版MaaS実証実験を通して中央通り周辺における来訪者の回遊性向上、賑わいの創出を検証します。
マクニカ、三重交通、三岐鉄道は本協議会への参加と、マクニカはモビリティワーキンググループの代表企業として自動運転を含む次世代モビリティの導入やMaaS事業創出に向けて実証実験を通して実現していきます。
マクニカは、これまでの自動運転移動サービスに係る実証実験の実績を活かし、四日市中央通りを周遊する自動運転EVバスにおける事前準備から実証実験の運営・効果検証を行います。本実証実験では、ハンドル・アクセル・ブレーキのない自動運転EVバスであるNavya Mobility社の「ARMA(アルマ)*3」に加え、新たに次世代型となる「EVO(エヴォ)*4」をそれぞれ1台運行します。また、2台の車両内部には半透過型のディスプレイを設置し、生成AIを活用した対話型コンシェルジュによる車内案内や乗客との対話機能を実装する等、社会実装を意識した移動価値の検証を行います。
三重交通と三岐鉄道は、遠隔運行監視において自動運転EVバスの遠隔監視者を提供します。ユマニテクプラザ内に遠隔監視センターを設け、将来の自動運転社会実装を見据えた検証を行います。走行データをマクニカ製遠隔監視システム「everfleet(エバーフリート)*5」に連携させ、自動運転EVバスの状況をリアルタイムに確認することで、将来的に1人の遠隔監視者が複数車両を同時に管理できるようになり、働き手不足等の社会課題解消を目指します。また、CTYは、通信インフラにおいて同社のローカル5Gを活用した遠隔監視を実施することで、昨年度に続き4Gとの通信品質の検証を行います。
四日市市では、国土交通省のスマートシティ実装化支援事業に採択され、四日市版MaaSの構築を進めています。デジタルマップ上に自動運転EVバス・三重交通バスの走行位置やパーソナルモビリティの試乗会場を重畳することでモビリティの利用を促し、中央通り周辺における来訪者の回遊性向上、賑わいの創出を検証します。本年度も自動運転実証実験と同時に四日市版MaaSの実証実験もあわせて行います。
マクニカ、三重交通、三岐鉄道は本協議会への参加と、マクニカはモビリティワーキンググループの代表企業として自動運転を含む次世代モビリティの導入やMaaS事業創出に向けて実証実験を通して実現していきます。
マクニカは、これまでの自動運転移動サービスに係る実証実験の実績を活かし、四日市中央通りを周遊する自動運転EVバスにおける事前準備から実証実験の運営・効果検証を行います。本実証実験では、ハンドル・アクセル・ブレーキのない自動運転EVバスであるNavya Mobility社の「ARMA(アルマ)*3」に加え、新たに次世代型となる「EVO(エヴォ)*4」をそれぞれ1台運行します。また、2台の車両内部には半透過型のディスプレイを設置し、生成AIを活用した対話型コンシェルジュによる車内案内や乗客との対話機能を実装する等、社会実装を意識した移動価値の検証を行います。
三重交通と三岐鉄道は、遠隔運行監視において自動運転EVバスの遠隔監視者を提供します。ユマニテクプラザ内に遠隔監視センターを設け、将来の自動運転社会実装を見据えた検証を行います。走行データをマクニカ製遠隔監視システム「everfleet(エバーフリート)*5」に連携させ、自動運転EVバスの状況をリアルタイムに確認することで、将来的に1人の遠隔監視者が複数車両を同時に管理できるようになり、働き手不足等の社会課題解消を目指します。また、CTYは、通信インフラにおいて同社のローカル5Gを活用した遠隔監視を実施することで、昨年度に続き4Gとの通信品質の検証を行います。
四日市市では、国土交通省のスマートシティ実装化支援事業に採択され、四日市版MaaSの構築を進めています。デジタルマップ上に自動運転EVバス・三重交通バスの走行位置やパーソナルモビリティの試乗会場を重畳することでモビリティの利用を促し、中央通り周辺における来訪者の回遊性向上、賑わいの創出を検証します。本年度も自動運転実証実験と同時に四日市版MaaSの実証実験もあわせて行います。
【本実証実験の概要】
■実施日程 :2024年11月6日(水)~11月27日(水) ※月曜日は除く
■運行時間 :10時~17時(1日12便)
■車両 :自動運転EVバス ARMA・EVO(2台運行)
■走行ルート:近鉄四日市駅西側中央通り往復及び都ホテル・市立博物館の周回ルート(片道約2km)
■乗車方法 :休日は全席事前乗車予約、平日は一部事前乗車予約・当日自由乗車枠有り
※専用サイトもしくはCTYコネクトアプリから事前乗車予約可
■実施日程 :2024年11月6日(水)~11月27日(水) ※月曜日は除く
■運行時間 :10時~17時(1日12便)
■車両 :自動運転EVバス ARMA・EVO(2台運行)
■走行ルート:近鉄四日市駅西側中央通り往復及び都ホテル・市立博物館の周回ルート(片道約2km)
■乗車方法 :休日は全席事前乗車予約、平日は一部事前乗車予約・当日自由乗車枠有り
※専用サイトもしくはCTYコネクトアプリから事前乗車予約可
*1:自動運転導入検討会議
四日市市における自動運転の導入を目的として設立された会議。令和元年7月に第1回目の会議が開催され、これまでに合計10回開催されています。また本会議は四日市スマートリージョン・コア推進協議会と連携しスマートシティ創出に向けた自動運転の導入という形で検討が進められています。
*2:四日市スマートリージョン・コア推進協議会
公民学が一体となって、相互に連携・協力し、地域の抱える様々な課題を解決するために、IoTやAIを含むICT等の先端技術を活用し、都市の機能と魅力を高め、活力あふれる都市(スマートシティ)を実現することを目的として令和3年度に設立された協議会。
四日市市における自動運転の導入を目的として設立された会議。令和元年7月に第1回目の会議が開催され、これまでに合計10回開催されています。また本会議は四日市スマートリージョン・コア推進協議会と連携しスマートシティ創出に向けた自動運転の導入という形で検討が進められています。
*2:四日市スマートリージョン・コア推進協議会
公民学が一体となって、相互に連携・協力し、地域の抱える様々な課題を解決するために、IoTやAIを含むICT等の先端技術を活用し、都市の機能と魅力を高め、活力あふれる都市(スマートシティ)を実現することを目的として令和3年度に設立された協議会。
*3:自動運転EVバスARMA(Navya Mobility社製)
ARMAは自動運転システムを搭載した自動運転シャトルバスです。EV(電気自動車)となり、1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能です。
全長:4,750mm
全高:2,650mm
全幅:2,110mm
重量:2,400kg
車両総重量:3,450kg
乗客人数:最大6名
動力源:電動モーター
最高速度:18km/h(運行時は平均速度15km/h程度)
自動運転レベル:レベル3対応
※走行環境条件を満たす場合に限る
※本実証実験ではレベル2で運行
その他:緊急時は同乗のオペレータが手動介入
ARMAは自動運転システムを搭載した自動運転シャトルバスです。EV(電気自動車)となり、1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能です。
全長:4,750mm
全高:2,650mm
全幅:2,110mm
重量:2,400kg
車両総重量:3,450kg
乗客人数:最大6名
動力源:電動モーター
最高速度:18km/h(運行時は平均速度15km/h程度)
自動運転レベル:レベル3対応
※走行環境条件を満たす場合に限る
※本実証実験ではレベル2で運行
その他:緊急時は同乗のオペレータが手動介入
*4:自動運転EVバスEVO(Navya Mobility社製)
EVOは自動運転システムを搭載した自動運転シャトルバスです。EV(電気自動車)となり、1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能です。
全長:4,780mm
全高:2,670mm
全幅:2,100mm
重量:2,690kg
車両総重量:3,350kg
乗客人数:最大6名
動力源:電動モーター
最高速度:18km/h(運行時は平均速度15km/h程度)
自動運転レベル:レベル4対応
※走行環境条件を満たす場合に限る
※本実証実験ではレベル2で運行
その他:緊急時は同乗のオペレータが手動介入
EVOは自動運転システムを搭載した自動運転シャトルバスです。EV(電気自動車)となり、1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能です。
全長:4,780mm
全高:2,670mm
全幅:2,100mm
重量:2,690kg
車両総重量:3,350kg
乗客人数:最大6名
動力源:電動モーター
最高速度:18km/h(運行時は平均速度15km/h程度)
自動運転レベル:レベル4対応
※走行環境条件を満たす場合に限る
※本実証実験ではレベル2で運行
その他:緊急時は同乗のオペレータが手動介入
*5:everfleet(エバーフリート)
自動運転を実用化するためには、車室内の乗客や車両周辺の状況を遠隔地から監視することが求められます。everfleetではモビリティの位置情報や車内外のカメラ映像に加え、車速・ステアリング・バッテリー残量などの車両データを統合して一元的に可視化し、信号機などの交通インフラと協調した外部データとの連携も可能です。これにより、運行状況を遠隔地からリアルタイムに把握し、安全・安心に自動運転モビリティを運用することができるようになります。さらに、複数地域の多種多様なモビリティを同時に群管理することや運行時の異常をシステムによって自動的に検出・通知することができるため、ひとりの遠隔監視者によって、効率よく自動運転モビリティを運行管理することで、オペレーションの省人化を実現し、交通採算性の改善にも貢献します。
自動運転を実用化するためには、車室内の乗客や車両周辺の状況を遠隔地から監視することが求められます。everfleetではモビリティの位置情報や車内外のカメラ映像に加え、車速・ステアリング・バッテリー残量などの車両データを統合して一元的に可視化し、信号機などの交通インフラと協調した外部データとの連携も可能です。これにより、運行状況を遠隔地からリアルタイムに把握し、安全・安心に自動運転モビリティを運用することができるようになります。さらに、複数地域の多種多様なモビリティを同時に群管理することや運行時の異常をシステムによって自動的に検出・通知することができるため、ひとりの遠隔監視者によって、効率よく自動運転モビリティを運行管理することで、オペレーションの省人化を実現し、交通採算性の改善にも貢献します。
※本文中に記載の製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
<本実証実験に関するお問い合わせ先>
株式会社マクニカ スマートシティ&モビリティ事業部
TEL :045-470-9118
MAIL :auto-solution@macnica.co.jp
株式会社マクニカについて
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界23か国/地域81拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:https://www.macnica.co.jp/
マクニカについて:https://www.macnica.co.jp/
三重交通株式会社について
三重交通は、三重県内を中心に、地域の公共交通として乗合バスと貸切バス事業を展開しています。その他、名古屋市交通局の市バスの運行受託事業や、自家用車両の運行管理を行う受託管理事業、運輸に付帯する貨物自動車事業、自動車整備業、旅行業、保険業、広告業、観光コンサルティング業、賃貸業等を展開しています。次世代交通についても、地域や関係団体と連携しながら積極的に研究し、三重県内実施のAIオンデマンドバスや自動運転の実証実験への参画のほか、四日市市及び伊勢市内でBRTシステム(連節バス)も導入しています。
三重交通について:https://www.sanco.co.jp/
三重交通について:https://www.sanco.co.jp/
三岐鉄道株式会社について
三岐鉄道は、三重県北勢地方を中心として鉄道による旅客輸送及び貨物輸送事業を中心に、乗合バス、貸切バス、旅行業、サービスエリア店舗営業、ガソリンスタンド経営など多彩な事業展開により、地域経済の一翼を担うとともに、地方交通を支える公共輸送機関として、地域社会の発展に貢献しております。
三岐鉄道について:https://sangirail.co.jp/
三岐鉄道について:https://sangirail.co.jp/
株式会社シー・ティー・ワイについて
株式会社シー・ティー・ワイは、三重県北部の四日市市、いなべ市、桑名市(長島町)、菰野町、木曽岬町をサービスエリアとして、通信、放送、電話、コミュニティFM事業を展開しています。また、CTYが提供するサービスや地域情報などが収集できるスマートフォン向けアプリ『CTYコネクト』を提供しており、地域の方々を中心にご利用いただいています。
近年は、地域のまちづくり事業にも参画しており、2022年には、四日市市と『四日市スマートリージョン・コア実行計画の推進のための連携協定』を締結し、その一環として、翌年2023年3月に中央通り(四日市市)に公道・面的整備で全国初となるローカル5Gを開局し、同計画の推進を支援しています。
CTYについて:https://www.cty-net.ne.jp/
近年は、地域のまちづくり事業にも参画しており、2022年には、四日市市と『四日市スマートリージョン・コア実行計画の推進のための連携協定』を締結し、その一環として、翌年2023年3月に中央通り(四日市市)に公道・面的整備で全国初となるローカル5Gを開局し、同計画の推進を支援しています。
CTYについて:https://www.cty-net.ne.jp/
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