シェイクスピア「ヘンリー6世」3部作を元に、鍛え抜かれた俳優たちがスピード感たっぷりに駆け抜ける、残虐時代劇を合同会社MPSが上演!
2024.11.27 09:00
合同会社MPS主催、『ヘンリー6世』—底なし沼の欲望 歯噛みする愛 名はヘンリー 一人の男、ただの王—が2025年1月21日 (火) 〜 2025年1月26日 (日)にブルースクエア四谷(東京都 新宿区 若葉 1丁目1-1 若葉大原ビル地下1階)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
2023年1月にご覧いただいた「Rooking for Richard」の前日譚……
何故、グロスター公リチャードは復讐劇を繰り広げることになったのか?どのような残虐な行為があったのか?なぜ争いは繰り返されるのか……?
シェイクスピアの「ヘンリー6世」3部作を元に、鍛え抜かれた俳優たちがスピード感たっぷりに駆け抜ける、残虐時代劇!お楽しみください。
何故、グロスター公リチャードは復讐劇を繰り広げることになったのか?どのような残虐な行為があったのか?なぜ争いは繰り返されるのか……?
シェイクスピアの「ヘンリー6世」3部作を元に、鍛え抜かれた俳優たちがスピード感たっぷりに駆け抜ける、残虐時代劇!お楽しみください。
「現代アートの父」マルセル・デュシャンは「近代において創造的行為はある特定の個人によって完成されるものではなく、作品内部にある『観念』を鑑賞者それぞれが思考することで作品と外部世界との間につながりをもたらす。」(文章内鍵かっこは演出家が記載)という言葉を残しました。
20世紀は特定の個人=天才によって創造された作品が、美術館のガラスケースに展示され、それを私たち一般人がありがたく鑑賞する…… このアートシーンで誰しも疑問を差し挟まない当たり前の光景をデュシャンは20世紀初頭に既に否定したのでした。
デュシャンを一躍「時の人」にした作品「泉」は、何の変哲もない男子用小便器に「R・Mutt」の名をいたずら書きした作品で、1917年にニューヨークのアンデパンダン展に出品されたものです。作品は廃棄され、残されているのは写真のみだそうです。
1世紀以上前に、工業製品の便器という日用品を芸術作品として提示することで、芸術の概念や制度それ自体を観客に問い直し、作家性を破壊しようとしたデュシャン……
21世紀も四半世紀が過ぎ、デュシャンの主張に私は立ち戻ってみようと考えました。
なぜなら、「有名人が出演するから観客が集まる」というショウビズの常識が果たしてアートや表現につながるのだろうか……作品の質を担保できるのだろうか……という疑問を、私は自分の頭の中から払拭することができなくなったからです。
世界に冠たる食品添加物王国の現代日本、世界的に見ても今や日本以外には使われていないショートニングなどの添加物が、商品の裏を見れば列をなして記載され、
海外で販売される日本製お菓子の陳列棚には「あなたの健康に重篤な影響を及ぼす商品です。自己責任で購入してください。」の但し書きが貼られています。
売れるから、安価に作れるから、腐らないから、有名企業が作るから、体にとっての害毒でも食品に添加されてOK……、これと同じことが、国の政治はもちろんのこと、表現の世界でも行われている…この事実を私たちは真摯に受け止める必要があるのではないでしょうか?
売れるから、それがいいものであるとは限らない……
心理カウンセリング、脳科学、潜在意識書き換えコーチングなど、分野横断的に学び、人間の行動、感情、関係、脳について知識を持てば持つほど、表現に本当に必要なものとはいったい何なのか…という疑問が私の心を捉えて離さなくなりました。
俳優の演技表現に必要なものとは、たった一つ、社会経験、人生経験ではないのか……
母として、夫として、更に会社経営など……この社会の中で身を削って生きていくことこそ、俳優に必要な演技の原動力であり、真実味であり、俳優がよりどころとすべきものではないのか……
様々な社会的「肩書き」を持ち、経験したうえで、その肩書を捨て、自分自身となって、自分の人生に向き合う……これこそが21世紀のあるべき演劇の姿ではないか……
デュシャンが残した言葉の「作品内部にある『観念』を鑑賞者それぞれが思考することで作品と外部世界との間につながりをもたらす。」を演劇に置き換え、私は「ヘンリー6世」を通して、俳優ではない会社経営者やメンタルコーチ、心理カウンセラーが作品内部にある「観念=テーマ」を思考し、身体表現することで作品と外部世界=社会との間につながりをもたらすことができないだろうかと考えました。
21世紀は、単に鑑賞するためではなく、その作品を通じて、自分の人生を振り返り、表現することで自分自身とつながる機会を創出することがアートのあるべき姿、そう考えたのです。 誰でもが表現し、作り出す世界。
今回、会社経営者、メンタルコーチ、心理カウンセラーなど俳優ではない市井の人々をキャスティングし、社会や人生におけるご自身の経験や哲学を「ヘンリー6世」を通して表現していただこうと考えました。
それによって作品と外部世界をつなげ、そこから生まれる人生の深さ、豊かさを表現してみたいと思います。
権力を持ったがために苦悩し、穏やかな争いのない世界を求めるヘンリー6世は、会社を日々、維持運営し、家族との生活や従業員の方々に心を砕く会社経営者すぐるさんにお願いしました。
王位を狙うヨーク公には、様々なことに興味を持ち、今も挑戦を続けるメンタルコーチ丈さんにお願いしました。様々なことにチャレンジする姿は、野心に燃えるヨークに重なるところが多いと感じます。
オタク専門カウンセラーとして、自分の興味にまい進する方々をサポートするカウンセラーきなこちゃんには、物語の主軸をなすエドワード、ジョージ、リチャード3兄弟の毒親を演じていただきます。
私と妻が育てている俳優たちには「人生に真剣じゃない大人たちはいない……」を大人たちから学んでもらえたら……
イタリア人は人生の目的と喜びとして「愛することと歌うこと、そして食べること」を挙げています。
日本人の人生の目的、喜びには、イタリア人ほど明確な言葉はありません。
私は本作品を通して、鑑賞者と表現者の壁をなくし、人生にダイレクトにつながり演技をすることが、日本人の目的、喜びの1つになることを夢想しています。
20世紀は特定の個人=天才によって創造された作品が、美術館のガラスケースに展示され、それを私たち一般人がありがたく鑑賞する…… このアートシーンで誰しも疑問を差し挟まない当たり前の光景をデュシャンは20世紀初頭に既に否定したのでした。
デュシャンを一躍「時の人」にした作品「泉」は、何の変哲もない男子用小便器に「R・Mutt」の名をいたずら書きした作品で、1917年にニューヨークのアンデパンダン展に出品されたものです。作品は廃棄され、残されているのは写真のみだそうです。
1世紀以上前に、工業製品の便器という日用品を芸術作品として提示することで、芸術の概念や制度それ自体を観客に問い直し、作家性を破壊しようとしたデュシャン……
21世紀も四半世紀が過ぎ、デュシャンの主張に私は立ち戻ってみようと考えました。
なぜなら、「有名人が出演するから観客が集まる」というショウビズの常識が果たしてアートや表現につながるのだろうか……作品の質を担保できるのだろうか……という疑問を、私は自分の頭の中から払拭することができなくなったからです。
世界に冠たる食品添加物王国の現代日本、世界的に見ても今や日本以外には使われていないショートニングなどの添加物が、商品の裏を見れば列をなして記載され、
海外で販売される日本製お菓子の陳列棚には「あなたの健康に重篤な影響を及ぼす商品です。自己責任で購入してください。」の但し書きが貼られています。
売れるから、安価に作れるから、腐らないから、有名企業が作るから、体にとっての害毒でも食品に添加されてOK……、これと同じことが、国の政治はもちろんのこと、表現の世界でも行われている…この事実を私たちは真摯に受け止める必要があるのではないでしょうか?
売れるから、それがいいものであるとは限らない……
心理カウンセリング、脳科学、潜在意識書き換えコーチングなど、分野横断的に学び、人間の行動、感情、関係、脳について知識を持てば持つほど、表現に本当に必要なものとはいったい何なのか…という疑問が私の心を捉えて離さなくなりました。
俳優の演技表現に必要なものとは、たった一つ、社会経験、人生経験ではないのか……
母として、夫として、更に会社経営など……この社会の中で身を削って生きていくことこそ、俳優に必要な演技の原動力であり、真実味であり、俳優がよりどころとすべきものではないのか……
様々な社会的「肩書き」を持ち、経験したうえで、その肩書を捨て、自分自身となって、自分の人生に向き合う……これこそが21世紀のあるべき演劇の姿ではないか……
デュシャンが残した言葉の「作品内部にある『観念』を鑑賞者それぞれが思考することで作品と外部世界との間につながりをもたらす。」を演劇に置き換え、私は「ヘンリー6世」を通して、俳優ではない会社経営者やメンタルコーチ、心理カウンセラーが作品内部にある「観念=テーマ」を思考し、身体表現することで作品と外部世界=社会との間につながりをもたらすことができないだろうかと考えました。
21世紀は、単に鑑賞するためではなく、その作品を通じて、自分の人生を振り返り、表現することで自分自身とつながる機会を創出することがアートのあるべき姿、そう考えたのです。 誰でもが表現し、作り出す世界。
今回、会社経営者、メンタルコーチ、心理カウンセラーなど俳優ではない市井の人々をキャスティングし、社会や人生におけるご自身の経験や哲学を「ヘンリー6世」を通して表現していただこうと考えました。
それによって作品と外部世界をつなげ、そこから生まれる人生の深さ、豊かさを表現してみたいと思います。
権力を持ったがために苦悩し、穏やかな争いのない世界を求めるヘンリー6世は、会社を日々、維持運営し、家族との生活や従業員の方々に心を砕く会社経営者すぐるさんにお願いしました。
王位を狙うヨーク公には、様々なことに興味を持ち、今も挑戦を続けるメンタルコーチ丈さんにお願いしました。様々なことにチャレンジする姿は、野心に燃えるヨークに重なるところが多いと感じます。
オタク専門カウンセラーとして、自分の興味にまい進する方々をサポートするカウンセラーきなこちゃんには、物語の主軸をなすエドワード、ジョージ、リチャード3兄弟の毒親を演じていただきます。
私と妻が育てている俳優たちには「人生に真剣じゃない大人たちはいない……」を大人たちから学んでもらえたら……
イタリア人は人生の目的と喜びとして「愛することと歌うこと、そして食べること」を挙げています。
日本人の人生の目的、喜びには、イタリア人ほど明確な言葉はありません。
私は本作品を通して、鑑賞者と表現者の壁をなくし、人生にダイレクトにつながり演技をすることが、日本人の目的、喜びの1つになることを夢想しています。
公演概要
合同会社MPS『ヘンリー6世』 —底なし沼の欲望 歯噛みする愛 名はヘンリー 一人の男、ただの王—
公演期間: 2025年1月21日 (火) 〜 2025年1月26日 (日)
会場: ブルースクエア四谷(東京都 新宿区 若葉 1丁目1-1 若葉大原ビル地下1階)
■出演者
浅野司 池田智哉 内田考俊 栗原充弥 杉本新太郎 中谷貴章 福原大策 吉川A作 朝日奈百合 磯部優花 咲綾 成瀬真凛 松村奈々未 K!naCo 浅海ゆづき 藤原琳子
■スタッフ
演出 斉藤豪
舞台監督 横山朋也
照明 関定己
プロデューサー 藤原琳子
■公演スケジュール
1月21日 19:00~公開ゲネ Aキャスト
1月22日 15:00~公開ゲネ Bキャスト / 19:00~本番 Aキャスト
1月23日 13:00~本番 Aキャスト / 19:00~本番 Bキャスト
1月24日 13:00~本番 Bキャスト / 17:00~本番 Aキャスト+アフタートーク
1月25日 13:00~本番 Aキャスト / 17:00~本番 Bキャスト+アフタートーク
1月26日 13:00~本番 Bキャスト
※開場は、開演の30分前です。
※上演時間:約90分
■チケット料金
一般:5,500円 ( 公開ゲネ:2,500円 )
U25割:3,000円
<カンフェティ限定>
一般 5,500円 → 4,500円!
(全席自由・税込)
会場: ブルースクエア四谷(東京都 新宿区 若葉 1丁目1-1 若葉大原ビル地下1階)
■出演者
浅野司 池田智哉 内田考俊 栗原充弥 杉本新太郎 中谷貴章 福原大策 吉川A作 朝日奈百合 磯部優花 咲綾 成瀬真凛 松村奈々未 K!naCo 浅海ゆづき 藤原琳子
■スタッフ
演出 斉藤豪
舞台監督 横山朋也
照明 関定己
プロデューサー 藤原琳子
■公演スケジュール
1月21日 19:00~公開ゲネ Aキャスト
1月22日 15:00~公開ゲネ Bキャスト / 19:00~本番 Aキャスト
1月23日 13:00~本番 Aキャスト / 19:00~本番 Bキャスト
1月24日 13:00~本番 Bキャスト / 17:00~本番 Aキャスト+アフタートーク
1月25日 13:00~本番 Aキャスト / 17:00~本番 Bキャスト+アフタートーク
1月26日 13:00~本番 Bキャスト
※開場は、開演の30分前です。
※上演時間:約90分
■チケット料金
一般:5,500円 ( 公開ゲネ:2,500円 )
U25割:3,000円
<カンフェティ限定>
一般 5,500円 → 4,500円!
(全席自由・税込)
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