京セラの電子投開票システム「デジ選」が 大阪府四條畷市市長選の電子投開票に採用
より確実に投票でき開票作業の負担も軽減
2024.12.05 11:15
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、法人向けタブレット「KC-T304C」を含む電子投開票に必要なシステム一式「デジ選(KC-VST304CA)」が、総務省の定める電子投開票システムの技術的条件に適合し、本年12月22日(日)に実施される大阪府四條畷市の選挙に採用されますので、お知らせいたします。本システムの導入により、選挙における投票がより確実に実施でき、かつ、開票作業の負担軽減に貢献します。
デジ選使用イメージ
2002年2月1日に「地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係る電磁的記録式投票機を用いた投票方法等の特例に関する法律」(電磁記録投票法)が施行され、地方公共団体の選挙で電磁的記録式の投票機を使用できるようになりました。
現在、総務省では、電子投開票システムの信頼性確保に向け、事業者が申し出たシステムの型式について技術的条件への適合確認を行っており、このたび、当社の法人向けタブレットを含む電子投開票に必要なシステム一式が本条件に適合し、大阪府四條畷市で実施される選挙に導入されます。
(総務省HP:https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/touhyou/denjiteki/)
■京セラの電子投開票システム「デジ選」について
電子投開票では、有権者は投票所に設置されたタブレットを使用し、画面上に表示される候補者や選択肢を確認し、投票を行います。これにより、誤記による無効票が無くなるほか、投票内容はデジタル形式で記録されるため、投票が完了すると結果が迅速に集計されることで、開票作業が自動化され、紙や人件費などのコスト削減にも貢献します。
これまで実施された電子投開票では、サーバーの加熱により保護機能が作動し、サーバーが応答できない状態となるなどの不具合もありましたが、京セラのシステムでは、ネットワークを経由せず、タブレット本体に接続した記録媒体に全て保存するため、発熱やネットワーク障害に対するリスクを低減します。
「デジ選」ロゴデザイン
デジ選のロゴは、従来の投票箱をモチーフにしており、新しい電子投開票システムをより身近に感じていただけるようなデザインにしました。今後当社は、京セラの電子投開票システムとしてデジ選の各自治体への提供をめざしてまいります。
■「KC-T304」の製品情報詳細
https://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/phone/lineup/kc-t304/?kcnews
※社名および商品名は、各社の登録商標または商標です
◎サービス内容は、予告なく変更することがあります
◎ディスプレイの表示、イラストは全てイメージです
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