住宅事業を行うサナダ初の社員協働広報隊 “サナダ8人衆” Instagram投稿累計144万アカウントにリーチ達成！

2025.01.10 12:45

株式会社サナダ

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2×4輸入住宅、新築・リフォームなど住宅事業を行う株式会社サナダ(所在地：兵庫県三田市、代表取締役社長：ティガス純子)は、2024年2月より、企業広報のための社内SNSチーム「サナダ8人衆」を立ち上げ、10か月間の運用成果をまとめました。

サナダ8人衆インスタ投稿用画像

サナダ8人衆

＜instagramアカウント＞

@sanada2x4.j.t

@sanada2x4.m.w

@sanada2x4.k.t

@sanamondo

@sanada2x4.y.t

@sanada2x4.m.h

@sanada2x4.m.i

@sanada2x4.7.y.o

https://sanadahomes.com/

■運用成果の概要

兵庫県三田市で木工パネル加工業に取り組む当社は、2×4による輸入住宅の戸建て住宅事業、NC旋盤事業を始めとする事業領域の認知促進を目的に、Instagramを用いたSNSプロモーションの強化を担う社内SNSチーム「サナダ8人衆」を立ち上げました。この取り組みは、企業の公式Instagramアカウントとは別に社員ごとの公式Instagramアカウントを立ち上げ、運用をしてみるというものです。ほとんどのメンバーがInstagram未体験で試行錯誤の中でのチャレンジでしたが、2024年2月～2024年11月までの10ヶ月間の運用成績は、累計144万アカウントへのリーチ、247万インプレッション、9万800プロフィールアクティビティを獲得しました。

リーチアカウント数と投稿コンテンツの関係

アカウント属性とインプレッションの関係

■運用成果のポイント

＊Instagram経験ゼロからの社員がリール動画14万総再生を稼ぐプレイヤーに！

「サナダ8人衆」は、自社のことをより多くの方々に知って欲しいと善意で立候補した社員8名で構成。ほとんどのメンバーがInstagram初心者ばかりで、アカウント開設から投稿の仕方まで、皆で一つ一つ学びながら、自社のためにコンテンツ制作と投稿に積極的に取り組みました。中でも機械を使ったリール動画コンテンツが人気を集め、1投稿で総再生数14万再生を叩き出す功労者も現れました。

＊漫画風似顔絵を用いたプロフィール画像で顔出しNGの社員さんでも気軽に投稿可能に。

「サナダ8人衆」のプロフィール画像は、人気イラストレーター谷町クダリさんの漫画風似顔絵を起用。社員の名前も、個人名ではなく自分のつけたい愛称とすることで、顔出しNGや名前を出したくない社員のプライバシーを守りながら投稿できる体制を整えました。

8人衆Instagram プロフィール画面

＊ホームページへの誘導(外部リンクタップ)をKPIに設定し、投稿内容は自主性を重んじて運用。

社内有志のようなSNSチームであったため、投稿自体が義務となり過ぎて投稿内容を悩むあまり投稿頻度が落ちることがないよう、コンテンツの種別や投稿内容は限定せず、各人の個性や趣味など自主性を重んじて運用を行いました。とはいえ、会社の認知促進を図るものでもあるので、Instagramのプロフィールリンクから会社のホームページをタップしてもらえることを最終目的とすると同時にKPIとして「タップ数50」を設定しました。運用10ヶ月間の平均タップ数は「72」となり、好成績を収めることができました。

アカウントとプロフィールアクセスの関係

プロフィールへのアクティビティと外部リンクの関係

＊コンテンツ別の運用は、フォロワー外へのアプローチは「リール動画」、フォロワーには「ストーリーズ」「フィード投稿」が有用と判明。

KPIを「外部リンクのタップを重視する」としたことで、コンテンツ運用においては、より多くのアカウントにリーチする必要性がわかってきました。しかし、私たち「サナダ8人衆」では、どのようにアプローチしていくことが大切かも手探り状態で始めたため、「メンバーの得意なものを無理なく投稿する」ようにし、特にコンテンツ種別の制約をつけませんでした。結果的にはリール動画が中心となりましたが、目的達成のためには、フォロワー外に注目を集めるほうがプロフィールアクティビティも高まり、外部リンクのタップにもつながっていきました。

コンテンツ別の閲覧状況(リール動画)

コンテンツ別の閲覧状況(ストーリーズ)

コンテンツ別の閲覧状況(フィード投稿)

＊広報知識ゼロからの試行錯誤で運用開始！投稿基準などの自主ルールづくりに苦労も。

Instagramの個人アカウントではなく、疑似公式アカウントとして個人投稿をスタートさせた「サナダ8人衆」。業務時間内に作業可としたものの、当初は慣れない動画編集やネタ探しなどで苦労も多く、投稿までに時間もかかりました。またメンバーそれぞれが日々の業務をこなしながらの投稿作業でもあったので、当社の繁忙期に差し掛かった取り組みの後半期は投稿頻度が落ちる傾向にありましたが、それでも各自で創意工夫を重ねて投稿を続けてくれました。取り組んだメンバーの感想は「会社アカウントで会社の看板としてどこまで投稿して良いのか判断基準を持つのが大変だった」「広報部などチェック部門がないため、投稿内容は自主判断になる。世間のITリテラシーなどとズレてはいないか不安だった」との声も上がる一方、「非住宅系の業者会などで知らない方からも『投稿を見ていますよ！』と声をかけていただくことが増えた」「大工さんなどネットワークが広がった」「木工加工についてのお問合せも増えた」というような認知拡大を感じる一面も見られました。

＊三田市で一躍有名人に！自社イベント「端材市」の集客実績が前年比300％UP！

サナダでは、半年に一度、パネル製作・プレカットで余った端材をベンチやテーブルなど簡易な家具に加工し直して販売する「端材市」を開催しています。過去より人気のイベントではあったもの、「サナダ8人衆」が投稿を始めてから三田市内で拡散が広まり、例年2日間で100名程度の集客であったものが、同期間で300名を超える集客実績を残せるようになりました。またイベント会場では、「サナダ8人衆」の社員が接客も行っているため、お客様から自然と「8人衆の〇〇さんですね！似顔絵とそっくりで。すぐわかりました！」など声を掛けられる場面もあり、リアルな交流も数多く生まれていました。

株式会社サナダ端材市の準備

＊企業ブランディングツールにも登場！サナダの顔として今後の活躍も期待！

「サナダ8人衆」の似顔絵イラストは、サナダのキャラクターデザインとしても販促ツールで展開。工事現場の懸垂幕や、道路に面する工場の横断幕など広告にも活用することで、SNSマーケティングに留まらず、企業広報のコミュニケーションデザインの幅を拡げています。「サナダ8人衆」の各自の投稿は続け、今後、予定されているホームページリニューアルや公式LINEアカウントの運用などでも活用していく方針です。

サナダ8人衆のイラストをブランドツールに活用