2013年度「アムウェイ・クリーンアップ」の結果報告 大人と...

2013年度「アムウェイ・クリーンアップ」の結果報告  大人と子ども合計2,419人の手で、約2.4トンのゴミを回収

最も多かったゴミは「硬質プラスチック破片」、 次いで「プラスチックシートや袋の破片」

日本アムウェイ合同会社(本社:東京都渋谷区、社長:マーク・バイダーウィーデン)は、自然保護活動への支援を通して継続的に社会に貢献していく拠点として設置したアムウェイ・ネーチャーセンターが毎年開催している「アムウェイ・クリーンアップ」の2013年度ゴミ回収結果についてお知らせします。

この「アムウェイ・クリーンアップ」は、全国各地の海岸を中心に大人と子どもがゴミ拾いを行う取り組みです。ただし、ゴミを拾うことだけが目的ではありません。各会場で拾ったゴミの種類や数を分別・分析し、参加者がゴミの実態についての認識を深め、自分たちの生活に活かすことを目指しています。
2002年の開始から本年で12年目となる今回は、全国17県で開催、のべ2,419人(大人1,882人、子ども537人)が参加し2.45トンのゴミを回収しました。これまでの累計では、参加人数が54,354人、ゴミ回収量が約50トンにも及んでいます。

日本には四季折々の豊かな自然があふれています。この世界にも誇れる自然を次の社会に引き継出行くためには自然保護の取り組みが欠かせません。日本アムウェイは今後も多くの人々の協力を得ながらクリーンアップ活動を実施していきます。


■回収ゴミの傾向
今回の活動で最も多かったゴミは「硬質プラスチックの破片」(27,848個)、次いで「プラスチックシートや袋の破片」(21,112個)、3番目が「タバコの吸殻・フィルター」(11,152個)となりました。喫煙者の減少傾向となっている昨今でもタバコのゴミは少なくなっていないようです。また、2012年度の回収で1番だった「カキ養殖用のパイプ」は10番目までランクを落としゴミの量が大幅に減ったことがうかがえます。その他では、発砲スチロールの破片や花火、食品の包装・袋、飲料用のボトルキャップなど、海で遊んでそのまま捨てて帰ってしまったと考えられるゴミが目立ちました。なお、ゴミの種類は全体で81種類となっています。


■日本のデータが世界に貢献
この「アムウェイ・クリーンアップ」のゴミの調査結果は、日本のビーチクリーンアップ・コーディネーターの一般社団法人JEAN クリーンアップ全国事務局を通じて、米国の環境NGOオーシャン・コンサーバンシーに提供することで、世界規模の調査に役立てられています。


【2013度アムウェイ・クリーンアップ開催日時・開催場所】
・5月26日 静岡県 中田島砂丘
参加者数(人):227(大人 202、子供 25)
ゴミの量(kg):80.5

・6月2日 宮城県 牛越橋付近河川敷
参加者数(人):169(大人 137、子供 32)
ゴミの量(kg):145.0

・6月2日 長野県 諏訪市湖畔公園(石彫公園)
参加者数(人):96(大人 71、子供 25)
ゴミの量(kg):20.0

・6月8日 愛知県 河和口海水浴場
参加者数(人):196(大人 123、子供 73)
ゴミの量(kg):117.0

・6月23日 山形県 湯野浜海岸
参加者数(人):145(大人 126、子供 19)
ゴミの量(kg):159.0

・6月23日 福島県 猪苗代湖 志田浜
参加者数(人):129(大人 91、子供 38)
ゴミの量(kg):26.5

・7月7日 大分県 奈多海岸
参加者数(人):206(大人 145、子供 61)
ゴミの量(kg):214.0

・7月28日 滋賀県 琵琶湖 ホワイトビーチ
参加者数(人):153(大人 125、子供 28)
ゴミの量(kg):17.5

・8月18日 新潟県 関屋浜海水浴場
参加者数(人):92(大人 79、子供 13)
ゴミの量(kg):50.4

・9月22日 神奈川県 片瀬西浜海水浴場
参加者数(人):116(大人 102、子供 14)
ゴミの量(kg):87.1

・9月29日 山口県 土井ヶ浜海水浴場
参加者数(人):114(大人 80、子供 34)
ゴミの量(kg):474.0

・10月6日 広島県 宮島包ヶ浦海水浴場
参加者数(人):119(大人 94、子供 25)
ゴミの量(kg):24.2

・10月6日 愛媛県 ふたみシーサイド公園
参加者数(人):104(大人 86、子供 18)
ゴミの量(kg):71.0

・10月20日 岡山県 渋川海岸
参加者数(人):91(大人 70、子供 21)
ゴミの量(kg):10.5

・10月27日 群馬県 利根川河川敷
参加者数(人):91(大人 64、子供 27)
ゴミの量(kg):32.0

・10月27日 和歌山県 磯の浦海水浴場
参加者数(人):175(大人 132、子供 43)
ゴミの量(kg):328.5

・11月10日 沖縄県 仲泊海岸
参加者数(人):196(大人 155、子供 41)
ゴミの量(kg):594.0

<合計>
参加者数(人):2,419(大人 1,882、子供 537)
ゴミの量(kg):2,451.2


【2013年度ゴミの回収量】
1 位:硬質プラスチック破片               27,848個
2 位:プラスチックシートや袋の破片           21,112個
3 位:タバコの吸殻・フィルター             11,152個
4 位:カキ養殖用まめ管(長さ1.5cm)            6,931個
5 位:発泡スチロール破片                 6,925個
6 位:発泡スチロール破片 小(1cm2)            5,224個
7 位:花火                        3,436個
8 位:食品の包装・袋                   3,421個
9 位:飲料用ボトルキャップ(プラスチック)/ふた・キャップ 3,317個
10位:カキ養殖用パイプ                  3,279個


[参考資料]
■アムウェイ・ネーチャーセンター
アムウェイ・ネーチャーセンターは、1989年10月20日、日本アムウェイ合同会社内に設立されました。以来、自然保護活動を支援する「環境基金キャンペーン」を活動の柱としながら、環境保護への関心と理解を深めるきっかけとなる自然観察会など独自のプログラムを展開しています。豊かな自然と調和のとれた社会を次の世代へも引き継いでいくこと。そのために、まず一人ひとりが自覚を持つことが大切だと考えています。

■アムウェイ・クリーンアップ
2002年よりスタートしたアムウェイ・ネーチャーセンターの活動です。10周年を迎えた2011年より「地球の未来まできれいにしよう」を新たなキャッチフレーズに、ただゴミを拾うだけでなく、各会場で拾ったゴミの種類や数を分別・分析し、参加者がゴミの実態についての認識を深め、自分達の生活を省みることを目的としています。次世代を担う子どもたちに環境の大切さを伝え、行政・教育団体・地元団体の協力のもと毎年着実に広がりを見せています。

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