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ルイボスティーの健康・美容効果に注目! エイジングケア効果に期待ができる「抗酸化作用」 広島工業大学 生命学部の研究結果も

 ルイボス・マーケティング・リミテッドでは、ルイボスティーの持つ抗酸化作用に関する研究結果をレポートします。
 広島工業大学 生命学部 食品生命科学科 村上香准教授らが2013年に行った「ルイボスティー飲用による高強度運動時の酸化ストレス軽減効果」の研究データから、ルイボスティーの抗酸化作用が人体にも有効であることがわかりました。


ルイボスティーイメージ

■ブームの兆し!? ルイボスティーが大人気!
 ルイボスティーが日本で飲まれはじめたのは1980年代頃とされています。近年はエイジングケアへの関心が高まり、健康・美容効果への期待や、カフェインを含まないため小児や妊娠中・授乳中の女性でも安心して飲めることから、愛飲者を増やしてきました。
 紅茶専門店では人気商品となり、有名ラーメン店では、後味がスッキリとしていて食事との相性も良いことから水の代わりに提供されるなど、市場が拡大しています。
 国内で流通するルイボスティー関連商品は、茶葉・ティーバックをはじめ、ペットボトル飲料も登場し、ルイボスエキスを配合した化粧品も販売されるなど広がりをみせています。

<ルイボスティーイメージ>
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_1.jpg


●ルイボスの国内販売量(年間合計)
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_2.jpg
出典:ルイボス・マーケティング・リミテッド


■「奇跡のお茶」として愛飲されてきたルイボスティー
 ルイボスティーの原料となる「ルイボス」の原産地は、アフリカ大陸最南端に位置する南アフリカ共和国です。現地では「奇跡のお茶」として愛飲されてきました。20世紀に入るとヨーロッパへと広がり、世界中で知られるようになりました。
 ルイボスは南アフリカ共和国の中でもセダルバーグ山脈中腹(標高300~600m)一帯でしか収穫できない希少な植物です。
種まきから収穫まで約2年の歳月がかかり、これまで他の土地でも栽培が試みられましたが、未だ成功例はありません。
 この地域は、昼夜の温度差が平均20℃以上になるうえ、日中は強い紫外線が降り注ぐ半砂漠地帯です。ルイボスはそこに3~5mもの根を伸ばし、地中深い岩盤に蓄えられた貴重な水とミネラルを吸い上げます。ルイボスが豊富にポリフェノールを蓄えているのは、過酷な環境を生き抜く驚異的な生命力にあると考えられています。

<ルイボス畑イメージ>
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_5.jpg
<ルイボスイメージ>
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_6.jpg


●ルイボス(ROOIBOS)
学名:アスパラサス・リネアリス(マメ科)
   ※オランダ語でROOI(赤い)BOS(やぶ)
特徴:豊富なポリフェノール、低タンニン、カフェインゼロ、カロリーゼロ


■ルイボスティーの「抗酸化作用」に注目
▼活性酸素による人体への悪影響
 人は呼吸により体内に取り込んだ酸素を利用して、酸化によって得られたエネルギーで生命を維持しています。そのうちの約2%が活性酸素となります。活性酸素には身体を細菌やウイルスから守る働きがあり、なくてはならないものです。ところが、紫外線やストレス、喫煙などにより活性酸素は過剰に発生してしまいます。
 体内で活性酸素が増えすぎてしまうと、酸化ストレス(身体の酸化反応と抗酸化反応のバランスが乱れ、酸化状態に傾くこと)によって細胞が傷つき老化を促進させたり、ガンや糖尿病、心筋梗塞などの病気を引き起こす原因となります。

▼ルイボスティーに含まれる抗酸化物質が活性酸素を消去
 人の身体には、活性酸素により起こる酸化反応を抑制する働きのある酵素や、活性酸素を消去する抗酸化物質が存在しています。前述のように、活性酸素の生成と抗酸化物質による防御機能のバランスが崩れる酸化ストレスは、紫外線やストレス、喫煙、加齢などにより日常起こり得るものです。そのような酸化ストレス対策として、抗酸化物質を食品から摂取する方法もあります。
 ルイボスティーにはフラボノイドが豊富に含まれ、さらにルイボスティー以外の食品からは発見されていないフラボノイドの一種、「アスパラチン」の割合も非常に高く、これらが活性酸素に対して強い抗酸化力を発揮しています。


■広島工業大学による研究データの紹介

●村上 香
広島工業大学 生命学部 食品生命科学科 准教授
博士(農学)
専門分野 :食品学・栄養学・生物化学
研究テーマ:「食品の栄養成分・機能性成分について」
      「ヒト細胞膜の過酸化・抗酸化機構の研究」
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_7.jpg

・コメント
 今回の研究結果では、ルイボスティーのもつ活性酸素を消去する働き「抗酸化作用」が人体に有効に働くことが確認されました。活性酸素は、ストレスや紫外線、また今回の研究のように激しい運動によって過剰に発生します。過剰な活性酸素は体の組織細胞に障害を与えるため、老化、ガンやさまざまな疾病・皮膚疾患の原因になります。抗酸化作用を持つルイボスティーには、それらを防ぐ可能性が期待されます。手軽に摂取できるルイボスティーは、カフェインもカロリーもないので、女性や健康・美容が気になる方にお勧めできる飲料と言えるでしょう。


▼「ルイボスティー飲用による高強度運動時の酸化ストレス軽減効果」研究データ
 この研究は、激しい運動を行うと活性酸素が発生することから、運動前にルイボスティーを飲用し、人体への抗酸化作用の効果を検証する研究です。

<検証方法>
・抗酸化作用は「BAPテスト※」により検証した。
・無作為クロスオーバー法によって実施。健常な男子学生8名の結果を解析。
 なお8名に定期的な運動習慣は無い。
・高強度運動は、短い距離を指定秒数内で走るシャトルランを実施した。
・昼食の2時間後に水またはルイボスティーを飲用し、飲用開始から1時間後に
 高強度運動を実施。運動後に生体の抗酸化能力を測定した。

※BAPテストとは
[Biological Anti-oxidant potential test]
酸化反応を抑制する還元力を測定し、抗酸化能を評価するテスト。
今回のテストでは酸化鉄を生成させた反応液に唾液を加えてその還元力(抗酸化)を調べた。
※ 唾液は (1)運動前の安静時 (2)運動30分後の2段階で採取した。

<BAPテストイメージ>
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_8.jpg

<唾液の抗酸化活性の測定数値>
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_3.jpg

<運動による抗酸化活性変化率>
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_4.jpg

<被験者イメージ>
http://www.atpress.ne.jp/releases/42091/img_42091_9.jpg


▼検証結果について
 運動前の安静時と高強度運動後の唾液を採取し比較したところ、水を飲用した場合は、運動後に抗酸化活性値が減少したことに対して、ルイボスティーを飲用した場合は、抗酸化活性値の著しい低下は認められなかった。これは、酸化ストレスをルイボスティーの飲用によって抑制していることを示している。
 つまり、ルイボスティーには、活性酸素を消去する抗酸化作用が効果的に働いているということが言える。

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