しながわ水族館、「水資源の循環」を分かりやすく表現した『アク...

しながわ水族館、「水資源の循環」を 分かりやすく表現した『アクアポニックス水槽』を公開!

しながわ水族館(東京・品川、館長:二見 武史)では、2024年12月18日(水)に新たに「アクアポニックス水槽」を公開しました。


水槽全体

水槽全体


アクアポニックスとは、水産養殖(aquaculture)と水耕栽培(hydroponics)からなる造語で、魚の養殖(飼育)と野菜の水耕栽培を同時に行う循環型の農法です。魚と野菜、バクテリアを水の循環により繋げています。

新たに設置した水槽は、上部にサニーレタスなどの野菜を育てるエリアがあり、下部にラミーノーズテトラなどの淡水魚を飼育する水槽があります。上部から順に水槽に流れた水は、ろ過槽を通じて浄化され、再び野菜を育てるエリアに戻ります。生き物同士が調和する、自然本来の仕組みを応用した水槽をご覧いただけます。



<アクアポニックス水槽 新設の背景>

新たな水を必要とせず、閉鎖環境で水を循環させるアクアポニックスは、環境への負荷も少ないため、環境保全への意識が高まっている近年において注目されています。私たち人間が日々の生活で使用した水は、適正処理された後、川から海に流れます。そして蒸発した水は雨や雪となって山や川に降り、用途にあわせて浄化し再び私たちが使う水となります。この壮大な循環は日常でイメージしにくいですが、環境を大切にする気持ちを持つために大切なことです。アクアポニックス水槽では、このような壮大な水資源の循環を、水槽展示を用いて縮図的にわかりやすく表現しています。


図解

図解


■アクアポニックス水槽概要

場所  :B1 トピックス水槽

展示生物:ブラックゴースト、ペンギンテトラ、ラミーノーズテトラ

栽培種 :リーフレタス、サンチュなど


ブラックゴースト

ブラックゴースト


ペンギンテトラ

ペンギンテトラ


水槽上部

水槽上部


リーフレタス

リーフレタス


◆「しながわ水族館」概要◆

所在地 :〒140-0012 東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内

営業時間:10:00~17:00 ※最終入館は16:30

休館日 :火曜日(春・夏・冬休み、GW、祝日は営業)、1月1日

     ※12月31日(火)は営業

入館料金:大人(高校生以上)1,350円、小・中学生600円、幼児(4歳以上)300円、

     シルバー(65歳以上)1,200円

※金額は全て税込

※画像はすべてイメージです

※状況により内容が変更になる場合がございます。



■お客様からのお問い合せ先■

しながわ水族館

TEL  : 03-3762-3433

公式HP: https://www.aquarium.gr.jp/

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