【2024総括ランキング】学生アルバイトの働きがいを感じた瞬間ランキング第1位は「お客様から感謝の言葉をもらった時」職種ごとの傾向も明らかに。

「ディーセントワークを推進し、世界をステキに。」をパーパスに掲げる株式会社バリュースタッフ（本社：東京都渋⾕区、代表取締役：森本光春、以下、当社）は、学生を対象に、学生アルバイトの働きがいに関する調査を実施いたしました。2024年に学生アルバイトが働きがいを感じた瞬間をランキング形式にしています。

2025.01.06 10:00

株式会社バリュースタッフ

調査概要

背景

2024年現在、企業の人手不足問題は年々深刻化しています。
日本のアルバイト人口の約7割が大学生と言われる現代において、大学生アルバイトにいかに長く働いてもらうかが人手不足を解消するためのひとつの手段になるでしょう。
当調査では現役大学生を対象として、長く続けられるアルバイトのポイント、働きがいを感じた瞬間などを調査しデータにまとめました。

調査内容

『2024年学生アルバイトの働きがいに関する調査』
調査機関：株式会社バリュースタッフ（協力：アイブリッジ株式会社）
調査対象者：学生（18歳以上 25歳以下）
回答数：1000名
調査方法：Webアンケート
調査期間：2024年12月19日～ 2024年12月20日

調査結果

ポイント

●学生が2024年に働きがいを感じた瞬間第1位は「お客様から感謝の言葉をもらった時」で32.8％。次いで第2位「成果や努力を認めてもらった時／褒めてもらった時」第3位「自分の成長を感じられた時／スキルアップした時」と自分の成果や成長についての項目が上位にランクイン。
●アルバイトで働きがいを感じるには「労働環境の整備」「自分のやりたい業務内容かどうか」が大切だという意見が多数寄せられた。
●学生が2024年に経験したアルバイトの種類は「長期バイト（3ヶ月以上）」が最多で59.8％。次いで「単発バイト（1日）」が22.7％。
●学生が2024年に経験したアルバイトの職種は「飲食／フード」が最多で33.6％。次いで「販売／接客／サービス」が26.3％と上位2職種で過半数超え。
●職種ごとのバイトの種類は「配送／引っ越し」「イベント／キャンペーン／アミューズメント」「軽作業」では単発バイトが1位に。その他の職種は長期バイトが優勢。

設問項目

Q1. 2024年にアルバイトをしましたか？
Q2. 2024年に経験したアルバイトの種類を教えてください。
Q3. 2024年に経験したアルバイトの職種を教えてください。
Q4. 2024年にアルバイトをする中で、働きがいを感じた瞬間を教えてください。
Q5. アルバイトで働きがいを感じるには何が必要だと思いますか？

●学生が2024年に働きがいを感じた瞬間第1位は「お客様から感謝の言葉をもらった時」で32.8％。次いで第2位「成果や努力を認めてもらった時／褒めてもらった時」第3位「自分の成長を感じられた時／スキルアップした時」と自分の成果や成長についての項目が上位にランクイン。

学生アルバイトが働きがいを感じる瞬間は、お客様や周りの役に立ったことを実感した時・自分の成長や成果を認めてもらった時に多い傾向にあるようです。

働きがいを感じる瞬間は職種ごとの傾向も見られました。

●アルバイトで働きがいを感じるには「労働環境の整備」「自分のやりたい業務内容かどうか」が大切だという意見が多数寄せられた。

●学生が2024年に経験したアルバイトの種類は「長期バイト（3ヶ月以上）」が最多で59.8％。次いで「単発バイト（1日）」が22.7％。

長期でアルバイトをしている学生が多いことが明らかに。近年働き方として定着しつつある単発バイトですが、学生にとってはまだまだ長期バイトが主流のようです。

●学生が2024年に経験したアルバイトの職種は「飲食／フード」が最多で33.6％。次いで「販売／接客／サービス」が26.3％と上位2職種で過半数超え。

学生アルバイトは飲食・接客業で働く人が多いという結果になりました。身近でイメージがつきやすい職種が人気のようです。

●職種ごとのバイトの種類は「配送／引っ越し」「イベント／キャンペーン／アミューズメント」「軽作業」では単発バイトが1位に。その他の職種は長期バイトが優勢。

「配送／引っ越し」「イベント／キャンペーン／アミューズメント」「軽作業」といった未経験でも応募しやすい職種は単発バイトで働く人が多いようです。

調査サマリー

今回の調査を通して、学生アルバイトの働きがいに関する意識が明らかになりました。

職種やアルバイトの種類問わず、学生にとって「お客様から感謝の言葉をもらった時」が一番の働きがいとなっているようです。特に「飲食／接客」といった職種はその傾向が強く、企業側は学生アルバイトにもそのような経験をしてもらえるような仕組み作りをしていくことが大切です。

また学生は長期でアルバイトをすることが多い傾向にあり、長期的に自身の成長につなげてあげられる労働環境の整備も大切だということが分かりました。

単発バイトも主流になっていますが、単発バイトであってもお客様と話す機会を増やしたり、スキルアップのサポート体制を整えることは今後重要なポイントとなっていきそうです。