足や膝の痛みを改善できる『歩き方を改善するインソール』製作実績24,000足を達成

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2025年1月29日 11:00

株式会社スミクラ

オーダーインソールの製作を行う株式会社スミクラ(所在地：大阪市平野区、代表：角倉渉)は、令和6年末で『歩き方を改善するインソール』の製作実績が24,000足を達成したことを発表します。

『歩き方を改善するインソール』URL： https://footmarks.JP

左右で異なる形状に

■達成までの経緯

「足や膝などの悪い方」は「歩き方も悪い」と言う事実から、「歩き方を改善」することで「足や膝などの痛みを改善」できるのではとの視点で、『歩き方を改善するインソール』という独自の製作技術に取り組んできました。「歩き方」を観察・分析して、その悪い動きに対応したインソールを製作するという難しい技術であり、熟練には長い年月と数多くの症例に応じたインソール製作が必要でしたが、平成12年から25年間掛けて24,000足を製作。多くの症例で結果を出してまいりました。

健康寿命延伸が叫ばれる中、要支援・要介護が必要になる原因の中で、運動器疾患が24.1％、高齢・衰弱が13.2％合わせて37.3％と最も多くなっています。(*1)この運動器疾患や高齢による衰弱に対して、「歩き方」に直接的に働きかけ、正常化させる「独自のインソール技術」で健康寿命延伸に貢献出来ると確信いたします。数多くの症例を経験し、結果を出して参りました。

(*1)厚生労働省「国民生活基礎調査」／2022年

要支援・要介護になった原因

■24,000足を達成した「独自のオーダーインソール」について

＊特徴

足や膝の痛みの大きな原因である「悪い歩き方・足の動き」を改善できる画期的なインソールです。

従来のオーダーインソールの製法とは、静止した足の型を採取して、主にアーチを形成して免荷することが主目的で製作されてきました。そこには「歩き方・足の動き」という視点は全くありません。「バランスが悪い」、「パフォーマンスの低下」が大きく関わっており、「歩き方・足の動き」を見ないで製作することは合理的とは言えません。

＊製作概要

足の計測、足形採取、足趾・足関節の可動域、カウンセリングでケガや病気の既往歴などの静的評価を、また、最も重要な歩行観察・分析による動的評価を行います。これらの情報をもとに、左右インソールの基本形状を決定します。多くの場合左右異なる形状となります。この時点で靴に挿入して歩いていただき、歩き方及び痛み等の症状の改善度を確認します。調整部品を左右に追加して歩いていただき、同様に改善度を確認します。歩行の改善と痛み等の症状の改善を検証しながら製作するので、完成時にはほとんどの場合結果が出ます。

＊今後の応用

足や膝など下肢障害の治療において、「歩き方・足の動き」という動的な視点は余り考慮されませんし、考慮されても効果的な手段が保持されているとは言えません。装具療法としての足底板、靴店のオーダーインソールについても動的な視点はほとんどありません。「悪い歩き方・足の動き」が考慮されていないので、体験されたお客様から「入れると返って痛い」、「歩きづらい」、「身体がふらつく」などの苦情をよく耳にします。

従来のオーダーインソールや医療機関の治療で効果が十分でなかった症例に対し、「歩き方を改善するインソール」で「歩き方・足の動き」を改善作することで、「痛み等の症状」が著明に改善されるという実績を積み重ねてまいりました。健康寿命延伸に大きく貢献出来る技術であり、障害予防の効果も大きいので、医療費の削減にも大きく寄与できる技術と考えています。

痛みと変形の悪循環