学研教育総合研究所調べ 将来つきたい職業 小学生では1位「パティシエ」2位「ネット配信者」、 中学生では1位「会社員」 2位「エンジニア・プログラマー」、 高校生では1位「公務員」 2位「エンジニア・プログラマー」
小学生・中学生・高校生白書 小学生・中学生・高校生の日常生活に関する調査 <第二弾>
株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮原博昭)の調査・研究機関である学研教育総合研究所は、「小学生調査」「中学生調査」「高校生調査」の第二弾として、「習い事」「将来の職業」「自分自身や将来に対する意識」に関する結果を公表しました。
2024年12月に、お年玉や起床・就寝時刻、好きな食べ物など、日常生活に関する調査結果を発表しましたが、今回はこれらに続き、上記テーマについての調査結果を第二弾として公開したものです。
(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
URL
https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/index.html
習い事ランキング 小学生では1位「水泳」2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」 高校生では1位「受験のための塾・予備校、学校の補習のための塾・予備校」2位「音楽教室」 |
学校以外で行っている習い事をきいたところ、小学生では1位「水泳」(24.6%)、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(16.9%)、3位「英会話教室」(14.3%)、4位「音楽教室(歌や楽器など)」(11.8%)、5位「通信教育」(9.0%)となり、高校生では1位「受験のための塾・予備校、学校の補習のための塾・予備校」(15.3%)、2位「音楽教室(歌や楽器など)」(4.0%)、3位「英会話教室」(2.3%)、4位「水泳」「サッカー・フットサル」「書道・習字」(いずれも2.0%)となりました。
将来つきたい職業 小学生では1位「パティシエ」2位「ネット配信者」、 中学生では1位「会社員」2位「エンジニア・プログラマー」、 高校生では1位「公務員」2位「エンジニア・プログラマー」 |
将来なりたいと思っているものをきいたところ、小学生では1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.6%)、2位「ネット配信者(ユーチューバー・インスタグラマーなど)」(3.0%)、3位「保育士・幼稚園教諭」「警察官」「会社員」(いずれも2.8%)、中学生では1位「会社員」(4.2%)、2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)、3位「医師(歯科医師含む)」(3.5%)、4位「公務員」(3.3%)、5位「漫画家・イラストレーター」(3.0%)、高校生では1位「公務員」(5.0%)、2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.5%)、3位「看護師」(4.0%)、4位「会社員」(3.5%)、5位「学校の教師」「福祉の仕事」(いずれも3.0%)となりました。
小学生調査 調査結果 |
★習い事ランキング 1位「水泳」、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」、3位「英会話教室」
学校以外で行っている習い事をきいたところ、1位「水泳」(24.6%)、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(16.9%)、3位「英会話教室」(14.3%)、4位「音楽教室(歌や楽器など)」(11.8%)、5位「通信教育」(9.0%)となり、「学校以外で行っている習い事(勉強やスポーツなど)はない」は23.3%でした。
男女別にみると、男子・女子ともに1位は「水泳」、2位は「受験のための塾・学校の補習のための塾」となり、男子では「サッカー・フットサル」が3位、女子では「英会話教室」が3位でした。
学年別にみると、1年生から4年生までは「水泳」が1位、5年生と6年生では「受験のための塾・学校の補習のための塾」が1位でした。
過去の調査と比較すると、「習い事はない」は2022年調査27.5%→2023年調査22.9%→2024年調査23.3%と、前回調査と同水準となりました。
★現在、どのようなことに大きな不安を感じている?
1位「巨大地震が起こること」、2位「事故(交通事故など)に遭うこと」、3位「事件・犯罪に巻き込まれること」
現在、どのようなことに大きな不安を感じているかをきいたところ、「巨大地震が起こること」(35.0%)が最も高くなり、「事故(交通事故など)に遭うこと」(22.0%)、「事件・犯罪に巻き込まれること」(20.3%)、「戦争が起こること」(12.3%)、「地球温暖化が進むこと」(8.5%)が続き、不安がある人の割合は66.4%でした。
学年別にみると、1年生では「事故(交通事故など)に遭うこと」、2年生以上では「巨大地震が起こること」が1位でした。
★小学生が将来つきたい職業
1位「パティシエ(ケーキ屋)」、2位「ネット配信者」、3位「保育士・幼稚園教諭」「警察官」「会社員」
男子の1位は「ネット配信者」「サッカー選手」、女子の1位は8年連続で「パティシエ」
将来なりたいと思っているものをきいたところ、1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.6%)、2位「ネット配信者(ユーチューバー・インスタグラマーなど)」(3.0%)、3位「保育士・幼稚園教諭」「警察官」「会社員」(いずれも2.8%)となりました。
前回の2023年調査と比較すると、「パティシエ(ケーキ屋)」は前回と同様に1位でした。
男子についてみると、1位「ネット配信者」「サッカー選手」(いずれも4.5%)、3位「警察官」「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(いずれも4.2%)となりました。
学年別にみると、1年生と2年生では「警察官」、3年生では「野球選手」、4年生では「サッカー選手」「ネット配信者」、5年生では「エンジニア・プログラマー」、6年生では「会社員」が1位でした。
女子についてみると、1位「パティシエ」(9.8%)、2位「保育士・幼稚園教諭」(5.5%)、3位「看護師」(4.0%)となりました。
学年別にみると、いずれの学年でも1位は「パティシエ」となり、5年生では「パティシエ」と並んで「看護師」「保育士・幼稚園教諭」が1位でした。また、1年生では「パン屋」、2年生では「保育士・幼稚園教諭」、3年生では「ファッション関係」、4年生では「漫画家・イラストレーター」、6年生では同率で「保育士・幼稚園教諭」「漫画家・イラストレーター」が2位でした。
過去の調査と比較すると、「パティシエ」は2017年調査から8年連続で1位となりました。
中学生調査 調査結果 |
★「努力すれば夢を叶えられると思う」78%
努力すれば夢を叶えられると思うかをきいたところ、「思う」は77.7%、「思わない」は22.3%となりました。
男女・学年別にみると、「思う」と回答した人の割合が最も高くなったのは、男子・女子ともに1年生(男子77.0%、女子82.0%)でした。
★現在、どのようなことに大きな不安を感じている?
1位「巨大地震が起こること」、2位「事件・犯罪に巻き込まれること」、3位「戦争が起こること」
現在、どのようなことに大きな不安を感じているかをきいたところ、「巨大地震が起こること」(34.3%)が最も高くなりました。発生した場合に甚大な被害が想定されている南海トラフ地震を不安に感じている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「事件・犯罪に巻き込まれること」(26.7%)、「戦争が起こること」(18.3%)、「事故(交通事故など)に遭うこと」(18.2%)、「地球温暖化が進むこと」(10.3%)で、不安がある人の割合は70.2%でした。
男女別にみると、女子では「巨大地震が起こること」が39.7%と、男子(29.0%)と比べて10.7ポイント高くなりました。
★中学生が将来つきたい職業 1位「会社員」、2位「エンジニア・プログラマー」、3位「医師」
男子の1位は「エンジニア・プログラマー」、女子の1位は「看護師」
将来なりたいと思っているものをきいたところ、1位「会社員」(4.2%)、2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)、3位「医師(歯科医師含む)」(3.5%)、4位「公務員」(3.3%)、5位「漫画家・イラストレーター」(3.0%)となりました。
男子についてみると、1位「エンジニア・プログラマー」(7.0%)、2位「会社員」(4.3%)、3位「サッカー選手」(4.0%)となりました。
学年別にみると、1年生と3年生では「エンジニア・プログラマー」が1位、2年生では「エンジニア・プログラマー」と「サッカー選手」が同率で1位でした。
女子についてみると、1位「看護師」(5.3%)、2位「漫画家・イラストレーター」(4.7%)、3位「会社員」(4.0%)となりました。
学年別にみると、1年生では「看護師」が1位、2年生では「パン屋」が1位、3年生では「漫画家・イラストレーター」と「薬剤師」が同率で1位でした。
★「18歳になったら選挙に行きたい」78%
18歳になったら選挙に行きたいかをきいたところ、「行きたい」は77.7%、「行きたくない」は22.3%となりました。
男女・学年別にみると、「行きたい」と回答した人の割合が最も高くなったのは、男子では2年生(82.0%)、女子では1年生(82.0%)でした。
高校生調査 調査結果 |
★習い事ランキング 1位「受験のための塾・予備校、学校の補習のための塾・予備校」、2位「音楽教室」
「習い事はない」は2018年調査からの上昇傾向が継続し69%に
学校以外で通っている習い事をきいたところ、1位「受験のための塾・予備校、学校の補習のための塾・予備校」(15.3%)、2位「音楽教室(歌や楽器など)」(4.0%)、3位「英会話教室」(2.3%)、4位「水泳」「サッカー・フットサル」「書道・習字」(いずれも2.0%)となり、「学校以外で行っている習い事(勉強やスポーツなど)はない」は68.5%でした。
過去の調査と比較すると、「習い事はない」は2018年調査56.8%→2021年調査62.5%→2024年調査68.5%と、上昇傾向がみられました。
★現在、どのようなことに大きな不安を感じている? 1位「巨大地震が起こること」、2位「戦争が起こること」
現在、どのようなことに大きな不安を感じているかをきいたところ、「巨大地震が起こること」(37.2%)が最も高くなり、「戦争が起こること」(24.5%)、「事件・犯罪に巻き込まれること」(24.0%)、「事故(交通事故など)に遭うこと」(20.0%)、「経済が衰退すること」(18.0%)が続き、不安がある人の割合は71.7%でした。
男女別にみると、女子では「巨大地震が起こること」が44.3%と、男子(30.0%)と比べて14.3ポイント高くなりました。
★高校生が将来つきたい職業 1位「公務員」、2位「エンジニア・プログラマー」、3位「看護師」
男子の1位は「エンジニア・プログラマー」、女子の1位は「看護師」
将来なりたいと思っているものをきいたところ、1位「公務員」(5.0%)、2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.5%)、3位「看護師」(4.0%)、4位「会社員」(3.5%)、5位「学校の教師」「福祉の仕事」(いずれも3.0%)となりました。
男子についてみると、1位「エンジニア・プログラマー」(7.3%)、2位「公務員」(5.0%)、3位「会社員」(4.7%)となりました。
学年別にみると、1年生では「公務員」と「エンジニア・プログラマー」が同率で1位、2年生では「福祉の仕事」、3年生では「エンジニア・プログラマー」が1位でした。
女子についてみると、1位「看護師」(7.7%)、2位「公務員」(5.0%)、3位「保育士・幼稚園教諭」(4.3%)となりました。
学年別にみると、1年生では「看護師」と「薬剤師」が同率1位、2年生では「看護師」が1位、3年生では「公務員」と「看護師」が同率で1位でした。
※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。
≪調査概要≫
調査タイトル:小学生・中学生・高校生白書 小学生・中学生・高校生の日常生活に関する調査 <第二弾>
調査対象
(小学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする小学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者
(中学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする中学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者
(高校生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする15歳~18歳の高校生
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年11月6日(水)~11月14日(木)の9日間
有効回答数
(小学生調査):1,200サンプル
(中学生調査):600サンプル
(高校生調査):600サンプル
実施機関:ネットエイジア株式会社
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