蓄電池リースでスマートハウスの実現へ! 補助金活用でリース料金の負担を軽減
~高騰する電気料金による生活コストを抑える、 持続可能なスマートハウス開発を支援~
レイテック株式会社(茨城県水戸市、代表取締役:山崎 誠、以下「レイテック」)は株式会社IBeeT(東京都千代田区、代表取締役社長:川西 洋二、以下「アイビート」)と連携し、ZEH住宅やマンション向けに蓄電池リースサービスの提供を開始致します。
IBeet×レイテック
本サービスでは、住友電工製蓄電池を活用し、ZEHマンションや住宅デベロッパーに向けに実質0円*1で導入可能なリースサービスを提供します。これにより、従来一般家庭を対象にしていた蓄電池のリースサービスが、新たに成長が期待される市場であるZEHマンション分野へと拡大されます。
ZEHマンション市場では、省エネ性能向上やカーボンニュートラル達成に向けた取り組みが進む一方で、高額な初期投資や蓄電池の管理コストが課題とされています。今回のリースモデルにより、これらの課題を解決し、導入障壁を大幅に低減することを目指します。
*1 政府、各自治体の補助金活用を前提に、一定条件の元自社シミュレーションより算定
■サービス提供の背景
現代社会において、カーボンニュートラル社会の実現は国際的にも重要な課題として取り組まれています。環境省の統計*2によると、日本の家庭部門におけるエネルギー消費量は、総エネルギー消費量の約14.6%を占めており、世帯当たり年間平均18万円のエネルギーコストが発生しています。また、国土交通省が推進する「ZEHロードマップ」*3では、2030年までに新築住宅の平均でZEH(ゼロエネルギーハウス)を実現することが目標とされており、デベロッパーやハウスメーカーにとってはエネルギー効率の向上と環境負荷軽減への取り組みが不可欠です。
近年、電力・ガス料金の価格は世界的なエネルギー市場の不安定化や原材料費の高騰により上昇傾向が続いており、家庭における電気代などエネルギーコスト負担が大きな課題となっています。
蓄電池設置イメージ
これらの課題に対し、自家発電および自家消費は有効なソリューションとして注目されています。太陽光発電や蓄電池を活用したエネルギーの自家消費モデルにより、外部エネルギーへの依存度を下げるだけでなく、余剰電力を蓄電池に貯めることで災害時にも安定した電力供給を確保することが可能です。また、自家発電・消費を進めることで、長期的には家庭のエネルギーコストを抑える効果が期待されます。
本サービスは、これらの課題解決に向けた新しいソリューションであり、リース形式で導入コストを抑えることで、より多くの家庭や集合住宅での導入が可能となり、持続可能なエネルギー利用を推進します。
また、ZEH住宅やマンション向けに特化したモデルは、再生可能エネルギーの有効活用を通じて、エネルギー自給自足型の社会づくりにも貢献します。
参照:
*2 環境省「家庭のエネルギー事情を知る」
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/kateico2tokei/energy/
*3 国土交通省「ZEHロードマップ」
https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001027.html
■蓄電池リースサービスの特徴
1. 実質負担無くリース利用が可能に
補助金活用と電気代削減メリットを合わせることで、蓄電池のリース導入費用が実質0円となります。この仕組みは、ユーザーの蓄電池導入ハードルを下げ、蓄電池利用促進へつながります。さらに、業界最小・最軽量の住友電工製蓄電池は、設置場所の制約を大幅に緩和し、自由度の高いデザインを可能にします。省スペースながら高性能なエネルギー管理を実現し、スマートハウスや環境配慮型住宅の構築を支援します。
サービス特徴1
2. 市場連動電力プラン(上限付き)を採用
市場価格が低い時間帯に電気を充電、高い時間帯に放電することで、電気代節約を図ります。また、電力量料金に上限を設けることにより、市場連動型プランのメリットを生かしつつ市場急騰時の電気料金の大幅な上昇リスクにも対応したプランとなっております。
サービス特徴2
3. 災害時の安全性向上
災害時には非常用電源として機能し、停電時にもエネルギーを迅速に供給します。住友電工製蓄電池を活用した自己完結型エネルギーシステムは、災害リスクへの備えを強化し、生活者の安心・安全な暮らしを支えます。デベロッパーにとっても災害対策の付加価値として有効です。
■将来展望
蓄電池リースサービスは今後さらに普及し、先進的なエネルギー技術を活用した住宅開発が拡大すると期待されます。デベロッパーやハウスメーカーがこの技術を積極的に採用することで、エネルギー自給自足型のスマートハウスが増加し、カーボンニュートラル社会の実現につながります。さらに、技術革新により蓄電池の性能向上やコスト削減が進み、多様な用途での活用が可能になると見込まれます。レイテックは今後も持続可能な未来を支える様々なソリューションを開発し、アイビートと連携し、提供して参ります。
【株式会社IBeeTについて】
伊藤忠商事株式会社と東京センチュリー株式会社の合弁会社。
脱炭素社会の実現に寄与する分散型電源並びに関連機器のサブスクリプションサービスを提供するために2021年4月に設立された。保有する分散型電源から生み出される余剰電力を、AIを用いて相互に融通し合う「分散型電源プラットフォーム」の早期構築を目指す。
本社 : 東京都千代田区神田練塀町3番地
代表取締役社長: 川西 洋二
URL : https://www.ibeet.co.jp/
【レイテック株式会社について】
再生可能エネルギーを軸に新たなサービスを創出し、世の中に普及させていくことで社会に貢献していくことを理念としております。
本社 : 茨城県水戸市河和田2-1-1
代表取締役 : 山崎 誠
URL : https://reitechjp.com/
メールアドレス: customer@reitechjp.com