金属加工のパイオニア・竹中が3月より新規取引先を募集開始 総敷地面積20,000平米の新工場を活用し、幅広い業界をサポート
500g~1tまでの鋳物・鍛造・アルミの機械加工からアッセンブリー(組立)までを手掛ける金属加工のパイオニア、株式会社竹中(所在地:栃木県佐野市、代表取締役社長:竹中 彰一 以下 竹中)は、栃木県栃木市の藤岡工場にて、新規事業受注に向けた取引先の募集を2025年3月に開始いたします。
本社工場全景
株式会社竹中 本社工場全景(第1工場から第4工場)
■新規取引先を募集した背景
竹中は、1938年の創業以来、MC(マシニングセンタ)やNC旋盤を350台以上保有し、高精度・高効率な金属加工技術を強みとして、トラックを中心とした商用車部品の製造を手掛け、近年では、産業用部品や船舶部品の製造にも対応し、幅広い業界に対応できる体制を整えております。
昨今では、建設機械、工作機械、エネルギー関連部品の製造にも注力し業界にとらわれない柔軟な生産体制を構築。取引先の再編や業界内の廃業に伴い、受注やお問い合わせが増加していることを背景に、2021年には6棟目、2023年には7棟目の新工場を竣工し、24時間空調、自動化生産ラインを整備するなど、新たな事業を受け入れられる為の環境整備を進めてまいりました。
そのような背景の中、竹中では新工場を中心に業界や加工内容に捉われない「量産加工のソリューションパートナー」として、当社を活用いただけるお客様を広く募集することといたしました。
■竹中が考える「量産加工のソリューションパートナー」について
業界の変化に伴い、新たな量産ニーズに対応するため、竹中は「量産加工のソリューションパートナー」として企業様の課題解決に貢献します。
新規部品の試作・量産はもちろん、既存部品の製造継続やコスト削減提案も可能です。
〈特徴〉
1. 竹中の対応力
竹中の最大の特徴である『幅広い製品の対応力』は自動車部品以外の産業機械や船舶部品でも発揮されており、新たな業界においても同様に活躍の場があると考えています。
特に、量産技術においては社内エンジニアによりお客様の条件に合わせた、ロボットラインの構築など、今後ますます深刻化する労働力不足も視野に入れた提案が可能です。
2. 好環境な交通アクセス
東北自動車道に加え、北関東自動車道、首都圏中央連絡自動車道などが整備され、今後ますます深刻化する輸送費の高騰やドライバー不足といった長距離輸送の課題に対しても、効率的な対応が期待できます。
3. 新工場の活用
お客様の工場が高稼働で生産スペースの確保が難しい場合など、竹中の新工場が生産を引き受けます。
新製品の試作・量産や旧部品の継続生産をサポートしスムーズな生産体制の維持に貢献します。
【対応業界】ロボット・半導体・航空宇宙・医療機器・エネルギー関連など、幅広い分野に対応可能です。
本社第1工場
エンジン部品ロボットライン(4種類5,800台/月)
自社生産技術部門にて仕様決定。
藤岡第7工場ロボットライン
多品種少量生産にも柔軟対応が可能なFMS(Flexible Manufacturing System)を保有。
本社第3工場ロボットライン
ステアリング部品ロボットライン(11種類6,000台/月)
異材検知をはじめ4工程の仕様を自社生産技術部門にて決定。
■竹中の特徴
【対応材質】 FC・FCD・SC・AL・ステンレス鋳材など多様な材質を加工可能
【加工サイズ】手のひらサイズ(数百グラム)~1トンまで対応
【生産能力】 月産10個~10,000個、工作機械約350台・40以上のラインを保有
【製品実績】 トラックエンジン部品、シャーシフレーム、
発電装置、鉄道・船舶・建設機械向け部品
http://takenaka-tac.co.jp/works/
【加工技術】 鋳物・鍛造品を中心とした薄肉・異形状などの精密加工に対応
【提案力】 生産量に合わせた、ロボットライン等の自動化の提案や
最適な加工方法やコスト削減につながる粗材形状案を提案が可能
■会社概要
商号 : 株式会社竹中
代表者 : 代表取締役社長 竹中 彰一
所在地 : 〒327-0816 栃木県佐野市栄町7番2号
設立 : 1938年8月
事業内容: 自動車部品・産業用部品の製造業(IATF16949取得)
資本金 : 5,300万円
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