報道関係者各位
プレスリリース
2025年3月13日 17:00
クリックテック・ジャパン株式会社

サッポロホールディングス、Qlik Talend Cloud(R) を導入、 データ統合のプラットフォームを構築し、データ品質の向上を達成

基幹システム全体にわたる企業規模のデータ連携構築において、 コストを80%削減し、開発期間を75%短縮

2025年3月13日、東京 - データ統合、データ品質、データ分析および人工知能(AI)のグローバルリーダーである Qlik(R) ( https://www.qlik.com/ja-jp )は本日、アルコール飲料業界のグローバル企業であるサッポロホールディングス株式会社( https://www.sapporoholdings.jp/ 以下、サッポロ)が、新たに再設計されたサステナブルなデータ統合プラットフォームの一部としてQlikを導入したことを発表しました。Qlikにより、ビジネスの課題解決に向けてリアルタイムでデータを活用できるようになり、迅速で信頼性の高い意思決定が可能になりました。なおサッポロは、新たなプラットフォームの稼働開始を本年初頭、2025年1月27日に発表しています。※


サッポロは、ビジネス環境の分析や意思決定の最適化を図るためにデータ統合プラットフォームの構築を進めています。Qlikの導入前は、データ連携開発に要するコストの増大が深刻なボトルネックでした。データを連携するシステムやテーブルごとに、緻密な設計・開発・テストを外部ベンダーへ発注する必要があり、膨大なコストと時間が見込まれていました。さらに、基幹システムへの影響を最小限にするためデータの更新が1日1回の夜間バッチ処理に限られていました。その結果、リアルタイムの分析と利活用に必要なデータ品質要件を満たせない場合がありました。


Qlikの主要モジュールであるQlik Talend Cloud(R)がサッポロのデータ基盤システムに導入されたことで、データを常に最新の状態に保ち、社内で簡単にデータ連携モジュールを開発できるようになり、従来の課題が解決されました。Qlik Talend Cloud の有するChange Data Captureテクノロジーにより、業務のピークタイムでも基幹システムに過剰な負荷をかけることなく継続的に同期・更新することができるようになりました。サッポロは、2025年6月に営業領域、物流領域、財務領域に統合データプラットフォームを展開し、将来的には全社的なデータ民主化を加速させていく予定です。


サッポロホールディングスのDX・IT統括本部 DX企画部 部長である梅原修一氏は、次のように述べています。「Qlikは、サッポロのデータ利活用による利益効果の最大化に大いに役立つと考えています。Qlik Talend Cloudのローコード開発とユーザーフレンドリーなUIにより、新しいデータソースとの統合を内製で迅速に構築できるようになり、データ連携の構築にかかる将来コストを約80%削減し、開発期間も75%以上短縮した計画が可能になりました。これにより、業務部門でのデータ利活用要件について早期に課題解決できるようになり、そうした活動による利益貢献を持続可能にするシステム基盤が実現できました。データコネクタの豊富さはサッポロのデータ活用領域の拡大をもたらすファクターとして特に魅力を感じており、今後もさらなるコネクティビティの拡張に期待しています。」


Qlikのアジア太平洋および日本担当シニア・バイス・プレジデントであるマウリツィオ・ガラベッロ(Maurizio Garavello)は、次のように述べています。

「データ品質、つまりデータの信頼性や鮮度、そして多様性は、ビジネス上の最適な意思決定を行う上で非常に重要です。Qlikの導入によりサッポロ様が実現する基幹システムからのリアルタイムでのデータ統合をサポートできることを嬉しく思います。また、サッポロ様が組織全体にプラットフォームを拡大し、データの価値を最大限に活用できるよう支援することを楽しみにしています。」


※ 参照先リンク

サッポログループ共通のデータ基盤システムとして「SAPPORO DATA FACTORY」の本格運用開始

(2025年1月27日)

https://www.sapporoholdings.jp/news/dit/?id=9405



■サッポロホールディングスについて

サッポロホールディングスは1876年に創業し、酒類、食品飲料、不動産の3つの事業を展開しています。祖業である酒類事業を核とし、国内外での成長を推進しています。海外酒類事業は、北米を中心に約45カ国で展開し、グループの成長ドライバーとして、さらなるシェア拡大を目指しています。

グループ価値向上に向けた「中期経営計画(2023-26年)」では、事業戦略・財務戦略・サステナビリティを支える経営基盤として「DX」を重点活動の1つに位置付けています。DX基盤および取組み強化により持続的成長に向けた経営基盤を構築し、あらゆる事業活動を通じてすべての人々と地域社会に潤いと豊かさを提供し続けることを目指します。



■Qlikについて

クリックテック・ジャパン株式会社は、米国 Qlik Technologies Inc. の日本法人です。Qlikは、複雑なデータ状況を実用的なインサイトに変換し、戦略的なビジネス成果を促進します。世界40,000社以上の顧客にサービスを提供しているQlikの製品ポートフォリオは、最先端かつエンタープライズ水準のAI / 機械学習、データの統合と分析を提供します。さらに、実用的で高度な拡張性を備えたQlikのAI / 機械学習ツールで、適切で迅速な意思決定を可能にします。また、優れたデータ統合およびデータ統制、多様なデータソースに対応する包括的なソリューションを提供しています。Qlikの直感的でリアルタイムの分析は、隠れたパターンの発見や複雑なビジネス課題の解決、新たなビジネスチャンスの獲得を支援します。Qlikは顧客の戦略的パートナーとして、プラットフォームに依存しないテクノロジーと専門知識で、顧客の競争力を高めます。


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