プレスリリース
ゼロカーボンベースボールパーク内で プラスチックカップ・ペットボトル・ ペットボトルキャップの 回収率・リサイクル率の向上に向けた取組みを開始
阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:久須勇介)は、兵庫県尼崎市に開業したゼロカーボンベースボールパークにおいて、プラスチックカップ及びペットボトル、ペットボトルキャップの回収率・リサイクル率の向上に向けた取組みを開始します。
本取組みは、帝人フロンティア株式会社(プラスチックカップ)、アサヒ飲料株式会社(ペットボトル)、日本山村硝子株式会社(ペットボトルキャップ)の各社にご賛同いただき、「ゼロカーボンベースボールパークパートナー」としてともに推進するものです。
詳細は次のとおりです。
■プラスチックカップ回収・リサイクル率向上に向けた取組みについて
「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎(以下、SGLスタジアム)」において、帝人フロンティア(株)とともに使用済みポリエステル製プラスチックカップの回収を行います。その後、帝人フロンティア(株)が回収したプラスチックカップからリサイクルポリエステル原料を製造し、その原料を「阪神甲子園球場」や「SGLスタジアム」内のイベントで配布するカップホルダーやTシャツなどのノベルティのほか、ラバーフェンス及び観客席のクッション材といった各球場設備の資材として活用します。当社は帝人フロンティア(株)の協力を得ながら、「環境に配慮した球場」として循環型社会を目指し、環境保全に貢献します。
■ペットボトル回収・リサイクル率向上に向けた取組みについて
回収率とリサイクル率の向上のため、アサヒ飲料(株)の協力を得てペットボトル専用の回収ボックスの設置やお客さまに向けた回収協力の呼びかけを行います。特に、回収したペットボトルの質はリサイクル率の向上において重要な要素となるため、ペットボトルのキャップ・ラベル除去の推進を図り、ゼロカーボンベースボールパーク内でのリサイクル素材の活用拡大に繋げるとともに、将来的にはアサヒ飲料(株)が推進している「ボトルtoボトル」の当施設での実現を目指します。
※ボトルtoボトル:使用済みペットボトルをペット原料に戻し、再びペットボトルにすること。
■ペットボトルキャップ回収・リサイクル率向上に向けた取組みについて
回収率とリサイクル率向上のために日本山村硝子(株)の協力を得てペットボトルキャップ専用の回収ボックスの設置や、お客さまに向けた回収協力の呼びかけを行います。ペットボトルのキャップの分別を推進し、ゼロカーボンベースボールパーク内でのリサイクル素材の活用拡大に繋げるとともに、将来的には日本山村硝子(株)が推進している「ペットボトルキャップを活用したコンテンツの開発検討」及び「キャップtoキャップ」の当施設での実現を目指します。
※キャップtoキャップ:使用済みのペットボトルキャップを原料に戻し、再びペットボトルキャップにすること。
参考:SGLスタジアム内に設置しているゴミ箱及び回収BOX
■阪神タイガースファーム本拠地「ゼロカーボンベースボールパーク」について
2025年3月から、阪神タイガースのファーム施設を尼崎市・小田南公園へ移転し、「ゼロカーボンベースボールパーク」として開業しました。「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」、タイガース練習場、室内練習場、虎風荘を新設し、選手たちが試合や練習に励む姿を身近に感じながら野球を楽しめる「小田南公園野球場」や、くつろげる広場、散歩やランニングができる周遊コースも整備しています。
さらに、太陽光発電・蓄電池の導入や廃棄物発電の活用、省エネ徹底による「脱炭素化」、ペットボトル・プラスチックカップの回収・リサイクルや雨水・井水の活用といった環境に優しい取組みを行うなど、脱炭素社会や循環型社会の実現に資するここにしかない魅力ある公園が誕生しました。
「脱炭素先行地域」について
ゼロカーボンベースボールパークは、尼崎市と阪神電気鉄道株式会社が共同提案し、2022年4月26日に環境省から第1回「脱炭素先行地域」に選定されました。
阪神電気鉄道株式会社 https://www.hanshin.co.jp/
ゼロカーボンベースボールパーク https://zerocarbon-bp.hanshin.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/31d5dfdf74bbf69573ba4171a864fd75897836bf.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1