人工膝関節手術支援ロボット「CUVIS-jointシステム」 日本国内での販売を開始
京セラ株式会社(所在地:京都府、代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、日本国内での人工膝関節手術支援ロボット「CUVIS-jointシステム」(キュービス・ジョイント・システム)の販売を3月から開始しますので、お知らせします。なお、本製品は、CUREXO, Inc.(キュレクソ)(所在地:韓国ソウル市、CEO:李在俊、以下 CUREXO)が本年3月17日に日本国内における製造販売承認を取得しました。
日本国内では高齢化に伴い、人工関節置換術の手術件数が増え続けている中、QOL(生活の質)の向上やADL(日常生活動作)の改善が求められております。そのような背景の中、人工関節置換術においては、最近では手術支援ロボットの導入が広がりを見せております。
今回販売開始となります人工膝関節手術支援ロボット「CUVIS-jointシステム」は、手術前に得た患者の画像データを基にした手術の計画や、手術中の術野内※での位置関係を把握し、整形外科手術における骨切除を制御することで、適切な人工膝関節の設置を補助する手術支援装置です。
京セラは整形外科手術用ロボットを国内導入するにあたり、販売と保守メンテナンスを担当し、CUREXOは製造・供給・機能向上を担当します。両社は人々の健康維持と豊かな生活の実現に寄与するという共通理念のもと、これまで以上に人工関節置換術分野における事業の拡大を図ってまいります。
※手術時の手元の視野範囲
「CUVIS-joint」は、CUREXO, Inc.の登録商標です
■販売名:CUVIS-jointシステム
・医療機器承認番号:30700BZI00011000
・一般的名称:手術用ロボット手術ユニット
・外国製造業者:CUREXO, Inc.
・選任製造販売業者:京セラ株式会社
CUREXOについて:https://www.curexo.com(韓国語)
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