atpress

大新東株式会社 大阪府交野市でコミュニティバスの受託運行開始

~撤退路線バスのルートを支え、地域公共交通を維持~

その他
2025年3月21日 16:50
FacebookTwitterLine
 総合サービス企業 シダックスグループで、全国の民間企業の役員車、および自治体の公用車、貸切バス等の車両運行を行う大新東株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:森下 哲好、以下、大新東)は、2025年3月23日(日)より、大阪府交野(かたの)市の公共交通車両(交通空白地有償運送)であるコミュニティバスのうち、南部地域を中心とした4ルートの受託運行を開始します。
大新東が交野市より受託運行を開始したコミュニティバス(中型バス)走行時の様子
大新東が交野市より受託運行を開始したコミュニティバス(中型バス)走行時の様子
大新東が受託運行するコミュニティバス(中型バス)車両外観
大新東が受託運行するコミュニティバス(中型バス)車両外観
 交野市は、大阪府と奈良県の県境に位置し、東側と南側を山に囲まれる自然豊かな地形の中で、昔ながらの趣を残す集落と新たに作られた住宅地が共存する田園都市です。南部に位置する住宅地は1960年台に開発されたニュータウンが広がり、JR駅、私鉄駅への重要な移動手段として路線バスが運行されていましたが、深刻なドライバー不足等の理由により、2025年3月22日(土)をもって南部地域を中心に市内で完結する路線バスが廃止となりました。
 交野市は、直ちに市民の移動手段を切れ目なく確保する方針を定め、撤退する民間バス事業者の市内路線バスの代替として、自家用有償旅客運送によるコミュニティバスの運行を翌3月23日(日)より開始。なお、バスの名称については、交野市に残る七夕伝説にちなんで「おりひめバス」の名称で運行します。
 大新東は、1998年よりコミュニティバスを、そして2012年よりデマンドバスの受託運行を開始し、以来、全国の自治体で実績とノウハウを積み重ね、この度の交野市コミュニティバスのうち、南部地域を中心とした4ルート、乗客定員60名程度の中型バスの受託運行を2025年3月23日(日)より行います。また、本車両4台(予備車含む)の調達も行いました。
 また、大新東は、2025年3月現在、役員車や送迎バス、旅客運送バス等約4,000台、コミュニティバスは当受託運行を含め計21自治体(計120台)を担い、車両の運行のみならず保守管理まで一括して担う「安心・安全」の車両運行サ-ビス事業に努めています。「事業を通じて社会課題解決を行う」を掲げるシダックスグループの一員として、未来の子供たちのために、そして交野市が抱える地域の公共交通の課題に、車両運行サービスでお手伝いしていきます。

大新東受託運行 大阪府交野市 公共交通バス(コミュニティバス) 3月23日(日)運行開始4ルート(中型バス) 概要

■運行会社
 大新東株式会社 
 ※バス車両調達含む

■運行開始日
 2025年3月23日(日)

■運賃
 (大人)お1人様200円
 (6歳~小学生以下)お1人様100円
バス車内の様子
バス車内の様子
■運行区間/各運行ルートの主なバス停留所/便数
①星田駅南星台循環ルート(平日のみ運行/1日15便)
 JR星田駅発~藤が尾団地~南星台~コモンシティ星田~JR星田駅着循環(走行距離約11.9km) 
 ※日中はコモンシティ星田へ経由せず/夕方16:20より途中のルート変更
②星田駅南星台循環ルート(コモンシティ経由)(土・日・祝日のみ運行/1日16便)
 JR星田駅発~藤が尾団地~南星台~コモンシティ星田~JR星田駅着循環(走行距離約11.9km) 
 ※昼13:25より途中のルート変更
③星田駅コモンシティ星田往復ルート(平日のみ運行/1日28便)
 JR星田駅発~コモンシティ星田~JR星田駅着循環(走行距離約6km)
④交野市駅南星台循環ルート(全日運行/1日14便)
(京阪電気鉄道交野線)京阪交野市駅発~(JR西日本片町線)JR河内磐船駅北~藤が尾団地~南星台~JR河内磐船駅北~京阪交野市駅着循環(走行距離約14km) 
 ※始発便と最終便のみ、一部停留所異なる

■車両台数
 計4台(予備車両含む)

■乗車人数
 約60名(※運転サービス士を除く)
星田駅南星台循環ルート 走行時の様子(妙見坂七丁目停留所付近)
星田駅南星台循環ルート 走行時の様子(妙見坂七丁目停留所付近)
交野市駅南星台循環ルート 走行時の様子(京阪交野市駅付近)
交野市駅南星台循環ルート 走行時の様子(京阪交野市駅付近)