【北海道 東川町】北海道新聞社とのアイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」の情報を順次公開
道新こども新聞まなぶんタイアップ紙面(3/22発刊)& デジタル教材多言語版(11言語)3/26より順次公開
サービス
2025年3月26日 10:00東川町が2023年11月に製作した映画「カムイのうた」を通じ、多文化共生社会の実現を目指す、アイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」。そのプロジェクトの一環として、道内小学生にアイヌ文化に興味を持ってもらうことを目的とした、道新こども向け新聞「まなぶん」タイアップ紙面を3月22日(土)に掲載しました。
また、2024年12月にリリースした、アイヌ文化について気軽に学べる「デジタル教材」を日本だけでなく世界の方々にアイヌ文化に興味をもらっていただくためのツールとして、多言語版(11言語)をプロジェクトサイトにて2025年3月26日(水)より順次展開いたします。
また、2024年12月にリリースした、アイヌ文化について気軽に学べる「デジタル教材」を日本だけでなく世界の方々にアイヌ文化に興味をもらっていただくためのツールとして、多言語版(11言語)をプロジェクトサイトにて2025年3月26日(水)より順次展開いたします。
リリース内容
道内小学生向け施策
北海道新聞が発行するこども向け新聞「まなぶん」とタイアップし、「アイヌ文化に学ぶ多文化共生社会へのヒント」をコンセプトとした紙面を展開。道内の小学生に向けてアイヌ文化の興味喚起と多文化共生社会の大切さを知るきっかけとなるコンテンツ発信を行います。
<掲載概要>
・媒体名:道新こども新聞まなぶん
・発行日:2025年3月22日(土)朝刊
・配布エリア:全道の北海道新聞購読世帯へ配布
・掲載サイズ:タブロイド4ページフルカラー
https://moula.jp/LP/kamui/assets/pdf/manabun.pdf
<掲載概要>
・媒体名:道新こども新聞まなぶん
・発行日:2025年3月22日(土)朝刊
・配布エリア:全道の北海道新聞購読世帯へ配布
・掲載サイズ:タブロイド4ページフルカラー
https://moula.jp/LP/kamui/assets/pdf/manabun.pdf
アイヌ文化の学ぶ デジタル教材多言語版制作
2024年12月にプロジェクトサイトでの閲覧・ダウンロードを開始した、「デジタル教材(日本語版)」を世界の方々にも、アイヌ文化について、興味を持っていただくためのツールとして、多言語(11言語)版を制作。映画「カムイのうた」と親和性が高い内容にしているため、映画と一緒に読むとより一層深い理解が得られる作りになっています。
デジタル教材多言語(11言語)版 閲覧・ダウンロード
多言語展開の言語について:順次公開
①中国語(繁体)②ベトナム語 ③インドネシア語 ➡3/26(水)サイト公開
④英語 ⑤中国語(簡体)⑥韓国語 ⑦タイ語 ⑧ミャンマー語
⑨ウズベク語 ⑩フランス語 ⑪ロシア語
➡完成次第順次サイト公開
デジタル教材の11言語の翻訳は、JET プログラム【語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan
Exchange and Teaching Programme)】を活用して、東川町で活動する国際交流員(CIR)が担当
④英語 ⑤中国語(簡体)⑥韓国語 ⑦タイ語 ⑧ミャンマー語
⑨ウズベク語 ⑩フランス語 ⑪ロシア語
➡完成次第順次サイト公開
デジタル教材の11言語の翻訳は、JET プログラム【語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan
Exchange and Teaching Programme)】を活用して、東川町で活動する国際交流員(CIR)が担当
映画「カムイのうた」について
北海道東川町では、1903年に生まれ、19歳の若さで亡くなったアイヌ文化伝承者・知里幸恵(ちり・ゆきえ)さんをモデルに、日本の先住民族であるアイヌ民族とその文化の素晴らしさ・重要性を伝え、差別のない世界を目指すために映画「カムイのうた」を製作しました。
2023年11月23日より北海道内で先行上映が始まり、2024年1月26日からは全国の劇場で上映され、2024年12月現在までで全国70館以上の劇場で公開されました。
2023年11月23日より北海道内で先行上映が始まり、2024年1月26日からは全国の劇場で上映され、2024年12月現在までで全国70館以上の劇場で公開されました。
世界の映画祭で多数の作品賞を受賞
●カルカッタ国際カルト映画祭(インド):2023年8月-9月国際長編映画部門作品賞 受賞
●モントリオール・インディペンデント映画祭(カナダ):2023年秋優秀長編映画 選出
●グランド・シネ・カーニバルモルディブ(モルディブ):2023年9月長編映画部門 特別賞
●ハーキュリーインディペンデント映画祭(スペイン):2023年9月長編映画部門 佳作
●モントリオール・インディペンデント映画祭(カナダ):2023年秋優秀長編映画 選出
●グランド・シネ・カーニバルモルディブ(モルディブ):2023年9月長編映画部門 特別賞
●ハーキュリーインディペンデント映画祭(スペイン):2023年9月長編映画部門 佳作
映画「カムイのうた」映像媒体の貸し出しを行っています
北海道が世界に誇るアイヌ文化に多くの方が触れていただけるよう、学校施設やイベントホール、公民館などの会場をご用意できる方に、映画「カムイのうた」の映像媒体を貸し出し、地域や団体のみなさまでこの映画の上映会を開催していただく事が可能です。
この地域上映は、現在日本国内・世界で60回以上実施されています(2025年2月時点)
この地域上映は、現在日本国内・世界で60回以上実施されています(2025年2月時点)
本プレスリリースに関するお問い合わせについて
写真文化首都 北海道「写真の町」東川町 文化交流課
Tel:0166-82-2111(代表)
FAX:0166-82-5111
Email:kouryu@town.higashikawa.lg.jp
Tel:0166-82-2111(代表)
FAX:0166-82-5111
Email:kouryu@town.higashikawa.lg.jp
アイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」について
北海道東川町では、多様な文化と国内外の交流を推進し、多文化共生のまちづくりに取り組んでいます。その一環として、2023年には大雪山文化と、大雪山のふところで生きるアイヌの文化を広めるとともに、差別のない世界(=多文化共生社会)を次世代に伝えることを目的に、東川町とさまざまな機関・団体と連携して“オール北海道”で作り上げた映画「カムイのうた」を製作。
2024年にその映画に込められた想いを、若い世代をはじめより多くの方に気軽に触れていただけるよう、㈱北海道新聞社と連携してアイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」を発足し、多文化共生社会の実現と継承に取り組んでいきます。
2024年にその映画に込められた想いを、若い世代をはじめより多くの方に気軽に触れていただけるよう、㈱北海道新聞社と連携してアイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」を発足し、多文化共生社会の実現と継承に取り組んでいきます。
映画「カムイのうた」・アイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」に込める願い
北海道には、言語、宗教、文化に独自性を持つ先住民族であるアイヌの人々が暮らしています。アイヌ語は文字を持たず、長い間、口語伝承によって受け継がれてきました。その中で、知里幸恵さんは、自身の命を懸けて「アイヌ語」を文字として記録し、後世に伝えるという大きな功績を残しました。
映画『カムイのうた』は、大雪山の雄大な自然を背景に、知里幸恵さんの半生をモデルにした物語です。この作品は、アイヌ民族が受け継いできた文化の重要性を伝えるとともに、差別のない世界を目指すためのメッセージを込めて製作されました。アイヌの人々が暮らしてきた豊かな自然環境と、厳しい社会環境を描くことで、文化や価値観の多様性がもたらす尊さを伝えています。
この映画とプロジェクトが、差別や迫害の歴史だけでなく、現代社会にも存在する「いじめ」「差別」「紛争」といった問題に目を向けるきっかけとなれば幸いです。そして、次世代を担う人々にとって、国内外の社会問題を解決し、共生共和共栄の社会を築くための一助となることを願っています。
映画『カムイのうた』は、大雪山の雄大な自然を背景に、知里幸恵さんの半生をモデルにした物語です。この作品は、アイヌ民族が受け継いできた文化の重要性を伝えるとともに、差別のない世界を目指すためのメッセージを込めて製作されました。アイヌの人々が暮らしてきた豊かな自然環境と、厳しい社会環境を描くことで、文化や価値観の多様性がもたらす尊さを伝えています。
この映画とプロジェクトが、差別や迫害の歴史だけでなく、現代社会にも存在する「いじめ」「差別」「紛争」といった問題に目を向けるきっかけとなれば幸いです。そして、次世代を担う人々にとって、国内外の社会問題を解決し、共生共和共栄の社会を築くための一助となることを願っています。
北海道東川町について
北海道のほぼ中央に位置し、北海道最高峰の旭岳(2,291m)をはじめ、美しい田園風景の広がる人口約8,500人の自然豊かな町です。「東川」はアイヌ語のチュプペッ(Chup Pet)の意訳であり、「水源が東にあり日月の出る処」から名付けられたものとされています。稲作を中心とした農業と、木工業、観光業が主な産業です。大雪山からの伏流水の恵みを一身にうけ、全国でも珍しく全戸が地下水で生活しています。町の東部は日本最大級の大雪山国立公園に含まれ、可憐な高山植物、鮮やかな紅葉、一面のパウダースノーなどが特徴として挙げられます。登山をはじめとしたアクティビティなど、四季折々の姿で世界中の旅行者を魅了しています。1985 年には写真の町を宣言し、「写真映りの良い町」を目指し、写真文化を中心に国内外との交流を進めるなど、文化を通じたまちづくりに取り組んでいます。また、家具の産地でもあり、旭川家具の主要産地となっているほか、日本初の公立日本語学校を開設し、日本語留学生が暮らすなど国際交流が盛んな町でもあります。