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PropTech-Lab、岐阜県大垣市の学生向けイベント 第1回 データから地域の未来をデザインする「SDGs×データサイエンス2025」に共催

AI・ビッグデータを活用できる社会課題解決人材を育成

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2025年3月26日 15:00
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テクノロジーで気軽な住み替えをサポートする株式会社property technologies(以下「当社」)の研究・開発組織 『PropTech-Lab(プロップテック・ラボ)』(所長:清水 千弘)は、2025年3月19日(水)、20日(木・祝)に一橋大学 社会科学高等研究院と情報科学芸術大学院大学が主催する「第1回 データから地域の未来をデザインする『SDGs×データサイエンス2025』」に共催しました。当日は、大垣市の学生30名と、主催大学の教員をはじめ、共催する大学・企業・組織のメンバー30名が参加し、「データ可視化」、「ヴィジュアルリテラシー」といったワークショップを実施しました。

3月19日(水) プレイベントについて

プレイベントでは、PropTech-Lab所長で、一橋大学 ソーシャル・データサイエンス研究科の清水 千弘教授によるオーガナイザー挨拶に続き、情報科学芸術大学院大学の鈴木 宣也学長から主催者挨拶がありました。その後、「データサイエンスとヴィジュアルリテラシーに関する講義(鈴木学長)」を皮切りに、「データサイエンスの魅力(一橋大学・鷲田 祐一教授)」、「データ可視化の技術(一橋大学・山辺 真幸特任講師)」、「研究事例の解説(一橋大学・キム ホンジク専任講師)」について講義が行われました。
後半では、参加者たちは地域課題解決のためのチーム編成と研究テーマの設定に取り組みました。学生と共催企業の社会人メンバーが混在するチームで、一般的に入手困難なビッグデータを活用した地域分析の準備が進められました。

3月20日(木) ワークショップについて

ワークショップ当日は、前日に編成されたチームごとにデータ分析が進められました。参加者たちはビッグデータを活用し、岐阜県大垣市を中心とした地域の課題解決策を模索しました。
昼食後も引き続きグループワークが行われ、データ可視化ツールを駆使した分析結果をまとめ上げていきました。午後からは各チームが順に発表を行い、「住み続けられる街」をテーマに、データから導き出した地域の未来図を提示。教員陣からの質問やアドバイスを受け、活発な議論が展開されました。

受講した学生の声

「講義型の学びを想像していましたが、実際には自分たちで考え、主体的に取り組むワークショップで新鮮でした。異なる視点を持つ仲間とのディスカッションが刺激的で、学んだことを今後の活動にも活かしたいです。」
「スライド発表の仕方や伝え方を学ぶ機会が得られたことが、とても貴重でした。データをどのように可視化し、伝えるかの重要性を実感しました。」
「初めてのデータ分析でしたが、実際に手を動かして考察を深めることで、データを活用する面白さを実感できました。データに基づいて議論する力を、これからも磨いていきたいです。」

講師から学生に向けたコメント

「データの分析や可視化に取り組みながら、課題の本質を捉えようとする姿勢が素晴らしかったです。短時間の中で、問題を共有し、チームで考察を深めていく力が発揮されていました。」
「データ分析に対し抵抗感なく、試行錯誤しながらも自分なりの考察を導き出す姿勢が印象的でした。今後もこの経験を活かして、社会課題の解決に取り組んでほしいです。」

データから地域の未来をデザインする「SDGs×データサイエンス2025」について

本ワークショップは、「データ可視化」と「ヴィジュアルリテラシー」を中心に、参加者がデータを通じて地域の過去・現在・未来を描く能力を養成することを目的として開催されました。特に「住み続けられる街の条件の発見」と「誰もが幸せに住み続けられる地域のデザイン」という視点を重視し、二大学と産業界の緊密な連携により実現したプログラムです。

本ワークショップの特徴は、一般的には入手困難なモバイルデータや地域アメニティに関するビッグデータを活用できる点にあります。こうした貴重なビッグデータを用いた研究機会は稀少であり、参加者にとって貴重な学びの場となります。参加者一人ひとりがAI・テック人材へとステップアップするきっかけを得て、データの力で地域の未来をデザインできる高度専門人材へと成長していくことに寄与することを目指しました。

社会課題の解決に貢献できるデジタル人材の育成という社会的使命に賛同し、当社は今後も本プログラムへの継続的な支援を通じて、産学連携の取り組みに貢献してまいります。

ワークショップ概要

■日時:2025年3月19日(水)、3月20日(木)
■場所:情報科学芸術大学院大学(〒503-0006 岐阜県大垣市加賀野4丁目1番地7)
■対象:高校生・大学生・大学院生および西濃地域でSDGs活動に関心を持つ社会人
■定員:30 名
■主催:一橋大学 社会科学高等研究院、情報科学芸術大学院大学
■共催(順不同):
 麗澤大学 国際総合研究機構、Location Mind株式会社、
 NTTタウンページ株式会社、株式会社日建設計総合研究所、PropTech-Lab(当社)
■後援(順不同):
 国土交通省、株式会社大垣共立銀行、共立コンピューターサービス株式会社
■オーガナイザー/ワークショップチームコーディネイター:
 清水 千弘:一橋大学 ソーシャル・データサイエンス研究科 教授
 鈴木 宣也:情報科学芸術大学院大学 学長
 森 知也:京都大学 経済研究所 教授
 鷲田 祐一:一橋大学大学院 経営管理研究科 教授、データ・デザイン研究センター長
 柴崎 亮介:麗澤大学 副学長・工学部長(元東京大学空間情報科学研究センター 教授)
 宗 健:麗澤大学 工学部 教授、大東建託賃貸未来研究所フェロー
 山辺 真幸:一橋大学 ソーシャル・データサイエンス研究科 特任講師
 キム ホンジク:一橋大学 社会科学高等研究院 専任講師
 徐 文臻:一橋大学 商学部 専任講師
 馬塲 弘樹:中央大学 工学部 准教授(元一橋大学 ソーシャル・データサイエンス研究科 特任准教授)
 西 颯人:東京大学 工学部 特任講師(元一橋大学 ソーシャル・データサイエンス研究科 特任助教)

※本イベントは、日本学術振興会科学研究費・基盤(S)(24H00012)によって開催されています。

『PropTech-Lab(プロップテック・ラボ)』について

『PropTech-Lab』は、不動産市場に新たな価値をもたらし、人々が住まいを選ぶ際の新たな基準や簡便さ、価値観を醸成し、提供することを目指します。市場のニーズに応え、価格高騰のスパイラルを抑制し、より多くの人々が質の高い住宅を手に入れられるよう努めてまいります。
そして、これらの取り組みを通じて、当社のミッションである「誰もが」「いつでも」「何度でも」「気軽に」住み替えることができる未来を目指します。

『PropTech-Lab』 所長 清水 千弘 について

『PropTech-Lab』 所長 清水 千弘
『PropTech-Lab』 所長 清水 千弘
一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科教授、同大学ソーシャル・データサイエンス学部教授、麗澤大学学長補佐(AIビジネス研究センター長・都市不動産科学研究センター長)。
麗澤大学経済学部准教授・教授、ブリティッシュコロンビア大学経済学部、シンガポール国立大学不動産研究センター、香港大学建設不動産学部客員教授、日本大学スポーツ科学部教授、東京大学空間情報科学研究センター特任教授等を歴任。
2022年1月より、当社グループ参画。社外取締役を経て、2024年7月より、当社研究・開発組織『PropTech-Lab』所長に就任。

株式会社property technologies(プロパティ・テクノロジーズ)について

「UNLOCK YOUR POSSIBILITIES. ~テクノロジーで人生の可能性を解き放つ~」というミッションを掲げています。年間36,000件超の不動産価格査定実績やグループ累計約13,500戸の不動産販売で培ったリアルな取引データ・ノウハウを背景に、「リアル(住まい)×テクノロジー」で実現する「誰もが」「いつでも」「何度でも」「気軽に」住み替えることができる未来に向け、手軽でお客様にとって利便性の高い不動産取引を提供しています。

<会社概要>
 会社名:株式会社property technologies
 代表者:代表取締役社長 濱中 雄大
 URL:https://pptc.co.jp/
 本社:東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館12階
 設立:2020年11月16日
 上場:東京証券取引所グロース市場(5527)

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