九州電力株式会社と九州旅客鉄道株式会社は、 熊本駅近隣でパブリックEVシェアリングサービス 「weev+(ウィーブプラス)」の提供を開始します
― 鉄道と電気自動車の接続によりクリーンな移動を実現 ―
九州電力株式会社(本店:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:池辺 和弘、以下「九州電力」)と九州旅客鉄道株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:古宮 洋二、以下「JR九州」)は、熊本駅近隣における電気自動車シェアリングサービスの提供を2025年4月1日から開始します。
weev+(ウィーブプラス): https://www.weev.jp/
本取組みにおいて、九州電力は、パブリックEVシェアリングサービス「weev+」の運営を担当し、テスラ モデル3を用いた快適なEVの乗車機会を提供します。一方、JR九州は、同社熊本支社の駐車場を「weev+」へ提供するとともに、鉄道利用客等に対してPRを行います。
脱炭素社会のモデルとして、自家用乗用車と比較してCO2排出量の低い鉄道※1と電気自動車を組み合わせたクリーンな移動を実現し、地域社会における環境負荷の低減に貢献することを目指していきます。
九州電力と熊本県は、地球温暖化対策に関する連携協定※2を締結しており、家庭部門や産業・業務部門における省エネルギー及び電化を中心としたエネルギーシフトの推進などについて、連携、協働し、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいます。
JR九州と熊本市は、カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定※3を締結しており、その連携事項である「電気自動車等の普及拡大に関すること」として、JR九州用地などを活用した電気自動車充電スタンドの整備を行うとしています。
本取組みを通じて、両社は熊本エリアにおける2050年カーボンニュートラルの実現につなげていくことを目指します。また、今後は、本取組みの利用状況等の評価を行いながら、他のJR九州主要駅への拡大も検討していきます。
※1 各輸送機関における単位輸送量当たりの二酸化炭素の平均的な排出量データ(国土交通省HPの運輸部門における二酸化炭素排出量データ)に基づく
※2 2021年8月18日に、熊本県・九州電力により締結
https://www.kyuden.co.jp/press/2021/h210818-1.html
※3 2024年2月7日に、熊本市・JR九州・住友商事株式会社・住友商事九州株式会社により締結
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2024/02/07/240207_carbon_neutral_agreement.pdf