プレスリリース
韓国人が日本にビジネスや観光で行く場合における “喫煙環境”に関するホテル選びの意識調査の結果を公開 ~中国人との比較からわかる、喫煙環境に対する意識の違い~
クリア分煙を実現する高性能喫煙ブースの販売を手掛ける株式会社エルゴジャパン(代表取締役:安田 光守)は、2025年2月に実施した独自アンケートの結果を公開いたしました。
これは韓国に在住する韓国人に対して、日本へ訪れる際のホテル選びに関わる喫煙環境の意向を調査するために行ったアンケート調査になります。
新型コロナウイルスが5類になって以降、戻り続けているインバウンド。訪日人数が常に上位にいる韓国人の喫煙に関する意識がどのようなものか、その考察をまとめました。
■喫煙者の意識調査の概要
【対象者】
韓国に住む韓国人432名(男性:217名、女性:215名)
※20代:108名、30代:108名、40代以上:216名
◇調査対象者の行動特性
1. 日本にビジネスや旅行で訪れる際、ホテルの選択において喫煙環境はどの程度重要かを聞いたところ、以下の結果となりました。
喫煙環境の重要性
43.8%の人が非常に重要と答えており、ある程度重要と答えた方も含めて、喫煙環境がその選択肢に影響を及ぼす人の割合は、69.7%にも上りました。
2. 日本のホテルに宿泊する際、喫煙ルームと禁煙ルームのどちらを希望するかを聞いたところ、以下の結果となりました。
部屋の希望
77.1%の人が禁煙ルームを選択すると答える結果となりました。
3. さらにホテル選びにおいて、館内に喫煙スペースがあるかどうかは重要かを聞いたところ、次のような結果となりました。
ホテル選びにおける喫煙環境
ここでは、館内に喫煙スペースがあることを33.6%の人が望むということがわかりました。
Q2において、クリーンな非喫煙ルームに宿泊することを望む人が77.1%でした。また、ホテルの喫煙スペースがあることを重要ではないと考える人は50%であります。ホテル選びの際に、喫煙に関してはそこまでの強い意識がないようにも感じます。
4. ホテルの部屋で喫煙できる場合、追加料金が発生しても希望するかを聞いたところ、次のような結果となりました。
追加料金の有無
これもQ2の結果と近い数字となり、部屋での喫煙は希望しない方が65%と大半を占める結果となりました。一方で14.4%の人は追加料金を払っても喫煙ルームが良いと回答しています。
大半の方は、お金を払ってまで喫煙できる部屋には移動したくはなく、基本的には喫煙を希望しない方が大半であることがわかります。
5. 日本でホテルに滞在する際、喫煙環境に関する情報(喫煙可否や喫煙スペースの有無)はどの程度重要かを聞いたところ、次のような結果となりました。
喫煙環境に関する情報提供
事前に詳細を知りたいという回答が56.7%という数字を占める形となりました。ある程度気にする人の28%を合計すると、84.7%になります。海外への喫煙環境に関する情報発信は、ホテル選びの際にも非常に重要な要素になっていることが、このことからもわかります。
6. ホテルの喫煙環境が良い場合、宿泊費が高くなっても選ぶかどうかを確認したところ、次のような結果となりました。
喫煙環境と宿泊費
多少高くなっても選ぶという人は、16%程度です。あまり高くなければ選ぶという人の38.4%を合計すると54.4%になります。やはり高くなることで選ばなくなる方は45.6%です。喫煙環境が良いということは、付加価値にもなり、「当たり前」という感覚でもある、という結果になりました。
7. 最後に、1泊当たりの宿泊費の目安を聞いたところ、次のような結果となりました。
宿泊費の目安
2万円以内の価格帯で全体の66.2%を占める結果となりました。決して高価格帯のホテルではなく、一般的なホテルへの宿泊を希望する方が大半であるという結果となりました。
【中国と韓国の比較】
2024年11月に行った中国人向けの調査と比較すると、その傾向が見て取れます。特に喫煙に関する意識の違いを感じる次の3つの質問について、比較を行いました。
喫煙環境の重要性【中韓比較】
ホテル選びにおける喫煙環境【中韓比較】
追加料金の有無【中韓比較】
ホテルの選択において、喫煙環境を非常に重要と答えた割合は、中国が韓国に比べて8.5%も高い数字を示しています。またホテル選びにおいては、館内に喫煙スペースがあることが重要と答えた割合は、中国が32.4%上回る数字となり、喫煙に関する強い要望を感じます。
また部屋での喫煙については、希望しない人の割合が韓国の方が16.6%高い数字となります。しかしながら中国においても50%近い数字をたたき出しており、ホテルの中で、部屋以外の場所での喫煙空間を整えることの重要性が見て取れます。
日本政府観光局によると、2024年12月度の訪日外国人数は、韓国が867,400人、中国が604,200人でしたが、2025年1月度は韓国が967,100人、中国が980,300人と、中国人の訪日人数が一番となりました。今後も益々訪日中国人の数が増えていくことが予想されます。
これからのホテル業界における喫煙環境のインバウンド対応については、ますます中国人を意識した動きの重要度が高まってきそうです。
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■本調査について
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年2月
調査対象:20代以上の韓国に住む韓国人432名