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【新開発】生産現場の離型課題を解消する新コーティング技術 「CAS(セラミックアロイシステム)」4月14日に正式リリース ~独自のセラミック凸面設計で離型性と耐久性を両立~

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2025年4月16日 10:00
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株式会社吉田SKT(名古屋市西区、代表取締役社長:垣内 和也)は、長年にわたりコーティング技術を提供してきた経験をもとに、従来のコーティングでは離型が難しかった相手材への適用を目的とした新コーティング技術「CAS(セラミックアロイシステム)」を2025年4月14日に正式リリースいたしました。

CASは、独自開発の丸みを帯びたセラミック凸面構造と最適な離型材料を組み合わせることで、高い離型性と安定した耐久性を実現。生産現場における型離れ不良や付着トラブルを抑え、作業効率と製品品質の向上に寄与します。


製品情報URL: https://www.y-skt.co.jp/magazine/product/cas/



■提供背景

現場の生産効率を高めながら高品質を維持するためには、金型や部品への材料付着問題の解決が重要です。この問題を解決する手法の一つに、接触面積を低減する凸面構造の形成があります。しかし、従来の溶射技術やサンドブラスト処理では、再加工時に基材へ負荷がかかったり、複雑な形状や薄板への適用が難しいという課題がありました。

当社は、これまでの技術で離型が難しかった材料にも対応できる方法を模索。こうした背景から、独自の凸面成形技術と離型材料を組み合わせたCASを開発し、離型性と耐久性を両立するコーティングとしてご提案いたします。



■製品の特長

1. 高い離型性

独自の丸みを帯びたセラミック凸面設計により、型離れ時のトラブルを低減。粘着物や残留物の発生を抑えます。


2. 耐久性の向上

高硬度と離型特性を両立し、長期間にわたり安定した性能を保持。再加工もしやすく、基材へのダメージを低減することでコスト削減にもつながります。


3. 幅広い適用性

金属薄板など、多様な基材に対して適用可能。凸面のサイズや離型材料を用途に合わせて選択できるため、さまざまな製造現場のニーズに合わせて対応します。



■製品ラインナップ

CASシリーズは、各種製造工程や基材に応じて複数の仕様を展開。従来の「溶射+コーティング」に代わる新たな選択肢として、より柔軟かつ効果的な表面処理を実現します。



■今後の展開

CAS技術は、自動車、航空宇宙、電子部品など幅広い産業分野での活用が期待されます。当社は、今後もお客様の要望を踏まえた技術開発に取り組み、表面処理技術を通じて製造現場の効率向上や品質向上、さらに持続可能な社会の実現に貢献してまいります。



■会社概要

商号  : 株式会社吉田SKT

代表者 : 代表取締役社長 垣内 和也

所在地 : 〒451-0062 名古屋市西区花の木一丁目12番20号

事業内容: フッ素樹脂コーティング、テフロン(TM)コーティング、

      表面処理加工、関連材料の販売

URL   : https://www.y-skt.co.jp/



■本件に関するお問い合わせ

株式会社吉田SKT

TEL:052-524-5211(代表)

FAX:052-524-5287

各種お問い合わせは、上記連絡先までお気軽にご連絡ください。