プレスリリース
「静岡の傘と言えば藤田屋」 創業105年の老舗傘屋が 次世代へ想いを繋ぐクラウドファンディングを4月24日に開始
静岡の老舗傘屋の4代目アトツギが 事業継続と技術承継を目的としたクラウドファンディングを実施
株式会社 藤田屋(所在地:静岡県静岡市、代表取締役社長:藤田 道一)は、創業105年を迎える老舗傘屋として、先人たちの想いと技術を未来へ繋ぐべく、2025年4月24日にクラウドファンディングを開始いたしました。
クラウドファンディングTOPページ
■プロジェクト概要
プロジェクト名 : MIRUIプロジェクトVOL.48 |
静岡傘屋アトツギが先人の想いを未来に繋ぐ
クラウドファンディングURL: https://camp-fire.jp/projects/827089/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
募集期間 : 2025年4月24日~2025年6月27日
目標金額 : 30万円
資金の使途 : 新商品開発費、イベント運営資金、
直営店のメンテ/修繕費、職人の技術継承
■クラウドファンディング挑戦の背景と想い(4代目アトツギ 藤田 大悟)
私は、静岡県にある創業105年の傘屋「藤田屋」の4代目アトツギとして生まれ、店舗が自宅という環境で育ちました。
子どもの頃から店内は“遊び場”であり、お客様や店員の方々は家族同然の存在。
そんな環境で育ったからこそ、「この大好きな商品と空間、傘づくりの技術をたくさんの方に知ってほしい、そして次世代につないでいきたい。」と考え、家業に戻りました。
そしてこの度、自社と商品、そしてなにより“傘自体の魅力をもっと伝えたい”と強く思い、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
■本プロジェクトを通じて実現したい夢
(1)創業105年の傘の会社を次世代に残すための商品開発とイベント開催
日本の傘メーカーが減少している中、当社は創業の地である静岡で、自社製品開発はもちろん、直営店運営、修理メンテナンスと、傘に関わるほとんどの業務を一気通貫で実施しています。
また、傘を通じて人と人とをつなげ、地域全体を盛り上げたいという思いから、様々なイベントも開催しております。
次の100年に向けて、事業を継承し、発展させるために、新たな商品や事業の開発に取り組みます。
(2)傘づくり技術を広め、つなぎ、継承する
静岡県では、かつては傘づくりも地域に根付いており、傘の部材である骨やろくろの店も地域に多くあり、1つの産業になっていました。
しかし、時とともに産業は衰退し、次々とお店は廃業。当社も職人の減少などが理由で一時は製造から離れ、問屋業のみに注力していた時もありました。
現状でも問屋業が中心ではあるものの、傘づくり職人の「傘づくりを通して、長く続く静岡の伝統産業の魅力を伝えたい!」という思いから、一部の商品で再び傘づくりを復活させることができました!
当社は「ハンドメイドイン静岡」で再び地域産業を盛り上げたいと考えてます。
(3)傘を使い捨てから、自分らしさを表現する大切なアイテムに変えていく
日本は、一人当たりの傘所有数が世界1位、消費量も世界3位。
これだけ傘が生活に浸透している国は他にありません。まさに世界をリードする傘先進国と言えると思います。
一方、消費の裏側で、「世界有数の傘廃棄国」という現実があります。
廃棄数はなんと年間約8千万本です。
モノである以上、壊れることは避けられないですが、現状の傘に対する価値観を少しでも変えていきたい。当社は、傘を単なる雨や日差しを防ぐための道具ではなく、「自分らしさを象徴する自己表現のアイテム」に進化させたいと考えています。
■リターンについて
支援者の皆様には、藤田屋の職人が一つ一つ手作業で仕上げた日傘や、美術館がコンセプトの当社オリジナル商品等、心を込めたリターンをご用意しております。詳細はプロジェクトページをご覧ください。
美術館がコンセプトの傘『da mon de』
ハンドメイドイン静岡の日傘『仁心』
■会社概要
1919年(大正8年)に創業し、2025年で105年目を迎える静岡県の「傘とレイングッズ」の会社です。
創業以来、「雨の日でも快適に出かけられる暮らし」を広める事を目標に企業活動を推進。
自社ブランドを展開するとともに、20社以上のメーカーの商品を取り扱い、幅広いお客様のニーズに応じた販売が可能です。直営店は、全国でも珍しい傘とレイングッズのセレクトショップとして、地域の方々はもちろん、県外からも多くのお客様にご来店いただいています。
会社名 : 株式会社 藤田屋
所在地 : 静岡県静岡市葵区昭府2丁目8-18
代表取締役社長: 藤田 道一
URL : https://fujitaya.jp/