ボッテガ・ヴェネタ 2014/2015年秋冬コレクションを発表
2014.03.03 13:00
ボッテガ・ヴェネタの2014/2015年秋冬コレクションは、さりげなく表現される力と自信がテーマとなっています。全体的なシルエットは無駄がなく直線的ですが、体を締め付けるものではなく、自由に動くことができます。また、肌を見せているかのようなデザインもありますが、それは慎重に選んだ素材と体のラインに沿った仕立てによるもので、実際に素肌が見えているのはごくわずかな部分に過ぎません。
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写真1
今シーズンのカラーパレットはミストやライトグレー、サンド、ベージュピンクといった淡い色合いがメインになっています。パウダーのような軽やかな色合いと対比させるように、バーンドレッドやシャルトリューズ、パープル、エメラルドグリーンといったはっきりとした色を差し色に取り入れています。
素材は質感や仕上げ、厚みといった点では多様ですが、いずれも緻密でマットな表情となっています。上半身は体のラインに沿って生地をカッティングし、力強いラインを作り出しています。上半身だけでなくシルエット全体がボディに沿っているようにも見えますが、実は様々なプリーツやスリットが意外なところに潜んでおり、歩いているときも体の動きを妨げません。体を動かすことで突然姿を現す意外性に満ちたプリーツやスリットからは、隠れていた大胆な色がちらりとのぞくこともあり、ウェアに新たな要素をもたらしています。
バッグもコントラストが効いたデザインで、その表情と合わせてフォルムも際立っています。流行のトップハンドルはエキゾチックなレザーの自然な模様を生かしつつ、あたかもプリントしているように見せたデザインや、色や素材を組みわせて目を見張るようなパッチワークのデザインに仕上げたものなどがあります。一方、シューズはより控えめなデザインですが、細く高いヒールがシルエット全体を引き締めています。とても品のよいスエードの手袋のように趣を添えるシューズや、幾何学的なミニマリズムを取り入れて仕上げたものなどがあります。インパクトの強いジュエリーは、アンティーク調のスターリングシルバーとピンクのスターリングシルバーを使っています。コンパクトなケースの中に繊細かつ正確に形作られた歯車やギアを詰め込んだ、手作業で精巧に作り上げられた腕時計の機構が、ジュエリーにインスピレーションを与えています。
クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーは「今回のコレクションは動き、エネルギー、自信といったものがテーマとなっています。私たちは常に、女性にとって役に立つウェアは何か、またそのウェアを通じて女性たちがそれぞれ体験できることは何かを考えています」と語っています。
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