働くママに「ぎっくり腰」急増中! 急激な「寒暖」の繰り返し&家事と仕事の「ストレス」による 自律神経の乱れに注意
開院15年目の整骨院「トータルケア藤枝」(所在地:静岡県藤枝市大洲)に、働きながら子育てをしている女性の「ぎっくり腰」の患者が急増しています。
働くママの「ぎっくり腰」の患者さんは10年前は見られませんでしたが、今年の冬にはいり10名を超えるママが来院しています。ぎっくり腰の原因は、肉体的な疲労はもちろんのこと、仕事をしながら家事をこなす事の「ストレス」と、今年独特の急激な寒暖の繰り返しです。
【なぜ、ストレスがぎっくり腰の原因となるのか?】
原因は「自律神経」の乱れにあります。人はストレスを感じると交感神経が高まっていきます。交感神経が高まると、以下のような状態になり、ぎっくり腰になりやすくなってしまいます。
1.交感神経が高まると、筋肉の緊張が高まり、筋肉が固くなっていきます。その為、筋肉が痛みやすくなります。
2.交感神経が高まったままだと血流が悪くなります。血流が悪くなると体温が上がりにくくなります。体温が低いままだと筋肉が固いままとなり、筋肉が痛みやすい状態が持続してしまいます。
3.交感神経が高まると、痛みそのものを感じやすくなります。
4.交感神経が高まると、興奮状態になり、深い眠りに入れず睡眠の質が落ちます。睡眠不足の状態が継続すれば、睡眠不足そのものがストレスとなり、上記の1から3の悪循環に陥ります。
【ストレスの原因となるライフスタイルの変化】
子育てをしながら仕事をするという事がストレスを溜める原因となり「ぎっくり腰」を引き起こしていると考えられます。
「平成24年 国民生活基礎調査」によると、児童のいる世帯における母が仕事をしている割合は63.7%と、3人に2人が仕事をしている状況になっています。また、年齢別にみると、35歳から39歳の女性のうち57.4%が、40歳から44歳の女性のうち67.9%が仕事をもっています(平成24年 就業構造基本調査による)。
仕事と家事を両方行う事がストレス増加の原因と考えられます。
【急激な気温の変化がぎっくり腰の原因となる】
暖かな陽気から急に寒くなる時にもぎっくり腰は増えます。寒くなると筋肉は体温を逃さないように固くなるからです。今シーズンは10月まで暖かい日が続き、11月中頃になると急に寒くなりました。そして、また暖かくなったり寒くなったりを繰り返しています。今年は「暖かくなって寒くなる」時が多く、その気温差が大きい為、急な寒さに適応できず、全年齢でぎっくり腰が増加しています。
【なぜ、ひどい状態になってから来院するのか?】
ある時、突然、ぎっくり腰になる事はなく、上記のストレスに加えて、日常生活の中で、ゆっくりと確実に「ぎっくり腰」になる原因が積み重なっていきます。それが、あるラインを超えた時、昨日までは大丈夫だった「些細なしぐさ」がきっかけで「ぎっくり腰」になってしまいます。「些細なしぐさ」とは、足元のものを拾う為にしゃがむ事だったり、少し離れた醤油さしを取る事だったりします。
このように「原因」を積み重ねた結果「ぎっくり腰」になります。前兆はあるのですが、少しの痛みを我慢しながら、日々の仕事、家事・子育てを行っている為、前兆を無視し続けています。その結果、歩けない程の状態になってから来院する、という結果になっています。
【ぎっくり腰を防ぐ為には?】
日常の過ごし方を変えるのが一番です。日常生活の中で原因を積み重ねるのですから、日常生活の中にある原因を取り除くのが一番です。また、人は頭だけで5キロ、片腕で4キロあります。無理な姿勢をすれば、これらが負荷となり、腰に負担をかけます。無理な姿勢をしないだけでも効果があります。
そして、前兆を感じたら、信頼できる治療院で治療を受ける事です。間隔を長く空けるよりも、治療を集中的に受ける事で、悪い状態から一気に健康な状態に回復できる事が分かっています。
【当院の概要】
トータルケア藤枝(ふじえだ)
院長名: 今成 和広(いまなり かずひろ)
所在地: 静岡県藤枝市大洲4丁目14-34
URL : http://www.totalcare-f.com/index.html
トータルケア藤枝は、院長自身の柔術経験を活かしたスポーツによる怪我・交通事故の治療に強い整骨院です。
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- 調査・報告
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- 健康・ヘルスケア その他ライフスタイル
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