インクリメントP、「MapFan SmartDK」の地図関連機能を強化
~ 地図データの差分更新にも対応開始!ダウンロード時間を大幅短縮 ~
インクリメントP株式会社(神奈川県川崎市・代表取締役社長 神宮司 巧)はこのたび、スマートデバイス向けの業務用オフライン地図アプリ開発キット「MapFan SmartDK(http://www.mapfan.com/houjin/mfsdk/)」について、地図に関する表示機能の拡充や、描画パフォーマンスの改善などを行った新バージョン(Ver.1.2.0)の提供を開始いたしました。また、今月より地図データの変化部分のみを更新する、差分更新にも対応開始。差分更新の場合、地図データのサイズが全データの更新時に比べ、1/10以下まで小さくなるため、地図更新に要する時間が大幅に短縮されます。
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画面イメージ1
■地図表示に関する機能を大幅に強化
・地図操作時のパフォーマンスを大幅に向上させました。従来バージョンに比べ、地図の表示速度が向上し、表示エリアの移動や縮尺の拡大・縮小の際の地図操作がスムーズになりました。
・地図表現のパターンに、地図の色調を抑えた“グレーマップ”設定を追加いたしました。特定の表示物のみを目立たせたい場合などに、便利です。
・地図上への吹き出しポップアップ機能において、情報表現の幅が広がりました。吹き出し内への画像ファイル・ハイパーリンク文字列の表示、吹き出し領域のタッチ検知イベント連動などが利用できます。
・「MapFan SmartDK」の地図の上に、WMTS規格(※)に準拠した画像素材の重ね合わせが可能となりました。
※WMTS規格とは、Open Geospatial Consortium(略称OGC、地理情報の国際標準を策定する非営利団体)が定める地図画像配信の国際規格です。
■差分更新により、地図データのダウンロード時間が大幅短縮
本開発キットで作成したアプリの地図データを更新する際、地図の変化点のみを書き換える“差分更新”に対応いたしました。”全データ更新”の場合は、約3GBの地図データをダウンロードして書き換える必要がありますが、”差分更新”の場合、数百MB程のデータのダウンロードで済むため、地図更新にかかる時間が大幅に短縮されます。(※所要時間は通信環境や端末スペックによって変わります)
■その他の改善事項
・地図の測地系を、世界測地系(JGD2000)準拠に変更いたしました。これにより、GPSで取得した緯度経度など、世界測地系基準の位置情報との連携が容易になりました。
・ルート検索機能において、簡易的な歩行者向けルートが利用できるようになりました。
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