小さなバネ会社が開発した新感覚金属バネブロック「SpLink(スプリンク)」、 異例の売上1,000個突破！自社の遊休設備を有効活用へ

～脱“おもちゃ”　ファッション、知育、医療・リハビリ用途にも～

バネ製造を行う株式会社五光発條(所在地：神奈川県横浜市、代表取締役社長：村井 秀敏)は、新感覚の金属バネブロック「SpLink(スプリンク)」の販売を2014年2月から開始し、この度2014年4月現在での販売累計が1,000個を突破しました。

作品イメージ(ぼうし)

バネ製造しかノウハウが無い当社が、バネ本体を発展させた商品を開発・販売したことにより、自社の遊休設備の稼働率が向上。従業員のモチベーションも向上しました。

組み立てる際にバネとバネを結合するジョイント部分には脱着しやすく、型崩れしにくい、バネ製造一筋の日々の製造で培った技術を駆使しています。本技術については現在、国際特許出願中です。(国内特許取得済※)
これまでに寄せられた海外から問い合わせをうけて、現在、輸出も検討しております。
※特願2012-279558、PCT/JP/2013/83751

新感覚金属バネブロック「SpLink(スプリンク)」
http://www.splinks.jp/


＜無限に広がる用途、“おもちゃ”の域を脱した万能商品＞
「SpLink」はカテゴリーとしては玩具の部類にあたりますが、伸ばして、縮めて、曲げて…と造形が自由自在なため、様々な“作品”をつくることができます。「ぼうし」や「ネクタイ」等メタルな質感でのファッションアイテムはもちろん、創意工夫しながら制作するので、知育アイテムとしての効能も見込むことができます。また、組み立てる動作が手先の運動にもなるため、リハビリ・介護関連での活用も期待でき、現在、大学や研究機関から実験協力の打診をいただき検討しています。

また、制作したオリジナル作品はユーザー同士で特設サイトにてオークション公開が可能。ユーザー同士でお気に入りの作品を公開し合い、コミュニケーションをとっていく中で、愛着ある作品同士のトレードや売買などもできます。
http://www.splinks.jp/auction/search.cgi


＜まだまだ終わらない、日本のものづくり＞
当社代表取締役社長の村井は、「SpLink」の開発・販売について以下のように述べています。
「大手企業の下請けで、一般的にあまり“主役”にはなれないバネのような工業系部品を製造する小規模な部品メーカーである当社が、発想の転換により工業部品そのものをそのまま玩具としてB to Cに開発・販売した「SpLink」の事例は、中小製造業がおかれる厳しい現状において、モデルケースとなりうると期待しています。中小企業が保有するすばらしい技術を発掘していく小さなきっかけになれば幸いです。」


【「SpLink(スプリンク)」とは】
全長8～32ミリメートルのバネ［ボーディーパーツ］6種とそれらをつなぐT字やL字などの接続パーツ［ジョイントパーツ］6種で構成される、新感覚の金属バネブロックです。従来のプラスチックブロックに代表されるような製品との大きな違いは、素材が金属であることと、バネの特性を活かした点にあります。バネの伸縮性や柔軟性という特性により、従来のブロックにはない表現をすることができるようになりました。
※SpLinkは、Spring(バネ)とLink(つなぐ)の造語です。

＜製品概要(税別)＞
公式販売サイト( http://splink.shop-pro.jp/ )にてご購入いただけます。
それぞれわかりやすい組み立て解説図つき(例.ボール大小キット)
http://www.atpress.ne.jp/releases/45667/att_45667_1.pdf

・ネコキット(800円)
・カエルキット(1,600円)
・ペン立てキット(1,800円)
・ボール大小キット(1,200円)
・名刺入れキット(3,900円)
・iPhoneケースキット(2,500円)
・コンプリートセット(6,800円) *オリジナル作品が自由に作れるキット
・プロフェッショナルセット(6,800円) *スケールの大きい作品に挑戦できるキット


【会社概要】
名称　　：株式会社五光発條
代表　　：代表取締役社長　村井 秀敏(ムライ ヒデトシ)
設立　　：1971(昭和46)年
本社工場：神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町25-16
事業内容：線ばね成形加工 圧縮コイルばね(押しばね)、
　　　　　引張りコイルばね(引きばね)、戻りコイルばね(ねじりばね)、
　　　　　クラッチばね

ホームページ： http://www.goko-spring.co.jp/
Facebook　　： https://www.facebook.com/gokospring