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日経BPコンサルティング実施 全国大規模5.5万人  「スマートフォンユーザーのネットワーク利用実感に関する満足度調査」  「エリア」、「通話品質」、「通信品質」のすべてで NTTドコモが満足度トップ

 株式会社日経BPコンサルティング(所在地:東京都港区、代表取締役社長:戸田 雅博)は、2014年4月、全国55,000人を対象とした大規模な「スマートフォンユーザーのネットワーク利用実感に関する満足度調査」を実施し、その結果をまとめました。

表1
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本リリースURLはこちら
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2014/0502nwus/


 当社では、携帯電話・スマートフォンのつながりやすさや速度を実測する大規模調査を実施していますが、今回、ユーザーが実感している満足度を別途調査することで、スマートフォンに対する評価をより総合的に把握することを狙っています。本調査は、全国47都道府県の15歳~59歳のNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルのスマートフォンユーザーに対し、「エリア」、「通話品質」、「通信品質」の3項目と、自宅内、移動中などの5つの利用シーンにおける満足度を尋ねました。
 その結果、「エリア」、「通話品質」、「通信品質」の3項目、また5つの利用シーンのいずれにおいても全国におけるネットワーク利用実感満足度No.1はNTTドコモでした。また都道府県別で見るとNTTドコモが「エリア」で46都道府県、「通話品質」で43都道府県、「通信品質」で45都道府県においてNo.1という圧倒的な強さを見せた結果となりました。


●「エリア」、「通話品質」、「通信品質」の3分野で満足度No.1はNTTドコモ
 今回の調査で最も重きを置いたのは、「ユーザーの利用実感」に着目し、「ユーザーのリアルな生活行動に即したネットワークの利用実感」を調査することで「ユーザーにとって本当に満足度の高いネットワーク」を明らかにするという点である。全国55,000人の大規模アンケートを各通信事業者のスマートフォンユーザーに対し実施した結果、「エリア」、「通話品質」、「通信品質」の3項目いずれもNo.1はNTTドコモであった(図1)。「通話品質」については、「つながりやすさ」、「音質のよさ(クリア、聞き取りやすい)」、「ノイズがない」、「途切れのなさ」など、「通信品質」については、「つながりやすさ」、「通信速度」、「途切れのなさ」などに対しての満足度として聞いた。
 「エリア」に関してはいずれの通信事業者も満足度が高かった。NTTドコモは40.0%が「満足」と回答。「やや満足」も含めると78.2%に上った。次いでKDDI(au)が約7割、ソフトバンクモバイルで約6割が満足傾向を示した。また「エリア」、「通話品質」、「通信品質」に対して不満傾向(「不満」+「やや不満」を示したユーザー)も、NTTドコモが他の2通信事業者より低く、特に「エリア」、「通話品質」は、NTTドコモユーザーが1割未満と低かった。ただ、いずれの通信事業者においても「エリア」に対する不満傾向が1割前後で、「エリア」に対する満足度はいずれの事業者も総じて高いと言える。各通信事業者の2013年度のネットワーク強化の取り組みがこの結果に表れていると言えるだろう。

図1: http://www.atpress.ne.jp/releases/45986/img_45986_3.png


●全国47都道府県の大半でNTTドコモがリード
 今回、全国55,000サンプルの大規模調査を実施するにあたり、各都道府県の人口規模に応じて、それぞれの回収数を、600、900、1200、1800、3900、5700サンプルの6パターンで割り当て、各都道府県での満足度も明らかにした(表1)。都道府県別に見た場合、「満足」と回答したユーザーの比率は、NTTドコモが、「エリア」では46都道府県、「通話品質」では43都道府県、「通信品質」も45都道府県で最も高く、満遍なくユーザーの評価を獲得していることがわかる(表2)。

表1: http://www.atpress.ne.jp/releases/45986/img_45986_1.png

表2 各通信事業者の「満足」回答率1位獲得都道府県数
http://www.atpress.ne.jp/releases/45986/img_45986_2.png

※詳細は「各都道府県別満足度」(PDFダウンロードデータ)をご参考ください


●会社員、専業主婦、学生を問わず同様の傾向
 今回の調査においては、回答者の仕事などの属性別にも満足度を分析した。その結果、主要な4つのユーザー層である会社員、専業主婦、大学生、中高生において、満足度(「満足」+「やや満足」)は3項目すべてにおいてNTTドコモが優位で、生活行動の異なるユーザー層を問わず満足度が高い結果となった(図2)。

図2: http://www.atpress.ne.jp/releases/45986/img_45986_4.png


●職場/学校、移動中など5つの利用シーンいずれにおいてもNTTドコモが優位
 今回、スマートフォンの利用シーンとして「自宅内」、「職場/学校」、「移動中」、「街中の商業施設/レジャースポット」、「旅先の宿泊施設/観光スポット」の5つを設定し同様に調査を行った。その結果、5つの利用シーンすべてでドコモが優位な結果となった(図3)。
 5つの利用シーン中で満足度が高いのは「自宅内」で、いずれの通信事業者も6割以上が満足傾向(「満足」+「やや満足」)を示した。一方、5つのシーンで満足度が相対的に低いのは「移動中」で、満足傾向が6割に届かなかった。次いで低いのが「旅先の宿泊施設/観光スポット」。旅先の多くは地方が多いとみられることから、各通信事業者の地方におけるネットワーク強化がより重要になっていくと見られる。

図3: http://www.atpress.ne.jp/releases/45986/img_45986_5.png


<調査概要>
 2014年4月11日から4月22日にかけて全国47都道府県のNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの15歳~59歳のスマートフォンユーザー55,000人にWebアンケートにより、ネットワークのエリア満足度、通話品質満足度、通信品質満足、利用シーン別満足度について「満足」、「やや満足」、「どちらともいえない」、「やや不満」、「不満」の5段階評価により調査

※各地域、各都道府県、主要ユーザー別の各満足度の結果詳細については下記参照<PDF>
●各地域別満足度   : http://www.atpress.ne.jp/releases/45986/att_45986_1.pdf
●各都道府県別満足度 : http://www.atpress.ne.jp/releases/45986/att_45986_2.pdf
●主要ユーザー別満足度: http://www.atpress.ne.jp/releases/45986/att_45986_3.pdf

カテゴリ:
調査・報告
ジャンル:
モバイル 経済(国内)
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