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2006年、踊り場に差し掛かった健康関連食品市場!

2006.07.05 09:30

報道関係者各位
プレスリリース                      2006年7月5日
                           合資会社 戦略企画

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       2006年、新たな局面を迎えた健康関連食品市場!
           市場調査会社 戦略企画が発表
             http://www.senryaku.biz
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合資会社戦略企画(東京都江東区、代表:小林 新治)は、7月5日(水)に
健康関連食品5分野に関する市場動向調査の結果を発表しました。


消費者の健康志向の高まりを追い風に、健康関連食品市場はこれまで順調に
成長を続けてきました。

しかし、近年は、食品の安全神話の崩壊にともない消費者の間で安全・安心
志向が広がっており、行政サイドは消費者保護の目的で法規制を強化してい
ます。また、企業間の競合は激化する一方で、淘汰・撤退が増えています。
このため、最近の健康関連食品市場の成長率は全般的に鈍化しています。

2006年に入り、健康関連食品5分野は、それぞれの市場で次のステージアップ
のため、様々な打開策を模索しています。

■2006年は健康関連食品5分野の成長の足並みが乱れています。
2006年次の健康関連食品5分野の市場規模(出荷額ベース)は以下のように
見込まれます。
・健康食品(主要健康素材61品目):7,105億9,000万円(対前年比 98.9%)
・特別用途食品        : 539億円    (対前年比 99.8%)
・特定保健用食品       :4,093億円    (対前年比103.4%)
・栄養機能食品        :3,130億円    (対前年比108.0%)
・健康志向食品       :2兆5,386億5,000万円(対前年比102.6%)

■健康食品市場(サプリメントなど)は、弊社が健康食品に関する調査を開始
した1991年以降では初めて前年実績を下回る見込みです。
但し、参入企業の多くが「健康食品市場はまだまだピークに達していない」
と判断し、今後の市場再拡大に自信を持っています。

■特別用途食品市場では、販売実績が2005年・2006年の2年連続で前年を上回る
のは6品目[低ナトリウム食品、低(無)たんぱく質高カロリー食品、
低カロリー食品、病者用食品(個別評価型)、妊産婦・授乳婦用粉乳、
高齢者用食品]。

■特定保健用食品市場の保健用途で、2005年・2006年の2年連続で成長するのは
「コレステロール上昇抑制」「高血圧予防」「歯の健康維持・虫歯予防」。
逆に、2年連続前年割れは、「整腸作用」「ミネラル吸収促進」「血糖調節」。
「中性脂肪・体脂肪上昇抑制」は2005年は前年販売実績を下回りましたが、
2006年は2005年実績を上回ると見込まれます。

■栄養機能食品市場では、近年、偽装表示問題やダイエット食品による健康被害、
アガリクス問題などが相次ぎ、食品に対する消費者の信頼感が損なわれる傾向に
あることから、健康食品市場を中心に、栄養機能食品制度を正しく活用して、
消費者のイメージを少しでもアップさせようとする企業が増加しています。

■健康志向食品市場は、網羅する食品の分野・品目が多種多様であり、“健康”
の商品化は端緒を開いたばかりといえ、今後の商品開発やマーケティング活動
如何で急成長する可能性を持っています。

これらの調査結果は戦略企画が発刊した市場調査レポート「健康関連食品の
現状と将来展望 2006年7月」に掲載されています。


◇「健康関連食品の現状と将来展望 2006年7月」の概要
・調査対象:健康食品(健康素材61品目)、特別用途食品、特定保健用食品、
      栄養機能食品、健康志向食品
・調査期間:2006年4月~6月
・発 刊 日:2006年7月7日(金)
・体  裁:A4版232頁
・頒  価:60,900円(本体58,000円)

※詳細はWEBにてご案内しております。
 http://www.senryaku.biz


【本件に関するお問い合わせ先】
合資会社戦略企画 担当:小林
〒135-0004 東京都江東区森下2-17-7 ツバセス森下10F
Tel  : 03-5638-2560
Fax  : 03-5638-2552
URL  : http://www.senryaku.biz
E-mail: info@senryaku.biz

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