東京サマーランド調べ 夏休みには子どもに「冒険心」を身につけて欲しい4割強
このたび、株式会社東京サマーランド(代表取締役社長 井上 博志)は、2014年6月4日~6月11日の8日間、小学生の子ども(複数いる場合は末子)がいる30~49歳の既婚者に対し、「小学生の夏休みに関する調査2014」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
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夏、子どもに教えたい
【夏休みに子どもに体験させたいこと、子どもに教えたいこと】
◆夏休みに子どもに体験させたいこと「家族でお出かけ」「夏ならではのレジャー」
◆夏休みに子どもに身につけて欲しいこと「生活習慣」「お手伝い習慣」「計画性」
◆夏休みには子どもに「冒険心」を身につけて欲しい4割強
小学生の子どもがいる30~49歳の既婚者1,000名(全回答者)に対し、夏休み中に子ども(複数いる場合は末子について回答、以下同様)にどんな体験をさせたいと思うか聞いたところ、「家族でお出かけ(レジャーや旅行など)」71.1%が最も高く、次いで、「夏ならではのレジャー(プールなど)」59.0%、「工作(手作り)体験」33.0%、「料理・お菓子づくり」31.0%が続きました。夏休みには家族揃って出かけたい、夏ならではのレジャーをしたいとの意見が多数となっています。
次に、夏休み中に子どもに教えたいこと(身につけて欲しいこと)は何か聞いたところ、「生活習慣」58.9%、「お手伝い習慣」54.1%、「計画性」52.0%が5割台、「冒険心(チャレンジ精神)」41.8%、「家族の絆」41.7%、「学力」40.7%、「友達の大切さ」40.3%が4割台で続きました。生活習慣や計画性など、規律のある生活を送るチカラを身につけさせたいとの意見が上位となったほか、夏休みを機に、冒険心や家族の絆などを教え、情緒面の成長を促したいとの親心がうかがえる結果となりました。
子どもの男女別・学年別にみると、小学校低学年の男子では「冒険心」52.0%や「運動習慣」39.3%が高く、様々なものに興味を抱く冒険心を身につけさせ、活発な子どもに育てたいとの思いがあるようです。他方、小学校高学年の男子では「学力」46.0%、小学校高学年の女子では「お手伝い習慣」62.6%が高くなりました。
【夏休みに子どもに聞きたいこと】
◆夏休みは普段子どもに聞けないことを聞く良い機会?
夏休みを機に子どもに聞きたい「恋愛のこと」3割弱、「将来の夢」5割、「ネットとの接し方」4割弱
子どもの夏休み中は、普段よりも子どもと一緒に過ごす時間が長くなるかと思いますが、親はこの機会に子どもとどんな話をし、どんな話を聞こうと考えているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に対し、恋愛や将来の夢、生活の状況など様々な項目について、子どもの夏休みを機に聞きたいと思うか聞いたところ、【恋をしている相手(いるか/誰か)】では、「既に知っている」が21.3%、「聞きたいと思う」が28.7%、「聞きたいと思わない」が50.0%となりました。子どもの恋愛状況について、夏休みを機に聞いてみたいと考えている方は3割弱いるようです。
恋愛状況以外の項目で「聞きたいと思う」割合をみると、【将来の夢・将来なりたいもの】は50.6%、【今、はまっている遊び】は28.7%、【苦手な科目】は31.4%、【SNSの使い方や学校裏サイトなど、インターネットとの接し方】は36.7%となっています。また、「既に知っている」割合は、【将来の夢・将来なりたいもの】は41.8%、【SNSの使い方や学校裏サイトなど、インターネットとの接し方】は22.2%と、ともに半数以下となっており、これらの話題は普段なかなか子どもに聞きづらいようです。夏休みは、普段子どもとできない話をするよい機会だと考えているのかもしれません。
【夏休みのレジャー予算は?レジャーの計画は?】
◆今夏のレジャー予算、7割近くの家庭が30,000円以内、レジャー1回の平均額は約15,000円
◆夏休みに子どもと行くレジャー施設 1位「レジャープール」2位「遊園地」3位「ショッピングモール」
◆レジャー施設のアトラクション、大人にも子どもにも人気なのは「流れるプール」、
大人の冒険心を刺激するのは「ウォータースライダー」
続いて、夏休み中のレジャーにかける予算とレジャーの予定について、質問を行いました。
全回答者(1,000名)に対し、今年の夏休み、子どもと出かけるレジャーの総予算を聞いたところ、「(5,001円~)10,000円まで」が21.8%、「(10,001円~)20,000円まで」が17.1%、「(20,001円~)30,000円まで」が14.5%となりました。夏休み中のレジャー総予算が『30,000円以内』の家庭が7割近く(累積で68.2%)、平均予算は36,783円となりました。小学生のお子様を連れたレジャーでは、旅行などで遠出をするのではなく、レジャー施設などへのちょっとしたお出かけを予定しているご家庭が多いのではないでしょうか。
また、今年の夏休み、子どもとレジャーに出かける回数は平均2.9回となっており、レジャー1回あたりの予算を算出すると「1円~10,000円まで」の予算帯が6割強(61.1%)で、平均は15,098円となりました。
さらに、昨年かかったレジャー費用と今年のレジャー予算とを比較すると、「昨年より増額」が25.4%、「昨年と同額」48.3%、「昨年より減額」が26.3%となり、昨年よりも財布の紐を緩める方と締める方とが同程度の割合となりました。
次に、今年の夏休みに子どもを連れて行く予定のあるレジャー施設を聞いたところ、「レジャープール(ウォータースライダーや流れるプールなどがあるプール)」が42.4%で最も高く、1番人気となりました。以下、「遊園地・テーマパーク」24.0%、「ショッピングモール」22.4%が2割台、「映画館」16.9%、「水族館」16.6%、「温泉・スーパー銭湯」15.1%、「森林公園」10.3%が1割台で続いています。
夏休みに子どもと行くレジャー施設として最も人気となったレジャープールについて、子どもが好き(好きそう)なアトラクションは何かを聞いたところ、「流れるプール」71.9%が最も人気で、次いで「ウォータースライダー」60.0%、「波の出るプール」52.4%が続きました。
子どもの男女別・学年別にみると、少学校低学年の男子では、「波の出るプール」59.1%や「浮き橋などのアスレチック遊具」38.1%といった、子どもの冒険心をくすぐるようなアトラクションが人気となりました。
同様に、自身(=親)が楽しみたいアトラクションについても聞いたところ、「流れるプール」が51.8%で子ども同様に最も人気のアトラクションとなり、次いで、「ウォータースライダー」44.9%、「温水スパ」39.6%、「波の出るプール」38.1%と続きました。温水スパなど、ゆったりと楽しめるアトラクションも大人には人気のようです。
さらに、“自身(=親)の冒険心を刺激しそうなアトラクション”と聞き方を変えて、楽しみたいものを聞いたところ、「ウォータースライダー」46.9%が最も人気に、次いで「浮き橋などのアスレチック遊具」31.1%が続きました。ウォータースライダーやアスレチック遊具は、大人の冒険心をも刺激するアトラクションのようです。
【パパ・ママがいつまでも忘れない、小学生時代の夏休みの思い出ランキング】
◆いつまでも忘れない、小学生時代の夏休みの思い出 1位「プール」2位「花火」3位「海水浴」
◆小学生時代の夏休み 思い出の食べ物TOP3 「スイカ」「かき氷」「そうめん」
◆夏休みに観た劇場版アニメは一生忘れない思い出に?
いつまでも忘れない夏休みの映画 1位「ドラえもん」2位「東映まんがまつり」3位「火垂るの墓」
親となった今でも忘れない、小学生時代の夏休みの思い出について質問を行いました。
全回答者(1,000名)に対し、小学生のころの夏休みの思い出の遊びといえば何を思い出すか自由回答で聞いたところ、「プール遊び」206件が最多回答となり、次いで2位は「花火」104件、3位「海水浴・磯遊び」92件、4位「川遊び(魚つかみ取り・ザリガニ採りなど)」91件、5位「山遊び(昆虫採集・虫採りなど)」76件となりました。プール遊びをはじめ、花火や海水浴、川遊びなど、夏ならではのレジャー体験がいつまでも忘れない思い出として残っているようです。
男女別にみると、男性の2位には「野球・ソフトボール」56件が、女性の8位には「ゴム跳び・縄跳び」14件が挙がり、男女ごとに特徴がみられました。
同様に、小学生のころの夏休みの思い出の食べ物について聞いたところ、「スイカ」546件がダントツで、次いで2位は「かき氷」109件、3位は「そうめん」64件となりました。
さらに、小学生のころの夏休みの思い出の映画を聞いたところ、アニメ映画が上位を独占し、1位は「劇場版ドラえもん」176件、2位は複数の劇場版アニメを同時上映した「東映まんがまつり/アニメまつり/アニメフェア」46件、3位は「火垂るの墓」25件となりました。
年代別でみると、30代の3位には「劇場版ドラゴンボール」16件、40代の3位には「劇場版宇宙戦艦ヤマト」13件が挙がりました。
【子どもの笑顔と家族の幸せ・家族の絆】
◆夏休みに家族の幸せ・絆を感じるもの 「子どもの笑顔」は8割、「パートナーからの感謝」は4割
◆レジャープールデートは夫婦円満の秘訣?
婚前にレジャープールデート経験のある夫婦は円満度が高い傾向
◆イクメン度を判定するならレジャープールデート?レジャープール好きパパはイクメン率高し
全回答者(1,000名)に対し、夏休みのどんなときに“家族の幸せ・絆”を実感するか聞いたところ、「子どもの笑顔をみたとき」が77.8%、「子どもの成長を感じたとき」が72.4%と7割台、「夫/妻の笑顔をみたとき」は41.2%、「夫/妻に感謝されたとき」は40.0%と4割台で続きました。子どもの笑顔や子ども成長のほかに、パートナーの笑顔・パートナーからの感謝の言葉に幸せ・絆を感じるとの回答が上位となりました。
それでは、いつまでも忘れない思い出の遊びや、夏休みに子どもを連れて行きたいレジャー施設として、トップとなったレジャープールは、夫婦の良好な関係の形成に良い影響を及ぼすのでしょうか。
全回答者(1,000名)に対し、夫婦の関係について聞いたところ、【夫婦仲が円満だ】の項目では、『あてはまる』(非常に+やや)が78.4%となりましたが、この割合は、婚前にレジャープールデートをしていた夫婦(83.7%)はレジャープールデートをしていない夫婦(76.0%)よりも高くなりました。
また、【夫は育児に協力的な「イクメン」だ】の項目では、『あてはまる』が62.6%となりましたが、この割合は夫がレジャープール好きの夫婦(70.8%)は夫がレジャープール好きでない夫婦(53.8%)に比べて高くなりました。
大人も子どもも楽しめるレジャープールが好きな男性は、将来イクメンになり、円満な家庭を築く素質を持っているのかもしれません。
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