10月13日は「世界血栓症デー」 第1回目の今年は東京で「世界血栓症デー日本・市民公開講座2014」を開催
一般社団法人日本血栓止血学会(理事長:尾崎 由基男)は、国際血栓止血学会(ISTH)が血栓症に関する正しい知識を広め、血栓症に起因する障害や死亡を減らすことを目的に制定した「世界血栓症デー」(毎年10月13日※、英語表記:World Thrombosis Day)を日本記念日協会に登録し、日本における血栓症の啓発活動の強化に取り組みます。
第1回目の今年は「世界血栓症デー」の10月13日(月・祝)に東京・永田町の砂防会館にて“知って得する血管のおはなし”をテーマに「世界血栓症デー日本・市民公開講座2014」を開催します。
※10月13日は、血栓症という用語を作り、その主要な要因を発見した19世紀ドイツの著名な病理学者ルドルフ・ウィルヒョウ(Rudolf Virchow)の生誕日に由来しています。
「世界血栓症デー日本・市民公開講座2014」は、血管の中で血液が固まる仕組みや血栓に起因する様々な疾患について解説するほか、東日本大震災の被災地で深部静脈血栓症の検診に取り組む新潟大学の榛沢 和彦氏と会場を中継で結び、避難生活のなかで深部静脈血栓症による肺塞栓症が発症しやすい原因や現在の検診と予防の取り組みを現地から紹介します。
血栓症のなかで心筋梗塞と脳梗塞は主要な死因として広く知られていますが、重篤な状態に陥るケースも少なくない深部静脈血栓症や肺塞栓症は社会的な認識もまだ低いのが実状です。そのため、今年の「世界血栓症デー」では、この深部静脈血栓症と肺塞栓症に焦点を絞った啓発を行います。また、世界血栓症デーのポスターを作成し、全国の病院や自治体、保健所などに配布いたします。
【「世界血栓症デー日本・市民公開講座2014」開催概要】
主催 :一般社団法人日本血栓止血学会
協力 :国際血栓止血学会
開催日時:2014年10月13日(月・祝)13:30~16:00(受付12:30~)
会場 :東京都千代田区河町2-7-5 砂防会館
参加費 :無料
定員 :500名
申込方法:必要事項(郵便番号、住所、電話、氏名《ふりがな》、年齢)を
明記し、はがき、ファックス、メールのいずれかで事前申込。
申込締切:2014年9月25日(木)
<参加申込・問い合わせ先>
〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30 イタリア文化会館ビル8階
株式会社メディカルトリビューン内「世界血栓症デー日本」運営事務局
TEL : 03-3239-7273
(平日10時~17時電話は申込に関する問い合わせのみ対応)
FAX : 03-3239-7246
メール : wtd@medical-tribune.co.jp
【プログラム】
●開会挨拶 日本血栓止血学会理事長 尾崎 由基男氏
●第一部講演会
<講演1「なぜ血は固まるの?」>
講師:森下 英理子氏(金沢大学)
<講演2「血が固まる病気:血栓症とは?」>
講師:後藤 信哉氏(東海大学)
<講演3「血栓症のひとつ、エコノミークラス症候群ってどんな病気?」>
講師:山田 典一氏(三重大学)
●第二部パネルディスカッション ~ みんなで参加!予防体操 ~
テーマ:「知られていない?日常生活とエコノミークラス症候群」
<コーディネーター>
池田 正孝氏(国立病院機構大阪医療センター)
中西 宣文氏(国立循環器病研究センター)
<パネリスト>
小林 隆夫氏(浜松医療センター)
左近 賢人氏(大阪府立成人病センター)
植田 信策氏(石巻赤十字病院)
榛沢 和彦氏(新潟大学)[中継]
藤田 悟氏(宝塚第一病院)
●閉会挨拶 池田 康夫氏(早稲田大学)
プレスリリース添付資料
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