ALS等の四肢が不自由な方に便利な 視線による操作支援スイッチ「eyeSwitch」(アイスイッチ)を開発
- 10月1日~3日開催の国際福祉機器展に参考出品 -
2014.09.25 11:00
ソフトウェア開発会社の株式会社エンファシス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:有田 邦朗)は、介護システムの新規開発として、神経難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)等の進行性筋萎縮症や重度な脊髄損傷等で四肢が不自由な方々に、視線でスイッチ操作が可能となる操作支援スイッチ「eyeSwitch」(アイスイッチ)を開発しました。視線を向けることにより「eyeSwitch」のスイッチ(ON/OFF)を切り替えることができます。スイッチの切り替えによって、「eyeSwitch」の先に接続されるコール機器や環境制御装置を介してテレビやエアコン等の操作を行う福祉用具です。
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「eyeSwitch」製品画像
【開発コンセプト】
従来、コミュニケーション等の「操作支援スイッチ」には接点式、帯電式、光電式、呼気式、圧電素子式、風船式等が使われ、病状の進行や使う方の身体の機能に合わせた使い勝手等によりスイッチの種類を選択しますが、病状の変化等によりスイッチの買い替えがやむを得ないこともあります。神経難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)等の進行性筋萎縮症は、経過的に動かそうとする筋肉が全て動かなくなりますが、目の動き(眼球や瞼)は最後まで機能していることが多くなっています。この目の運動機能を活用することにより、今まで受け身で待っていた方々が自発的に助けを呼び、身の回りにある機器の操作等が自らできる様になります。できなかったことができる喜びのお手伝いができればと思い、「eyeSwitch」を開発しました。
【「eyeSwitch」(アイスイッチ)の特徴】
1. 視線による操作で身体への負担が少ない
2. 使いやすくコンパクト
3. 暗い中でも操作可能
4. 視線操作以外での応用が可能
■第41回国際福祉機器展H.C.R2014に出展します
期日 :2014年10月1日(水)~10月3日(金) 10:00~17:00
会場 :東京ビッグサイト 東展示ホール(有明)
入場料:無料・登録制(一部プログラムは有料)
【商品化時期と価格】
「eyeSwitch」の開発をベースとして商品化を進めて参りますが、仕様・デザイン等は展示会の展示品とは異なる場合があります。
尚、お客様や事業者様からのご要望をお請けし、オリジナル商品開発も承ります。
詳細仕様・販売価格等は決定次第発表致します。
【会社概要】
社名 : 株式会社エンファシス(Emfasys Corporation)
本社所在地: 〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-8-7 深野ビル
TEL : 03-6410-7571
FAX : 03-6410-7572
設立 : 2003年11月26日
資本金 : 2,000万
事業内容 : 組み込みソフトウェア開発、
ソフト開発ソリューションサービス
代表者 : 代表取締役社長 有田 邦朗
従業員数 : 22名
関係会社 : 株式会社スキップショット
取引銀行 : みずほ銀行 新宿南口支店、八千代銀行 西池袋支店
加盟団体 : Blu-ray Disc Association、
一般社団法人 組込みみシステム技術協会
取引先 : 家電メーカー、大手SI会社
認証 : ISO9001:2008、ISO27001:2006
(適用範囲)受託ソフトウェア開発
URL : http://www.emfasys.co.jp/index.html