ウォーターズがキラルおよびアキラル分離用の新カラム追加で ACQUITY UPC2のラインアップを拡大 ACQUITY UPC2 Trefoil & Torus テクノロジーカラムを発売
スイス、バーゼル - 2014年10月8日 - ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は本日、コンバージェンスクロマトグラフィーを最適化するよう設計されたキラルおよびアキラル分離用の新しい分析カラムを発売しました。キラル分離という課題に向けたWaters ACQUITY UPC2(R) Trefoil(TM) カラムは粒子径2.5μmのカラムで、スピードと選択性が向上しながら、分析法開発時間を短縮できます。アキラル分離用のWaters ACQUITY UPC2 Torus(TM) カラムは粒子径1.7μmのパーティクルテクノロジーを採用し、分離、スピード、選択性、頑健性において、アキラル SFC分離に新しいレベルの性能をもたらします。これらカラムはSFC 2014で発表され、現在、世界中に出荷可能となっています。
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TrefoilカラムおよびTorus カラム
Waters ACQUITY UPC2(R) Trefoil(TM) カラム
http://www.waters.com/waters/ja_JP/ACQUITY-UPC2-Trefoil-and-Torus-Columns/nav.htm?cid=134696052
Waters ACQUITY UPC2 Torus(TM) カラム
http://www.waters.com/waters/ja_JP/ACQUITY-UPC2-Trefoil-and-Torus-Columns/nav.htm?cid=134696052
SFC 2014
http://www.greenchemistrygroup.org/
ウォーターズが発売したキラル分離用のACQUITY UPC2 Trefoil カラムとアキラル分離用のACQUITY Torus UPC2 カラム
http://www.atpress.ne.jp/releases/52590/img_52590_1.jpg
これら新しいカラムはWaters ACQUITY UPC2 システム用に設計されています。このシステムは主要な移動相として無害で安価な圧縮CO2の性能を活用したクロマトグラフィーシステムです。また、圧縮CO2は高価な有機溶媒に代わる、より「環境に優しい」移動相となります。低拡散設計のACQUITY UPC2 システムにこの新しいカラムを組み合わせることで、パワフルで頑健、かつ信頼性の高い分析プラットホームをクロマトグラフィーラボに提供します。卓越したスピードで分析法を開発でき、選択性の向上と分析時間の短縮が実現するだけでなく、より環境に優しいテクノロジーに移行することでCO2 排出量を低減できます。2012年の発売以降、このシステムを使用した70件以上の論文が科学雑誌に掲載されています。
Waters ACQUITY UPC2 システム用
http://www.waters.com/waters/ja_JP/ACQUITY-UPC2-System/nav.htm?cid=134658367&locale=145
70 件以上の論文が科学雑誌に掲載
http://www.waters.com/waters/library.htm?lid=134768463
「コンバージェンスクロマトグラフィーを頑健な分離のための強力なプラットホームにすることに関して、ウォーターズは先陣を切り続けます」と、Waters Division の Consumables Business Unit 担当 Vice PresidentであるMichael Yelleは述べています。「新しい Trefoil および Torus カラムは CO2 ベースの分離を行う固定相の新たなパラダイムです。ウォーターズの ACQUITY UPC2 システム用に設計、最適化されたこれらのカラムにより、分析用 HPLCに期待されるようになった頑健性と信頼性に関して新たな基準の性能が得られます。」
【キラル分離用Waters ACQUITY UPC2 Trefoil カラム】
ACQUITY UPC2 Trefoil カラムは迅速かつ頑健なキラル分離を行うための、ウォーターズ初のカラムです。多糖類誘導体ベースの固定相で広範囲のキラル選択性が得られるACQUITY UPC2 Trefoil 2.5μm カラムには、ACQUITY UPC2 Trefoil AMY1、CEL1、CEL2の3種類の新規ケミストリーをラインアップしています。エナンチオマー、立体異性体、代謝物、分解物、不純物などのキラル化合物の分離においてそれぞれが固有の保持特性を示し、高分離と高速分離を可能にします。ACQUITY UPC2 Trefoil カラムをACQUITY UPC2 システムと組み合わせ、MSに互換性のある有機モディファイヤーを用いてグラジエント分析を実行できることで、シングル四重極、タンデム四重極、Tof 質量分析計に連結して、日々の分析でより多くの情報が得られるようになります。
【アキラル分離用Waters ACQUITY UPC2 Torus カラム】
従来からの逆相クロマトグラフィーを使用する分析者の多くが、化学的に類似した分子のベースライン分離ができないと悩んでいます。こんな時こそ、ウォーターズの新しい4種類のACQUITY UPC2 Torus カラムが役立ちます。これらのカラムは、ウォーターズ ACQUITY UPC2 システムの性能を最大限に引き出し、分析法開発のスピードアップに必要な分離能を備えています。新しい独自の結合ケミストリーに基づく固定相により幅広い選択性が得られる一方、安定性や再現性に優れ、日間、ロット間での一貫性が保証されます。ACQUITY UPC2 Torus 1.7μm カラムには、2-ピコリルアミン(PIC)、ジエチルアミン(DEA)、高密度ジオール(DIOL)、1-アミノアントラセン(1-AA)の4種類のケミストリーで、内径 2.1mm ~ 3mm、長さ 50mm ~ 150mmまでの幅広いサイズがラインアップされています。
【コンバージェンスクロマトグラフィーについて】
2012年のウォーターズ ACQUITY UPC2 システムの発売が科学にもたらしたもの - それがUltraPerformance Convergence Chromatography(TM)という新たなテクノロジーです。コンバージェンスクロマトグラフィーとは分離科学のカテゴリーの1つで、クロマトグラフィーラボにおける選択性が飛躍的に増大します。分析者はCO2ベースの溶媒を極性、非極性の両方の固定相で使用して必要なクロマトグラフィーを実施できるため、創造性を存分に発揮できるようになります。キラル分離用カラムなど、より幅広いカラムを使用できるようになったため、同じMS対応の共溶媒を用いながら溶媒グラジエントを変更することにより、構造類似体、異性体、エナンチオマー / ジアステレオマー混合物を分離、定量できます。コンバージェンスクロマトグラフィーは逆相LCの使いやすさと順相LCの能力を兼ね備えた、比類なき選択性を持つテクノロジーです。
詳細は以下をご覧ください。
Torus & Trefoil 製品情報
http://www.waters.com/waters/ja_JP/ACQUITY-UPC2-Trefoil-and-Torus-Columns/nav.htm?cid=134696052&locale=145
Torus & Trefoil 製品カタログ
http://www.waters.com/waters/library.htm?cid=134696052&lid=134670782&locale=ja_JP
ウォーターズ コンバージェンスクロマトグラフィー ビギナーズガイド
http://www.waters.com/waters/ja_JP/Primers/nav.htm?cid=10048920&locale=145
【ウォーターズコーポレーションについて ( https://www.waters.com )】
ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は、50年間、未来につながる実用性の高い科学的新技術を提供することによって、研究開発に携わる企業や専門機関の事業の成功に寄与し、世界中の電気・電子・化学材料、ヘルスケア、環境問題の改善、食の安全、水質管理の分野発展に貢献しています。
ウォーターズは、分離分析科学、ラボ情報管理、質量分析、および熱分析製品のパイオニアとして、お客様の確かな事業の成功のために、革新的な技術とラボ向けソリューションを提供いたします。
2013年には19億ドルの売上を達成したウォーターズは、世界中のお客様の科学的探究と成功を支援しています。
Waters、The Science of What's Possible、ACQUITYおよびACQUITY UPC2はウォーターズコーポレーションの登録商標です。
UltraPerformance Convergence Chromatography、TrefoilおよびTorusはウォーターズコーポレーションの商標です。
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