アクティブ世代の新常識!?スポーツドリンクは、機能性重視がトレンド!

    ~ 70代男性の4人に1人が毎日スポーツドリンクを飲んでいる ~

    調査・報告
    2014年10月24日 15:30
     株式会社プラネット(所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上 正勝)は、消費財にまつわるトピックスをお届けする「Fromプラネット」の第二弾として、スポーツドリンクと熱中症対策飲料に関する意識調査の結果をご紹介します。 ■60代・70代は、“週1回以上運動”が最も多いアクティブ世代  スポーツの秋、到来。小・中学校の運動会はもちろんのこと、最近は、この季節に“社内運動会”を行う企業も増えているそうです。そこで、10代から70代以上の男女に「どのくらいの頻度で運動をしていますか」と質問をしたところ、“週1回以上運動をしている”人が32.0%、“ほぼ毎日運動をしている”人は7.3%という結果となりました。(表1) 表1: http://www.atpress.ne.jp/releases/52643/img_52643_1.png  性年代別でスポーツの頻度を見てみると、20代以下の男性と30代から50代の女性は、半数以上が“運動は全くしない”と回答。その一方、60代は男女ともに“週1回以上運動している”人が約40%、70代以上は男女とも“週1回以上運動している”人が約50%と活動的だということがわかりました。(表2)  この調査から、シニア世代の方が“アクティブ”という結果が表れました。 表2: http://www.atpress.ne.jp/releases/52643/img_52643_2.png ■70代男性の4人に1人が、毎日スポーツドリンクを飲んでいる  では、週1回以上運動している人は、運動後にどんな飲み物を飲んでいるのでしょうか。「スポーツをするとき、どんな飲み物を飲みますか」という質問に対して、水が56.2%で1位ですが、それに次いで、スポーツドリンクも50.6%と高スコアとなりました。(表3)  ちなみに男女別の結果を見ると、男性ではスポーツドリンクが54.5%で、僅差で水に次ぐ2位でしたが、女性では42.7%で、お茶・茶系飲料の51.9%に次ぐ3位にとどまりました。 表3: http://www.atpress.ne.jp/releases/52643/img_52643_3.png  また、「スポーツドリンクや熱中症対策飲料をどのぐらいの頻度で飲みますか」という質問には、“ほぼ毎日飲む”と回答した人が11.9%という結果に。特に、アクティブ世代の70代以上の男性にいたっては“毎日飲む”人が25.8%と、4人に1人が毎日スポーツドリンクを飲んでいることがわかりました。 ■スポーツドリンク2強に、新定番商品が食い込む  では、実際にどの商品が人気なのでしょうか。月に1回以上、スポーツドリンク・熱中症対策飲料を飲む人(3,324人)が、好きな銘柄を1位から順に3つまで選んだ結果を集計したところ、1位は大塚製薬の「ポカリスエット」、2位は日本コカ・コーラの「アクエリアス」、3位は「アクエリアス ゼロ」、4位にキリンビバレッジ“世界のkitchenから”シリーズの「ソルティライチ」とサントリー食品インターナショナルの「グリーンDA・KA・RA」が同率でランクインしました。(表4) 表4: http://www.atpress.ne.jp/releases/52643/img_52643_4.png  そのほか、塩分を含むドリンクとして、サントリー食品インターナショナル「塩のはちみつレモン」「DAKARA 塩と果実」、えひめ飲料「POM 塩と夏みかん」という回答もみられました。  この結果から、運動後の塩分補給の必要性が一般的に認知され、塩分を含むドリンクのバリエーションが増えて、さらに消費者からの需要も高まっているということが考えられます。さらに、体温調節機能が低下しつつあるアクティブ世代が、熱中症対策として意識的に塩分を摂ろうとしているとの見方もできそうです。 ■スポーツドリンクは味よりも、機能性重視がトレンド  それでは、スポーツドリンクを選ぶ時、何を重視しているのでしょうか。味、カロリーオフ、内容成分など、メーカー各社、商品に個性を打ち出しています。数多くの商品からチョイスする時に重視する点は、“身体への浸透・吸収の良さ”が48.4%でした。  次いで、“おいしさ・味”が37.8%、“価格”が36.6%となりました。他にも、“ナトリウム・カリウム・マグネシウム等、ミネラルの含有量”を気にする人が27.7%、“ビタミン含有量”を重視している人が12.3%など、成分も選定基準にしているという傾向が見られました。  アクティブ世代は、日々の運動による発汗で突発的な不調を起こす可能性が高いようです。調査結果から、60代・70代以上のスポーツ愛好家が、スポーツドリンクで効率的に水分補給をしている姿が垣間見られました。  熱中症は夏だけのものではなく、寒暖の差が大きくなる秋にも危険性があるそうです。天高く爽やかな季節、スポーツドリンクや熱中症対策飲料で身体の渇きを補いながら、スポーツを楽しみましょう。 ■株式会社プラネットとは  メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラとしてサポートしている企業です。 ■「From プラネット」とは  消費財流通における業務効率化を支えるEDI(電子データ交換)やデータベースサービスを提供する株式会社プラネット(東証JASDAQ上場、証券コード:2391)がご紹介する、旬の消費財にまつわるトピックスです。 【調査概要】 調査機関  :インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ『DIMSDRIVE』 アンケート名:スポーツドリンクと熱中症対策飲料 調査期間  :2014年8月8日~8月22日 回答者数  :6,579人(『DIMSDRIVE』モニター)
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