経済産業省委託事業「認知機能の低下予防プログラム　実証事業」に参画

　株式会社RDサポート(本社：東京都千代田区、代表取締役：大澤 裕樹)は、株式会社ルネサンス(本社：東京都墨田区、代表取締役社長執行役員：吉田 正昭)が代表団体として採択された、経済産業省「平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業」において、実施団体として、参加することになりましたのでお知らせいたします。本事業は、「認知症の予防を目指す早期介入プロジェクト(認知機能の低下を予防する統合型プログラム)」として、東京都豊島区及び香川県三豊市にて実証事業に着手し、健康寿命延伸の新サービス創出に向けた取り組みを目指してまいります。

事業概要図

【事業の背景・目的】
　認知症は長寿社会を迎えた先進国社会の大きな問題であり、日本における認知症の推計患者数は、認知症患者数440万人、MCI(軽度認知障害：Mild Cognitive Impairment)該当者数約380万人です。
　65歳以上の約4人に1人は認知症もしくはその予備軍です。認知症は本人だけの問題ではなく、家族・地域社会を巻き込み、多くの課題も抱えています。その課題解決に要する医療・介護給付費等の直接コスト、労働力の損失など社会的コストは大きく、英国においては、がんや心疾患等生活習慣病関連疾患の数倍にも及びます。
　日本では、「認知機能の低下」の対応は未だ不十分であり、統合的な予防プログラムもなく、早期の取り組みが求められています。


【事業概要】
　本事業は、実証フィールドの住民を対象に協力を募り、「認知機能の低下」チェックを実施するとともに、予防的介入として「運動」「栄養」「睡眠」の3つの要素を取り入れた統合型プログラムの構築及びプログラムの効果検証を行います。株式会社RDサポートは、同社に登録する管理栄養士約2,000名のリソースを活かし、栄養の面から「認知機能の低下」予防に効果的な栄養指導プログラムを構築し、合わせて認知機能低下予防に関する健康投資指標を確立し、自治体・個人等の健康投資促進に向けた基盤構築を目指します。


【事業進捗状況】
　2014年7月～8月にかけて実証フィールドである東京都豊島区及び香川県三豊市にて行った講演会には767名が参加し、9月から希望者向けに「運動・栄養・睡眠」統合型の教室(全12回)がスタート、現在155名の方が参加されています。教室への申込み者数は定員を超えてキャンセル待ちの状況となり、認知機能の低下予防に対する関心の高さがうかがえます。

■「あたま」と「からだ」のいきいき健康教室(2014年9月1日～12月2日)
1. 豊島区(4会場　参加者数98名)
2. 三豊市(2会場　参加者数57名)　合計155名参加


【RDサポート会社概要】
社名　　： 株式会社RDサポート
本社住所： 東京都千代田区神田小川町1-1-15 D＆F御茶ノ水ビル5F
設立　　： 1998年12月
資本金　： 2,510万円
代表者　： 代表取締役　大澤 裕樹
URL　　 ： https://www.rdsupport.co.jp/