SMD対応高輝度反射型LED
プレスリリース/News Release/報道関係各位殿
平成14年8月28日
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SMD(表面実装)対応高輝度LEDを実用化
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(株)オプトデバイス研究所は、SMD(表面実装)対応の高輝度反射型LED(
参考特性例:発光波長875nm,放射強度230mW/sr、半値角度±7°、寸法:5.8×6×2.
8mm)の実用化に成功した。8月下旬から高出力赤外LEDを中心に赤外~可視~紫外
光の各種サンプル出荷を開始し、来春から本格生産に入る予定である。さらに本技術
をベースとして放熱性に優れた高光量の反射型LEDなど順次ニーズに対応した品種
拡大と用途展開を計る計画である。
従来、この種の高輝度LEDにおいては表面実装ができないために手作業或いは半
田ディップによる基板実装が行われていたのが現状であるが、今回開発した反射型L
EDは高温のリフロー炉(鉛フリー対応)を通過させても光度劣化や信頼性の低下が
無く、且つ最先端の独自の光学設計技術を駆使した反射型構造により高い放射効率が
確保され、小型で実装高さも3mm以下にできるなど高輝度LED分野においては画
期的な新製品と言える。
反射型LEDとは発光素子から放射された光の殆ど全てを一旦反射鏡で受けた後に
光制御された光としてLED外部へ放射できるために、従来から高輝度LEDとして
存在している発光素子から放射された光の一部を樹脂レンズによって光制御するいわ
ゆる砲弾型LEDに比べて3倍近い放射強度が得られ、且つ小型であることが最大の
特徴である。
反射を利用した同種の高輝度反射型LEDは数種発表されているが、全て表面実装
対応は出来ずに市場において強く望まれていた機能と言え、それらを含めて高輝度L
EDの問題点を一挙に解決した製品が今回発表の製品と言える。
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