エデルマン・ジャパン、JAPiCOと提携し個人情報漏えい防止を推進する 企業向けコミュニケーションサービスの提供を開始
2014.10.30 15:00
世界最大のPRコンサルティング会社エデルマンの日本法人エデルマン・ジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役:ロス・ローブリー)は本日、ますます重要性を増す個人情報保護問題に関連し、企業の広報活動を支援するための新サービスを開始することを発表しました。サービス開始にあたり、エデルマンは情報の保護およびプライバシーの強化に取り組む日本の大手認証機関である一般社団法人 日本個人情報管理協会(JAPiCO)と提携いたします。
エデルマンは今回のJAPiCOとの提携によって、個人情報保護法に関するコンサルティング、プライバシー保護担当者向けの研修、社内における脆弱性の見直し、情報保護マニュアル作成支援のほか、情報漏えいの発生時に実践的なコミュニケーション支援を行うサービスをお客様に提供します。
デジタル時代への移行に伴い、情報保護に必要な対策を講じるだけでなく、情報の漏えいや不正利用に対処するための適切な広報活動が以前にも増して重要になっています。問題への対処を誤ったために企業の評判や株価に大きな影響が出てしまった例もあり、当社のお客様からもこういった状況に適切に対応するためのサービスを求める声が強まっていました。こうしたニーズを受けてエデルマンは、情報保護のあらゆる領域におけるエキスパートであるJAPiCOと提携し、より深い専門知識に基づく包括的な企業コミュニケーションプログラムをお客様に提供することとなりました。エデルマンのこれまでのコミュニケーションコンサルティングの経験に加え、JAPiCOの備える情報保護に関する法律や必要な対策について幅広い知識を活用することが可能になります。
JAPiCOは、以下の2つの重要なサービスを展開しています。1つは、厳格な規則に基づいて個人情報を保護する能力を有していると認められた個人に対し、JAPiCOの認証を与える事業です。もう1つは、個人情報を管理する能力を備えた人材を育成するための専門的なトレーニングコースを提供する事業です。このコースでは、個人情報保護法を徹底的に検証し、実際的な個人情報管理計画を示すほか、個人情報の取り扱いと管理を目的とした詳細な情報保護カリキュラムを提供しています。コース修了者には認定証が発行されます。
JAPiCOの理事長である中島 洋氏は次のように述べています。「日本でエデルマンと提携できることを喜ばしく思います。エデルマンの優れたクライシスコミュニケーション・スキルを活用することで、当協会は日本の法律に基づいて企業が適切に個人情報を取り扱うにあたって必要不可欠なサービスを提供できるようになります」
JAPiCOについて
一般社団法人 日本個人情報管理協会(JAPiCO)は、個人情報保護・管理を目的とする第三者認証機関です。高度情報化社会の現在の発達を踏まえ、プライバシーを守るという個人情報保護法の基本理念の実現を目指し、コンプライアンス管理や情報提供などのサービスを提供しています。また2011年8月18日、経済産業大臣から、2013年12月24日、厚生労働大臣から、個人情報の保護に関する法律第37条第一項に定める「認定個人情報保護団体」として認定されました。
エデルマン・ジャパンについて
世界のPRをリードするエデルマンは、目まぐるしく変化する状況に対して常に新しいアプローチでクライアントのニーズにこたえています。現在、PRコミュニケーションは、マーケティング全体の戦略として、メディアリレーションだけにとどまらず、デジタルの有効活用を含めた複合的な活動が不可欠となっています。エデルマン・ジャパンは、世界最大のPR会社の日本支社として、グローバルな独自調査などに基づいた効果的なサービスを提供しています。世界65都市に拠点を構える世界最大級のネットワークを活かし、日本国内におけるコミュニケーションマーケティングのみならず、日本企業の海外におけるコミュニケーション活動支援も展開しています。詳細はhttp://www.edelman.jp をご覧ください。