リプロセルグループ各社製品の相互販売開始について
この度、当社リプロセル並びに海外の連結子会社であるReinnervate(英国)・BioServe(米国)の2社は、各社製品を相互に販売開始しましたのでお知らせいたします。相互販売を開始した製品は以下の通りです。
(1) 当社の主要製品は、iPS細胞に特化した研究試薬と創薬プロセスにおける薬効評価用の機能細胞(心臓細胞、肝臓細胞、神経細胞)であり、大学や製薬企業の研究者向けに提供されています。
(2) Reinnervateの主要製品であるAlvetex(R)シリーズは簡単な操作で生体内に近い3次元細胞培養を実現し、より高機能な細胞が得られる培養用プレートであり、癌やiPS細胞などの研究を進めておられる企業・大学の研究者に、創薬スクリーニング及び学術研究等の幅広い用途で利用されています。
(3) BioServeの主要製品は世界各国の700の医療機関、120,000名以上の患者様より採取された60万個以上のヒト生体試料です。癌、代謝疾患、免疫疾患等を提供可能な疾患分類としております。
また、iPS細胞の作製効率が従来手法に比べ、100~1,000倍に向上する「mRNAリプログラミング」等のiPS細胞技術を持ち、iPS細胞向けの研究試薬を手掛けるStemgent(米国)の製品に関する相互販売につきましても11月中の開始を見込んでおります。Stemgentは前述の製品を含むiPS細胞研究用を中心に、癌研究用を含む幅広い研究試薬を取り揃えております。
Reinnervate、BioServe、Stemgentのグループ3社の買収を通して、買収以前から当社が対象としてきておりますiPS細胞分野の顧客に、より幅広い製品を持って貢献できることとなります。加えて、同グループ3社は癌研究を対象市場とする製品群を持つため、iPS細胞分野に加えて、癌分野にもビジネスの領域を広げることができました。4社それぞれの顧客基盤を最大限に活用すると共に、地域特性に応じた営業・マーケティング手法を採用することでグローバル展開を加速してまいります。
■ご参考
Reinnervate:急速に成長する3次元細胞培養市場を牽引(英国)
URL: http://reinnervate.com/
BioServe:世界最大規模のヒト生体試料バンキングを展開(米国)
URL: http://www.bioserve.com/
Stemgent:iPS細胞技術の上流から下流までをカバー(米国)
URL: https://www.stemgent.com/
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