エスアールエル、乳がん予後予測遺伝子検査により治療効果を予測

エスアールエル、乳がん予後予測遺伝子検査により治療効果を予測

報道関係者各位                      2007年1月23日
プレスリリース                 株式会社エスアールエル

       乳がん予後予測遺伝子検査により治療効果を予測
   エスアールエル、Genomic Health Inc.と独占検査受託契約を締結
             2007年2月より受託開始

 みらかホールディングス株式会社の事業会社である株式会社エスアールエル
 (代表取締役社長:田澤 裕光、本社:東京都立川市、以下「SRL」)は、
 米国Genomic Health Inc.(以下「GHI社」)と日本における独占検査受託
 契約を締結し、同社が開発したOncotype DX(TM)による
 「乳がん予後予測遺伝子検査」の受託を開始します。

1.Oncotype DX(TM)の概要
 ■GHI社のOncotype DX(TM)は、米国において遺伝子発現解析を用いた乳がんの
  予後予測検査として、エストロゲン・レセプター(+)、リンパ節転移(-)の
  StageIまたはIIの早期浸潤性乳がん患者を対象に実施されており、専門医や
  医療機関、FDAなどから注目を集めています。

 ■Oncotype DX(TM)は、手術により得られた乳がん組織を検体として、21種類
  の遺伝子(16種類のよく知られたがん関連遺伝子と5種類の対照遺伝子)の
  発現量をRT-PCR(Reverse Transcriptase Polymerase Chain Reaction)法を
  用いて測定し、GHI社独自のアルゴリズムにより再発スコア(Recurrence
  Score)を計算するもので、この分野における現在の報告の中では最先端の
  分析法と考えられています。
  再発スコアは、0から100のスケールで表現され、その値によって再発リスク
  が「低い」・「中間」・「高い」の3グループに分けられます。

 ■Oncotype DX(TM)は、早期浸潤性乳がん患者の術後再発リスクの予測により、
  必要以上の化学療法を回避したり、補助療法の効果予測のための研究に
  役立ちます。
  また、患者個々の治療計画の立案やオーダーメイド医療の実現に貢献すると
  期待されています。

2.検査受託概要
 ■受託開始  : 2007年2月1日
 ■項目名   : oncotype DX (研究用)
 ■検体    : 乳がん組織
 ■測定方法  : 遺伝子発現解析
 ■価格    : ¥450,000
 ■検査実施施設: 本検査は弊社が受託し、GHI社に再委託されます。
 ■URL     : http://www.srl-group.co.jp/pr/oncotype.pdf

3.GHI社の概要
 ■GHI社は、2000年8月に米国・カリフォルニア州・レッドウッドシティに設立
  された、生命科学を専門とする会社です。個々の患者における再発リスクや
  治療法の有用性に関わる情報を提供しています。
  同社は、最先端の遺伝子研究に基づき、臨床的に検証された検査を提供して
  います。
 ■URL     : http://www.genomichealth.com/

4.本件についてのお問合せ先
【一般向け】
 株式会社エスアールエル
 担当: 社長室 瀧(たき)、多胡(たご)
 TEL : 042-526-7101

【医療機関・研究機関向け】
 株式会社エスアールエル
 担当: 学術情報部 及川(おいかわ)
 TEL : 042-526-7141
 
 ※会社概要、Webからのお問合せは、弊社ホームページよりお願いいたします。
 ■URL : http://www.srl-group.co.jp/
                                 以上

カテゴリ:
サービス
タグ:
医療

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