健康リスクを含む現代食を、もっと美味しく、もっと楽しく 「脂肪と糖の研究室」を設立
無意識に摂取しているからあぶない「働く人のランチ習慣実態調査」 半数が「脂肪」と「糖」への依存を自覚。理解の浅さも浮き彫りに。
このたび、現代食を健康的に楽しむための情報発信を目的とした「脂肪と糖の研究室」を発足いたしましたのでお知らせいたします。
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池谷敏郎
丼、ラーメン、カレーライスなど日本の食生活は、多様かつ多国籍な美味しさに囲まれ世界から注目されている一方、重大な病気を引き起こすリスクを高めている点については、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」でも、策定目的に生活習慣病の発症予防とともに重症化予防が追加されるなど、深刻な社会問題となっています。
その要因のひとつとされているのが、現代食の「脂質」と「糖質」の過剰摂取です。「脂質」と「糖質」は人間の生命維持活動に不可欠な三大栄養素ですが、過去と比較すると、その構成比はタンパク質が大きな変化がないのに対し、脂質と糖質のバランスは、近年大きく変化しているといわれています。これは、現代食の課題が「脂質」と「糖質」にあることを示唆しており、いち早く取り組むべき課題と考え、このたび、多くの人の食習慣改善を指導してきた専門家をメンバーに、本研究室の設立に至りました。
本研究室では、勤務体系やライフスタイルの多様化により型通りの「規則正しい生活」の実現が難しい現代において、「食べない」といった従来の解決策だけに限らず、適度な運動や適切な食事の習慣化を「どうヘルシーに楽しむか」、様々な情報発信と問題提起を通じ、多くの方々とともに考え、ライフスタイルに合わせた提案をしていくべく、様々な活動に取り組んでまいります。
そこで、発足にともない、わたしたち現代人がいかに無意識に脂質と糖質を摂取しているかを知ってもらうため、「働く人のランチ習慣実態調査」を実施いたしました。その結果、ランチタイムは、糖質たっぷりの炭水化物と脂を多く含むメニューを食べる人が多く、「脂肪と糖」に依存している自覚がある人が半数にものぼっています。今後、ながく健康的な生活を送るためには、油断しがちなランチタイムから見直す必要がありそうです。
本研究室の詳しい概要や参画者、予定活動内容については、次頁をご参照くださいませ。また、「働く人のランチ習慣実態調査」詳細につきましては、別添資料にてご確認くださいますようお願い申し上げます。
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団体概要
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【概要】
●名称 : 脂肪と糖の研究室
●設立 : 2015年1月
●活動目的 : 現代食生活における「脂肪」と「糖質」の過剰摂取に関する啓発
●活動内容 : ・現代食を取り巻く栄養環境に関する各種調査の実施
・脂質と糖質の摂り過ぎによる人体への影響の考察、提唱
・現代食の健康的、効率的な楽しみ方の考察、提唱
・以上に関する公式ホームページ、各種広報活動を通じた情報発信
※今後の検討や環境変化等により変更する場合があります。
●参画メンバー : 池谷敏郎 (医学博士/医療法人社団池谷医院院長兼理事長)
浅野まみこ(管理栄養士/株式会社エビータ代表)
●協力 : 松谷化学工業株式会社
●URL : http://shibou-tou.jp
【参画メンバープロフィール】
※ 参画者へのご取材・お問合せについては、下記事務局までご連絡くださいませ。
恐れ入りますが直接のコンタクトはご遠慮ください。
池谷 敏郎 (いけたに としろう)
医学博士。総合内科専門医。医療法人社団池谷医院院長兼理事長。東京医科大学循環器内科客員講師。生活習慣病、血管、心臓などの循環器系のスペシャリスト。現在でも臨床現場に立ち、実践的なダイエットや健康的なカラダづくりの指導を行う。
浅野 まみこ (あさの まみこ)
管理栄養士。健康運動指導士。食と健康のコンサルティング会社・(株)エビータ代表。病院や企業などで数多くの栄養相談を行ってきた経験を活かし、現代人のライフスタイルに合わせた栄養指導、食スタイルを提案し、メディアをはじめ多方面で活躍中。
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