KVH、日本取引所グループとシンガポール取引所の両コロケーション間を超低遅延で接続するサービス「JPX-SGX Co-Location Direct」を提供
アジアの情報デリバリー・プラットフォームを提供するKVH株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:東瀬 エドワード、以下「KVH」)は本日、株式会社日本取引所グループ(以下「JPX」)の提供パートナーベンダーとして、JPXとシンガポール取引所(以下「SGX」)のコロケーション間を超低遅延で接続するサービス「JPX-SGX Co-Location Direct」を提供することについて合意しました。本サービスはJPXとSGXの戦略的提携に基づいています。
KVHは活況を極めるアジア取引所市場のトレンドに対応し、「JPX-SGX Co-Location Direct」の提供を開始しました。KVHは既にJPXと多数の海外投資家拠点を高信頼性ネットワークでグローバルに接続する「arrownet-Global」を展開中ですが、「JPX-SGX Co-Location Direct」においてはJPXとSGXの両コロケーションサイトがある同一データセンター内に直接自社POPを敷設することにより、JPXおよびSGXへのローカルアクセス不要の圧倒的優位な超低遅延環境を構築し、東京-シンガポール間の金融市場流動性を集中的に向上させます。また、グローバルな需要に対応し、多言語サポート体制を整えています。
KVH株式会社代表取締役兼CEO、東瀬エドワードは次のように述べています。「KVHは設立当初より資本市場セクターへのリソース集中をはかり、アジア最高クラスの低遅延ネットワークを運営してきました。このたび、『JPX-SGX Co-Location Direct』により、東京-シンガポール間の金融市場参加者のミッション・クリティカルなビジネスの根幹をKVHの堅牢なネットワーク基盤で支え、高い利便性とさらなる付加価値を提供できることができ大変光栄に思います。」
株式会社東京証券取引所執行役員、横山隆介は次のように述べています。「JPXとKVHは、arrownetの提供を通じ、日本のマーケットインフラを支える重要なパートナーとして、長きに渡り関係を築いてきました。今回のグローバル展開にあたり、KVHの持つ最低遅延国際回線および海外取引所のプロキシミティ・データセンター、世界各国に敷かれた厚い体制などの豊富なリソースによって、JPXと海外取引所を接続する投資家の利便性が高まったことを心から歓迎するとともに、更なる利用者満足向上に向け、パートナーとして強く期待しております。」
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JPX-SGX Co-Location Direct
JPX-SGX Co-Location Directのサービス詳細およびSLAを含む提供条件詳細については、KVHセールスパートナー(sales-japan@KVHasia.com)までお問い合わせください。
KVH について
KVHはアジア太平洋地域で事業展開するITサービス、データセンター・プロバイダーとして、クラウドとネットワークを統合したソリューションおよび業界最高クラスのサービスを提供すべく日本で設立されました。KVHは自社保有する通信インフラに通じ、お客様の重要なビジネス情報の配信、共有、処理、保管における課題をIT、クラウド、データセンター、マネージド・ネットワーク、プロフェッショナルの各種サービスで解決します。
Colt(ロンドン証券取引所:COLT)傘下であるKVHは、Coltの有する世界規模のネットワーク、ITサービス、データセンターを活用し、ヨーロッパ、アジア、米国における28ヶ国200以上の都市を接続し、47主要都市にてメトロポリタン・エリア・ネットワークを展開しています。Coltはヨーロッパにて22カ所のキャリア・ニュートラルなデータセンターを所有・運用し、KVHはアジア太平洋地域にて7カ所を運用しています。 詳しくはwww.KVHasia.comをご覧ください。
株式会社日本取引所グループについて
株式会社日本取引所グループは、世界を代表する取引所グループであり、アジア太平洋地域で最大規模の証券取引所である株式会社東京証券取引所と、主要デリバティブ取引所である株式会社大阪取引所の経営統合により、2013年1月1日に設立された持株会社です。同年1月4日には、自社株式を、東京証券取引所にも上場しています。時価総額4.4兆USドル(=約525兆円)(2014年12月末)の株式市場を有するほか、日本を代表するデリバティブ取引である、日経225先物、TOPIX 先物、国債証券先物等の取扱いを行っています。詳細は同社サイトをご覧ください。http://www.jpx.co.jp/index.html
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