ラインナップますます充実!『功名が辻』『夏草の賦』など 司馬遼太郎さんの小説6作品の電子書籍版、2月6日発売
株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松井清人)は2月6日(金)、故・司馬遼太郎さんの小説6作品の電子書籍版を発売いたします。
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功名が辻(一) 書影
今回新たに発売するのは、『功名が辻』全4巻、『夏草の賦』上下巻、『義経』上下巻、『大盗禅師』、『故郷忘じがたく候』、『花妖譚』です(『功名が辻』『夏草の賦』『義経』は、全巻を1コンテンツにまとめた合本版も発売)。
文藝春秋は、司馬遼太郎作品初の本格電子化となった2013年6月の『竜馬がゆく』に始まり、『翔ぶが如く』『世に棲む日日』などの電子書籍を発売し、好評を博してきました。そして今回の6作品を加え、文藝春秋が配信する司馬作品の電子書籍は計13タイトル。物語の舞台は鎌倉時代から明治初年まで、またボリュームも文庫版で10巻にもなる超大作から初期の小品まで、バラエティに富んだラインナップになりました。
『夏草の賦』の主人公は、テレビゲームなどの影響により“歴女”の間でも人気が高まっている長曾我部元親。戦国の世にあって四国を席巻し、ひたすらに天下を目指すも信長、秀吉に阻まれた風雲児の生涯を、司馬さんが愛情に満ちた筆で活写します。
『功名が辻』は、関ヶ原の後、長曾我部家に替わって土佐二十四万石の大名となった山内一豊と、戦国一の賢妻と名高い正室・千代の立身出世物語。愛らしくも機知に富んだ千代の活躍は、多くの読者を魅了してきました。2006年にはNHK大河ドラマになったのをご記憶の方も多いでしょう。
他にも、日本史を代表する悲劇の英雄を描いた『義経』、全集未収録の幻想歴史小説『大盗禅師』、ファン人気の高い珠玉の短編集『故郷忘じがたく候』、そして司馬さんが新聞記者時代に書いた、花にまつわる幻想小説集『花妖譚』と、見逃せないタイトルが揃っています。
なお同じく2月6日には、新潮社より司馬さんの『城塞』(全3巻)、『関ヶ原』(全3巻)の電子書籍版も発売されます。これを記念し、各電子書店にて出版社の枠を越えた司馬作品キャンペーンが展開される予定です。
没後二十年を来年に控え、電子書籍の充実で更なる盛り上がりが期待される司馬作品。今後も、「司馬さんの本を電子書籍で読み返したい!」「電子書籍で初めて司馬さんの本に出会った。他の作品も読んでみたい!」という読者の熱い声に応えていきます。
■書誌情報
著者 :司馬遼太郎
書名 :『功名が辻(一)~(四)』『同・合本』
『夏草の賦(上)(下)』『同・合本』
『義経(上)(下)』『同・合本』
『大盗禅師』『故郷忘じがたく候』『花妖譚』の電子書籍版
発売日:2015年2月6日(金)
販売電子書店:Kindleストア、iBooks Store、楽天kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、GALAPAGOS STORE 他、電子書籍を販売している主要書店
*本リリースの添付画像はご自由にお使い下さい。
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